今週の火曜日に小谷へBCスキーに出かけたばかりでしたが、その舌の根も乾かないうちに今日は八方のBCへ行ってきました!
みんなこの晴天を待ちわびていたのか、今朝の八方池山荘前は黒山の人だかり。
我先にとシールを装着し、出発していきます。
我々はというと、またまた滝本さんを筆頭に、柴田君と加藤美紀ちゃん、そして私の4人。不帰Ⅱ峰からの滑降を目指す柴田君は、どんどん先に進んでいきます。残りの3人はお気楽ムードでマイペース登高。
私たちの目指したのは唐松岳と不帰Ⅲ峰の間にあるDルンゼ。
ちょうど私の左、三本目のリッジのさらに左にある大きな沢状地形の谷です。
唐松の山頂で気が付けば、我々が不帰滑降隊の中ではトップの位置に!!しかし今日は本当にいい天気。山頂からはちょっと太った剱岳と、その背後には富山の街並みから富山湾まできれいに見えました。
さてさて目指すDルンゼを上から見下ろすと、思ったより傾斜はなさそう。しかも現在のところノートラック!今日はきっとギタギタになった斜面を滑るのだとばかり思っていたので、ちょっとうれしくもありしかし不安でもあり・・・
ドロップ地点までの下降で、心臓はすでにバクバク状態でした!
とりあえず雪質をチェックし、かなり安定している感じだったので一安心。しかもルンゼに一歩踏み出してみたらそこは極上のパウダーではありませんか!
スキーカットして雪崩れないのを確認し、一気にドロップ!思いのほか快適な斜面に大胆なターンでファーストトラックを刻ませていただきました!!(んー、ちょっと図に乗りすぎかな・・・)
でも雪質はサイコーのだったのは確か。天気と良いまさに今日はTHE DAYだったのです!!
以前砂時計を滑った(とりあえず下りただけ)時は、死に死にの状態で、楽しくもなんともなかったのですが、今日はまさに楽しい!の一言!!
さすがに下に降りてくると、雪もかなりパックされて硬くなってきました。それでもエッジのバリバリ利いた斜面は快適そのもの。
二俣にたどり着くころにはすでに満腹で今日の大イベントを締めくくりました。
いやー、初めての不帰でこの天気と上質のパウダー。ますますやめられませんね!