◎静岡県◎
沼津市の黒瀬橋南側に玉造神社があり、祭神は玉造氏族の祖神と水神です。
この神社がある狩野川沿いの香貫山麓には平安初期から玉造りを職業とする民が住んでおり、朝廷に献上する丸玉や装飾用の勾玉、管玉を作っていたそうです。
川を渡った沼津警察署裏付近には玉砥石が残されています。
この石は玉を磨くための砥石として使われたものです。承平年間(931~938年)に書かれた和名類聚抄(平安時代中期に作られた辞書)には駿河国駿河郡に玉造郷の名前が記されているそうですが、香貫一帯が玉造郷だという明確な証拠は見つかっていないそうです。
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