日田市議会議員 いかわたいき(居川太城)のブログ。

議員活動やプライベートも含めて感じた事、思った事を等身大に記載して参ります。

6月議会閉会。

2018年06月28日 15時04分30秒 | 日記
本当休みたい…いかわたいきです。
6月27日に日田市議会、6月議会が閉会しました。約1ヵ月の会期でしたがヘトヘトです。











と、申しますのも新聞報道された様に今回は「市の不適切処理」に関して、概要及び対応について少し長文になりますが…
今回は、平成28年熊本地震により被災した永山城跡石垣の災害復旧工事において、現場状況に応じた施工範囲の拡大及び新たに確認された隣接石垣の孕(はら)み部分の補修工事です。
このうち「施工範囲の拡大」については、修復に関する工法やその他アドバイスを行う修理委員会の委員から昨年10月に現地での指導により、判明しました。
教育委員会は事業費の増額が予想できたにも関わらず、事業費の見積りを取らず、設計変更や施工業者との協議書の作成など基本的な業務を怠り、結果的には予算措置が無いまま今年4月には石垣の復旧工事が終了していました。
本来のルールならば、昨年の10月時点で補正予算の計上を検討し、議会に報告して予算の確保を図るべき案件でしたが、それがなされず6月議会まで何ら説明が無いまま予算計上をする執行部の対応は甚だ議会軽視です。
地方自治法などの関係法律の抵触有無、唐突な事後報告の様な予算上程の仕方、今回の原因と対策など厳しく議論をしましたが、これを否決した場合、工事の遅延や施工業者へ工事代金を支払えなくなるため、無用な停滞を避けるべく止むを得ず可決としました。
この様な事が2度とないよう事務事業の執行体制の原点に立ち戻り、適切に対応するよう強く求めます。また委員会の総意をもって、今後、同様の事案が繰り返されることがないよう厳重に注意を促し、全議員一致の元、執行部に対して議場にて決議を可決しました。
個人的には、この様な議論は市政発展に対して何も産まないので…もっと発展性のある明るい議論をしたいと考えます。



では、また。