流離未踏

流れの果てにあるものは・・青天霹靂

心浮き立つ花めぐり 1

2022年05月26日 | 旅みたいな・・
北本通りを東に進み、動物病院の手前を右に折れる。

エリーズカフェ (東京都北区赤羽2-24-1)
ツタに覆われたビルが大きな森のような雰囲気で下から見上げると圧倒される。

開花したバラの数がすごい!周囲には芳香が漂い、香りにむせる。

赤羽公園の中を抜ける (東京都北区赤羽南1-14-17)
子供たちが幼かったころに何度も遊びに来たが、この遊具がまだあったとは・・超ビックリ!

JRの高架をくぐり、アジサイが開花し始めた稲付遊歩道に入る。
(
東京都北区赤羽西2-1)

涼やかな色のガクアジサイ、その根元にはドクダミの花がまばらに咲く。
少しだけ低山を歩いているような気分に浸る。

香取神社下から法真寺門前に抜ける崖の上に向かう。
左手に建つ南無妙法蓮華経ときざまれた題目塔は以前は坂下にあったと思う。

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心浮き立つ花めぐり 2

ナキノ原 2

2022年05月25日 | 旅みたいな・・
旧熊谷堤を越えたらつぎは何を目途に彷徨うか?
いつものパターンで何となく旧家や寺社に残る林や緑地が目に入ると足は自然にそちらに向かう。

左に折れて突当たりは実相寺 (埼玉県川口市領家2-14)
実相寺の文明三年(1471)銘の青石板碑は現存する日本最古の庚申塔になる。

この寺の青石板碑を見ることが出来ないのはちょっと残念。
先日訪ねた浮間の北向地蔵堂にあった板碑は文明十六年(1484)建立なので13年ほど新しいが、いつでも見ることが出来る。

旧熊谷堤を西に向かって戻り道。

左に折れて、領家工場街 (埼玉県川口市領家4-1-15附近)

前回記事 
領家工場街 2020年2月26日

隣の工場は更地になったしまった。
ずいぶん前の夜中、領家辺りで火災があったらしいが、ここだったのか?

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きょうのネタは天然チダイ

2022年05月24日 | 吉田屋で何食べる?
子持ちの天然チダイがきょうのネタ。
春から夏にかけて出回り、値段も手頃で税込494円。

久しぶりの鮮魚なのでグルングルンと腕によりをかけ、鱗をはがして頭を落とす。
二枚におろし、中骨のついた片身は強めに塩をふって後日のお楽しみ。

エラを外してきれいに汚れを取った頭は日本料理の定番、煮付でどうですか?
甘濃い味付けもいいですが、魚卵も一緒に炊いたので薄味仕立て。

ふっくら煮上がった卵のプチプチな歯ごたえがたまりません。

つぎは奥さんが好みの皮付きの炙り。
皮目を直火で炙ってから冷凍庫に入れて冷したので身がキュッとしまって口当たりがいいですよ。

大葉に巻いて食べると味わいサッパリ。
初夏に向かって気温が上がる今の季節に似合いの爽やかさ&ムチムチ食感。

煮付けの汁は旨味がギュッと濃くなっているので少し薄めて冷麦にかけてみました。

〆で味わうにゅうめんは出汁が利いて絶品・・超おすすめです。

ナキノ原 1

2022年05月23日 | 旅みたいな・・
明治初期、熊谷堤と荒川にはさまれたこの河川敷は「ナキノ原」と呼ばれていたらしい。
先日訪ねた志茂熊野神社に移築された梛野原稲荷神社はこの辺りの飛び地に在ったらしい。

前回記事 
あのころに戻りたい 志茂熊野神社 (2022年05月04日

梛木の橋(なぎのはし)という橋名が今も残る周辺を散策する。
100年以上もむかしのことなので何も残ってるはずは無いが、気分だけでも味わいたい。

少しだけ懐かしさを感じるピンク電話。
ピ・ン・ク・・と記しただけで、なぜか胸が高鳴る。チムドンドン!

「梛木の橋(なぎのはし)」
明治初期、荒川本流からこの橋の架かる旧芝川の範囲が主に水田だったようだ。

旧芝川を越える。

左右に横切るのは明治時代から残る旧い生活道(旧熊谷堤)。
1メートル以上の高低差があるので手前が河川敷(畑)だった頃の雰囲気を感じる。
前回記事 
旧熊谷堤 (1) (2020年05月18日)

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