大失敗・・ってちょっと大袈裟だけど。
とある公共施設が当店で造園道具を購入してくれる事になり、先週息子が配達しました。
市とか県の資材購入って、買ってくれるまでに何度も何度も書類を提出せねばなりません。
施設や県と何度も見積書や発注書をやりとりして予算が通ればそこでやっと購入してもらえます。
しかし、今回施設が欲しいと思っていた物品が納入して初めて違っている事が判明。話があった時に現品を見てもらうべきだった。
値段にすれば三万弱。普段は店では売っていない取り寄せ品です。
何とかとってもらえませんか?とお願いしましたが、ダメ、じゃあ正規のものと交換するからもう少し待ってと言うと2/26、つまり今日までに納入出来なければ無理と言われ、結局返品。
お国は頭が堅いなぁ。これが一般企業なら納期をもう少し待ってくれるのに。
「納期に間に合いませんでした。大変申し訳ございません。」という文面の詫び書まで書かされてしまった。なんかモヤモヤ。
「あんたがよく確認しないから悪いんだろ。」とダンナ。全くその通りですが。
さて、2週間くらい工場で準備した垣根を今週施工に行きました。当店の男衆5人全員で3日かけて建てた約58mの青竹の建仁寺垣。
今時こんな長い距離を本物の建仁寺垣でやらせてくれる方はいません。とある会社の社長の豪邸だとか。
一夏越えれば竹の色も変わってしまいますが、今はとても綺麗。
私は父の作った籠の力竹を付ける作業ををしています。
この籠は三河湾の佐久島の漁師さんに頼まれたアサリ取りの籠。以前は潮干狩りに使う為に沢山売れましたが今はアサリもダメなので、本業の漁師さんくらいしか注文がなくなりました。
まあ、父も面倒くさいのであまり作りたがらず(笑)。近い将来には無くなる籠ですね。