🔗前回のブログ
12:20 相馬樓を後にして向かった先は【山居倉庫(さんきょそうこ)】(米保管倉庫)
祭りの影響で少しノロノロ運転でしたが、それでも20分程で着きました。
【山居倉庫】2021(令和3)年3月26日、国指定史跡に認定されました。
この欅(ケヤキ)並木は夏の高温防止のために、建物内部は湿気防止のため二重屋根にするなどの工夫がされている低温倉庫となっているそうです。
(知恵のいかされ方が凄いです)
欅並木と風格ある倉庫の並び、ここはNHKの連続テレビ小説「おしん」のロケ地としても知られているそうです。
この場所は、雨に濡れていることが、かえって趣きを醸し出していました。
欅は秋には紅葉するので、この場所は秋も絵になると思いました。(秋も見てみたいです)
12棟ある中の5・6号棟の裏手に神社がありました。
【三居稲荷神社】
この稲荷神社は、明治二十六年倉庫をこの地に建設するとき、旧藩主酒井家の太郎稲荷および徳川家の禎祥稲荷の二柱勧請して従来から鎮座せる、山居稲荷神社に合祀して三居稲荷神社と改名し、倉庫鎮守の神としております。※境内由緒書より。
2022(令和4)年9月に129年の米倉庫としての役割を終えています。(つい最近まで現役の農業倉庫だったのですね!)
また1号棟の庄内米歴史資料館は、建物の安全性を確認するため当面の間閉館だそうです。(インフォメーションもしている?お土産屋さんのおばさんに聞きました)
12号棟と11号棟には、お土産さん・お食事処・ミュージアム(おしん人形ギャラリー)があり、食事処で昼食を摂りました。
シンプルなラーメンを食べましたが、とても美味しかったです。
夫と「食べ歩き旅も山形ならできそう」と…ここでも「おいしい山形」顕在でした。
山形県はラーメンも有名だそうです。
お腹も満たし一休みして、次の目的場所【本間美術館】へ向かいました。
13:20 本間美術館は酒田駅の近くにありました。
本間家4代当主光道が、本間家別荘として文化10年(1813年)に建築。
6千坪(約2万平方メートル)の敷地内は、鳥海山を借景に林泉の風致をそえた池を中心とした廻遊式の庭、鶴舞園をはさんで本館と新館(昭和43年竣工)があります。
東宮(後の昭和天皇)が宿泊されるなど迎賓館としても利用されたそうです。(係員の方が一緒に回り、いろいろと説明して下さいました)
この影は鶯だそうです。「彫り物には鶯が居ないのに影には鶯がいるので是非見て下さい」と係員さんが言っていました。…確かにそう思って見れば鶯が居ました。
清遠閣から見た庭園
「もう少し早ければツツジが綺麗に咲いていました」と係員さんが言いました。
…でも緑一色も綺麗でした。
ここのツツジはほとんど白花のようで、ときたま、まだ残って咲いている赤紫の花を見かけました。
庭師さんが2、3人雨にかかわらず手入れしていました。
「本間様には及びはせぬが、せめてなりたや殿様に…」と歌まであったという、日本一の大地主と呼ばれた「本間家」
写真は撮りませんでしたが、2階には本間家が大名から拝領した品・歴史資料として価値の高い文書・当主が好んだ茶道の器物など、重要文化財や重要美術品が多数ありました。
旧本邸は山居倉庫とこの美術館の中間くらいに在りましたが、時間の関係で寄りませんでした。
邸内をひと回りした後に、庭園が見渡せる喫茶室でコーヒーとオリジナルのカステラを頂きました。(こんな庭園を見ながらでは「食べる」ではなく「頂く」になっています!)
軒下(割れた木のオブジェ)
今回山形駅で借りた車
本間美術館を後をにし、酒田駅近くのトヨタレンタカーで車を返すそうなので、記念に写しました。
何気に、車に写真を撮っている私が写っています。
酒田駅
16:30酒田発➜17:09象潟(さきかた)着(羽越本線)
2日目の宿「さんねむ温泉」に向け、電車(羽越線)に乗り象潟(さきかた)まで行きます。
いよいよ秋田に入ります。
夫婦ふたり旅(二日目~三日目)~象潟(夕日の宿/さんねむ温泉)・・・に続きます。
大地主の本間家\(~o~)/
今年の旅予定 もういくつか入れたので 来年以降行きたいなあ。
更新ありがとうございました。
コメントありがとうございます。(^-^)
本間美術館の2階に展示されていた品物や手紙を見て、
それは教科書に出てくるような政治や経済の偉人からのものだったので、
「お殿様よりすごい~」と言われていた理由が分かりました。
今回雨で、庭から見えるはずだった鳥海山が見えなかったこと、本邸へ行けなかったことがあるので、私もまた機会があったら行きたいと思っています。
それまで、元気でいなくてはならないですね。(;^ω^)
ナラママ