【春待つ夜幻想即興曲と猫】
写真AC/杜ビトさん
俳句生活はカタログハウス「通販生活」が行っている夏井いつき先生が審査する俳句投稿コーナーです。
【春待つ(はるまつ)】は1月の兼題
※俳句歳時記
冬(時候)の季語:傍題【待春(たいしゅん)】近づく春を心待ちにすること。
先ずは先日の俳句生活の投句結果
妹の句(人入選):春待つ夜幻想即興曲と猫
私の句(佳作入選):植えこんでみとせ過ぎたり春待つ樹
今回は見出しに妹の句を選んでみました。
ショパンと猫??・・写真選びに苦心しました。
「春を待つ冬の夜、ショパンの夜幻想即興曲を聞いていたら、何故か?飼っていた猫を思い出した・・・」
というのが、私なりの解読です。
ところが、この句を詠んだ本人に聞くと、猫は「思い出しているのでなく、傍に居る」と言うのです。
「その方が暖っかいでしょう!」と・・・「確かに!」
俳句は文字が限られていて、しかも少ないため、読み手によっていろいろと解釈ができてしまいます。
でもそこが面白いのかもしれません。
ショパン「幻想即興曲」は、数あるの中から羽田健太郎さんのピアノ演奏(YouTube)をお借りしました。
ピアノの調べとともに、お花の写真が素敵です。(5分程ですので時間がありましたら聞いて見て下さい)
ショパン「幻想即興曲」 羽田健太郎
母の生前に詠んだ俳句をブログに載せはじめ3年ほど経ち、残る句がもうほとんどなくなりました。
退職後、そんな日のために(ブログネタのために)通信講座などで俳句の勉強を始め2年が経っています。
が・・・一向にその成果がよく分からない(上がらない?)…
それで、何かをしていないと挫折しかねないので、俳句サイトに投句をし始めましたが、
ブログのほうも、新たに【そろりとろり俳句の道】というカテゴリーを作り、
自分の記録とし、ブログに載せることで、モチベーションアップをしたいと思い、
通信講座のこと、著名な俳句の観賞、妹の句など俳句に関することをひとつにまとめてみることにしました。
昨日、横浜でもさくらの開花宣言があったので、句にした「春待つ樹」を見に庭に出てみると・・・咲いていました。
薄いピンク色の可愛らしい花がチラホラと・・・初めて咲きました。
この木は、おととしの母の日プレゼントとして次男から貰った【梅桃/山桜桃/ゆすらうめ】です。
散歩の途中に見かけ、幼い頃が懐かしくなり、育ててみようと思い、自分から所望しました。
実のなる日がとても待ち遠しいです。
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