とりとめもないBLOG

ただの日記です

ThinkPad X40にSSDを載せてみた

2009-01-05 23:09:35 | PC関連
以前、無線LANを802.11n化したThinkPad X40を今度はSSD化してみました。
参考にさせていただいたのは以下のページです。
 ThinkPad X40のSSD化&HDD交換@ウィキ
 X40-1-ThinkPad X60s/X40/X31 メモ
 WPS-ZIF40 X40 ZIF変換
流石にX40のHDDは製品寿命的に厳しいとあって、SSD化は出尽くした感があります。
SSD化も先人の方々が多く、特にこれといって不具合も無くサクサクと進んだ次第です。
まず、今回使用したSSDですが、「Mtron SSD MOBI 3000 1.8inch PATA 32GB」です。ちなみにBIOS上での型番は「MSD-PATA3018-ZIF2-(」となっています。Yahooオークションで19500円で入手しました。

写真の通り、かなりの過剰梱包でして、昔のHDDの梱包を思い出してしまいました。HDDよりも物理的衝撃には強いんだから、梱包なんかプチプチを一巻きするぐらいで十分だと思うんですけどね。
そして、これをX40に取り付けるには変換アダプターが必要になります。今回利用したのは、以下の写真の物です。

FPCが2枚ついていまして、今回利用するのは片方が白いFPCです。PC1sで1240円でした。
この変換アダプターは5Vを3.3Vに変圧するレギュレーターがついていまして、他にもLEDやらジャンパーピンがついています。

変圧に関しては、X40から供給されている電圧が元から3.3Vですので、必要ありませんから、レギュレーターを取り外して、電源ラインを直結します。その他の突起物は狭い場所に押し込む為、邪魔なので、全て取り外す必要があります。 で、それらを取り外してショートさせたのが以下の写真。

このままですと、X40に取り付けた際に、色々な所と接触してショートしてしまいますので、手元に大量に余っているハーネステープを適当に巻きます。すると以下の写真のように怪しげな基板ができあがります。
 
SSDをX40に装着するには、X40のパームレスト部分を取り外して、装着する必要があります。
バラす方法の詳細は上記の参照ページに詳しく載っているので省略します。

SSDをX40のHDDを入れるスペースに収めようとすると、写真のように本当に微妙なサイズの違いで収まりません。
 
そこでHDDを挿入するためのプラスチックのガワがありますので、それを取り外してしまいます。そうしてSSDと変換コネクターを収めたのが以下の写真です。
 
FPCはコネクター部分のプラスチックの補強部分が折れると断線しやすいので、なるべく折れ角が緩くなるように装着しています。
装着しましたら、パームレストやキーボードを装着して、元に戻します。なお、パームレストの部分の裏側がアルミの板になっていますので、念のためハーネステープを貼ってコネクターが当たりそうな部分を絶縁しておきます。

起動画面でF1キーを押してBIOSを表示させてHDDの所に写真のように出ていれば、無事に認識しています。

新品のSSDには当然リカバリー領域はありませんので、あらかじめ元HDDのイメージをバックアップソフトで取るか、普通のWindowsXPをクリーンインストールする事になります。
とりあえずバックアップは既に取っていましたので、今回はたまたま手元にあるDELLのWindowsXP Professional SP3のリカバリーCDを使ってクリーンインストールする事にします。
ご存じの通り、DELLのリカバリーCD/DVDはOEM版のWindowsとほぼ同じですから、SP+メーカーとかnLiteを使ってパッチを当てた物と違い、ちゃんとメーカーが用意したSP3です。 今回は関係無いですが、「UAA絡みのドライバーが変に入って音が鳴らない」等のトラブルから解放されるので、結構重宝します。それはさておき、プロダクトIDはアクティベーションの際に、X40の底面に貼ってある物に変更すれば問題ありません。
OSのインストールが完了して、ドライバーその他諸々をインストールしたので、ベンチマークを取ってみます。

まぁ、こんな感じです。元々の1.8インチHDDが激遅だったので、素晴らしく早く感じます。
無線も802.11nになって、HDD速度もその辺の3.5インチHDDよりも速くなった事で、X40の使用期間があと2年は伸びたんじゃないかと…まぁかかった金額を考えると殆ど自己満足なんですけどね。
ちなみに、ベンチマークを取った時のソフトウェア環境は
WindowsXP Professional SP3(Windows Update済み)
AVG Ver.8 Free Edition
MS Office 2000 Professional
Gray Utilities
WinRAR
ATOK2007
Becky2
FireFox3
Skype
等々。とりあえずSSDの寿命を鑑みてRRAMDISKを使ってRAMDISKを構築してテンポラリーをRAMDISKに移行させています。EWFまで弄れば完璧なのかもしれませんが、そこまでやるのも面倒なので…ちなみにRAMDISKの速度は

まぁ、RAMですから速くて当然ですね。
なお、EWFの導入に関しては此方がわかりやすいかもしれません。
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