パスポートなどでローマ字表記するときに使われるヘボン式ローマ字というのがあります。例えば“しずおか”の場合は“shizuoka”になります。このヘボン式ローマ字を考案したのが、ジェームス・カーチス・ヘップバーン(通称:ヘボン)です。
ヘボンは1859年(安政6年)に来日し横浜で医療活動と伝道活動をしていましたが、1874年(明治7年)に教会を設立、それが現在の横浜指路教会です。
当初は赤レンガの建物でしたが関東大震災により倒壊したあと現在の建物が1926年(対象5年)に建てられました。初期のゴシック建築で重厚な造り。オフィス・ビルが多い中で意外に周囲に溶け込んでいる感じがしました。
ちなみに、この教会は竹中工務店が設計・施工したそうです。