施餓鬼

昨日からお施餓鬼旗の竹を割っています。
毎年3つのお寺から この時期注文があり、母が作っていますが、いい加減私も割れるようにならないとこの先困るので。
う～ん難しいです。鉈で細く綺麗に割るのは 出来そうで出来ない。どうしてもへげたり斜めになったりします。その度に出刃で直したりして、母の三倍かかりました。それでも何とか今迄200本完成。少々不揃いですが、母の許しも出たので、1本4円で売ります。
1日かかって800円のもうけ（笑）、時給100円。

所で「お施餓鬼」ってご存知ですか？
毎年この時期に竹の注文がきて、「おせがき」の言葉は知っていたけど、意味はこのブログを書くにあたって初めて調べて解りました。

餓鬼（現生で悪行をした人や無縁仏が来世でなるもの）にもお盆は施しをしてお供やお経を唱えてあげようと言う会の事だそう。
その際にお参りに来た檀家の方に お経が書かれた小さな旗を配る、その竿にする30センチの割竹を今作っているわけで。

うちの檀那寺は浄土真宗なので、そういう行事はありません。曹洞宗や日蓮宗、浄土宗等の行事らしいです。

神社の御幣の竹やら花筒やら、盆提灯の竹やら この時期は細工物の注文がちょこちょこ来ます。今迄母が一手に作っていましたが、私もそろそろ練習してちゃんとお金になる様な物を作らないと。
元来不器用な私、なかなかハードルが高いです・・・