今日は彼岸の中日。お墓参りにいった。天候もまずまずで、かなりの墓参者がいた。思い出といえばやはり故人の登場も多い。故人を思い出すということでも、この彼岸というものはなかなかいいものだと思う。
墓前で義妹親子にあった。故人を参るという共通の目的があるからばったり逢うという確率も多いかもしれないが、こういうことが、過去と現在とを結ぶ故人の役割なのかもしれない。久しぶりなので皆で食事をして帰った。20歳前後の姪たちは美しく育ってなんともまぶしい。彼女たちの誕生から知るものとして、過ぎ去った長い年月の思い出がふーと通り過ぎていった。家に帰り庭にでると、亡き義母の植えたぼけの木に花が咲いていた。人も花も、生はずーっと続いているようだ。