気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

そろりとろり俳句の道(26)~余寒(よかん)

2024年03月26日 | そろりとろり俳句の道

※背景/PotoBさん/写真AC

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選者は中級以上部門は夏井いつき先生、初級者部門は家藤正人先生です。

2月の兼題は季語【余寒】春(時候)でした。➜傍題:残る寒さ

※俳句歳時記

寒明後になお残る寒さをいう。

同じ様な季語に春寒(はるさむ)があるが、春寒(春寒し)は、既に春になった気分が強い。

例句:【世を恋うて人を恐るゝ余寒かな/村上鬼城】

     

妹の句:【朝陽眩しくも余寒肩に落つ】(初級者部門/入選)

私の句:【日暮れ時残る寒さや帰路急ぐ】(初級者部門/入選)

※背景/銀座/iPhone写

私の句は今回も「類想」に入っていました。

※家藤先生のピックアップコメント

寒さに関連する事物の連想は似通った物になりやすいようです。

「寒いから○○だ」「寒いから△△する」となる。

類想の上流である「寒いから」を一度離れてみると違った糸口が見えてくるかもしれません。レッツチャレンジ!

私の句が、安定の類想?から脱出するのには、いま暫くかかりそうです。

3月の兼題は【山笑う】(三春/地理➜傍題:笑う山)です。

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