友人に譲ったKLX125は、友人の奥さんがメインで乗る事になりそうだという事で、リヤサスペンションのセッティングを変更する事にした。
今までは体重が同じぐらいの友人が乗っていたので、サスペンションはそのままだったのだが、友人の奥さんは小柄で軽量な為、どうやら足着きに不安があるらしい。
1G、1G'の沈み込みを調整する為にプリロードを弱めるのだけれど、KLX125のプリロード調整は本当に面倒なのだ。
とにかく狭くてフックレンチが入らないから、面倒だがサスペンションを取り外して、調整するのが一番手っ取り早い。
KLX140のサスペンションのプリロードは無断階調整なので、結構融通が効く。 本当は友人の奥さんに乗ってもらって調整するのが良いのだが、居ないものは仕方がない。
取り敢えず目測で6,7mm程緩める。 これでも相当柔らかくなる。
この状態で、友人や私が乗ったら圧側の減衰調整を最大にしても、ちょっとした段差でボトムしてしまう。
これで足着きが厳しいようなら、減衰を少し弱くしてみて、それでも駄目なら、友人には今後の乗車を諦めてもらって、奥さん専用にプリロードを更に弱めるしか無い。
サスペンションを取り外すついでにチェーンの掃除とリンクのグリスの状態を確認。
リンクのグリスはベアリング仕様に改造した為、非常に良好。ベアリングとベアリングの間にグリス溜まりができたのが良いみたいだ。
チェーンは灯油で洗って、チェーンルブを塗布する。 ルブを塗布する前に伸びを確認。
そこそこ伸びている。チェーン横方向にこれだけ撓むとは…
で、車体にチェーンを取付けて、後輪を手で回しながら、チェーンルブを塗布していくと、どうやら、一箇所チェーンのリンクが固着している。
写真を見てもらえば分かるが、別にサビが酷いとか、そういう状況でも無いので、単純にピンかプレートが歪んでいるのかもしれない。
前回交換したのが23577kmだから、まだ2500kmぐらいしか走ってないというのに、散々な状態だ。 頑張ればあと2000kmぐらい使えるのかな…どうだろう?
KMCのチェーンは700円程度で買えるから、オイル交換と同時ぐらいに交換して、使い捨てれば良いのかもしれないが、それだったら、国内メーカー製のヘビーデューティー仕様のチェーンっを使うのとコストパフォーマンスは大して変わらない。
信頼性はメンテナンス次第だと思うが、個人的には国内メーカー製の方が良い気がする。
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