戸定邸は徳川昭武の邸宅で1884年(明治17年)に建てられた木造家屋で国の重要文化財となっており、庭園は国の名勝に指定されています。
部屋数は23もあり広い屋敷ですが明治維新後ということなのか作りは質素。しかし木材や調度品等に特級品の物を使っているのはさすが徳川家の邸宅だと感じます。
まず入ってすぐに目につくのが内蔵に展示してある長持ちと水鉢、長持ちは高松宮喜久子妃殿下が徳川慶喜家から宮家に嫁ぐ際に調えられた長持ちだそうです。
一番の見どころは客間からの庭園になります。
この庭園は座敷に座って眺めると一番きれいに見れるように設計されていたが、復元した際に木の配置や植木の高さなどが変ってしまったので、3年を掛けて当時のままに再現する工事をする予定だそうです。
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