八丁池からの帰りはどのルートを通るか迷いましたが、上り行幸歩道を行くことにしました。
池からすぐの所にトイレと見晴台があります。見晴台へ登ってみましたが、霧のため視界が悪くあまり展望がよくありませんでしたが、かろうじて八丁池は見えました。八丁池の広さが八丁(約560メートル)なのが名前の由来、天城山の噴火で出来た火口湖です。
上り行幸歩道は下り行幸歩道に比べると変化に富んでいますが、道幅が狭い所があるので注意が必要です。途中にワサビ田があり作業をしている人を見かけました、山を登って作業に来るのだから大変な苦労してワサビを作っているのですね。
このあたりではブナの他にヒメシャラの木が多い、ヒメシャラは赤茶けたつるつる肌なのでブナの中にあると目立ちます。他にはアセビやシャクナゲも多く茂っています。
向峠を過ぎた開けた場所に休憩所がありました。天城峠までもう一息ですが、この先は勾配がかなりきつい、つづら折りの道をロープを伝って降りていきます。ロープが新しいので最近、整備したばかりのようです。
坂を下り終えると、天城峠です。ちょうど天城トンネルの上あたりになり右へ降りる道を辿ると旧天城トンネルに出ることができます。
せっかくなので、旧天城トンネルにも寄ってみました。
ここから踊り子歩道を下ると水生地へ戻ることができます。
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