※背景/PotoBさん/写真AC
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選者は中級以上部門は夏井いつき先生、初級者部門は家藤正人先生です。
2月の兼題は季語【余寒】春(時候)でした。➜傍題:残る寒さ
※俳句歳時記
寒明後になお残る寒さをいう。
同じ様な季語に春寒(はるさむ)があるが、春寒(春寒し)は、既に春になった気分が強い。
例句:【世を恋うて人を恐るゝ余寒かな/村上鬼城】
妹の句:【朝陽眩しくも余寒肩に落つ】(初級者部門/入選)
私の句:【日暮れ時残る寒さや帰路急ぐ】(初級者部門/入選)
※背景/銀座/iPhone写
私の句は今回も「類想」に入っていました。
※家藤先生のピックアップコメント
寒さに関連する事物の連想は似通った物になりやすいようです。
「寒いから○○だ」「寒いから△△する」となる。
類想の上流である「寒いから」を一度離れてみると違った糸口が見えてくるかもしれません。レッツチャレンジ!
私の句が、安定の類想?から脱出するのには、いま暫くかかりそうです。
3月の兼題は【山笑う】(三春/地理➜傍題:笑う山)です。