いつも私のブログを見ていてくれる友人から「最近燃えてるねー、音楽ネタばっかりじゃん。」とLINEが。お菓子とかパンとか作ってないの?息子達の面白ネタは?って言われて。
パンはたまに焼いてる、でもクオリティ低くてブログネタにならんし、息子達ネタはみんな成人して前ほど面白い事も起きないしなあ。結局はハマってる音楽ネタになっちゃうんですよね〜。
彼女は昔から音楽にさほど興味が無くて、おそらく私がYouTubeに曲を上げても聴いてない(笑)。パン焼いたとかケーキ作りましたとブログに書くと「美味しそうじゃん!また太るよー。」ってLINEが来る。まあでもそういう友人も大事。色んな視点の違う人との関わりは人生には必要ですね。ごめんAちゃん、また音楽ネタだよー。
さてと、私が作詞作曲を始めたのは高校生の時。(もう44年前ですよー)大学生になりバンドも始めてコンテストやライブに参加する様になりました。
私が大学2年の時にYAMAHAのポプコンに応募して、ラッキーにもつま恋本選会に進めたんです。
私を含め20組くらいのバンドやソロが出ました。その時に1人もの凄く歌の上手い人がいました。曲も素晴らしく感動的で。彼女が絶対グランプリを取ると思いました。それが吉野千代乃さん。(でも、彼女は私と同じく優秀賞で、グランプリは辛島美登里さんでした。)
ポプコンでグランプリと優秀賞の人はコンテストの後の受賞パーティに呼ばれて、その夜もつま恋のホテルに宿泊出来ました。(当時、音楽番組のザ・ベストテンを賑わせていたミュージシャンも沢山来ていました。あみん、チャゲアス、石川優子、伊藤敏博や雅夢などなど。)
私はグランプリを取った辛島さんと同部屋で、深夜まで長話した覚えはありますが、吉野さんとは差し障りの無い挨拶をしただけ。その後もなんの接点もありません。
彼女はポプコンではデビューのきっかけを掴み、2年後にプロになりました、まさにあの感動的な曲「悲しみのタペストリー」で。
彼女をご存知の方いらっしゃるかな?デビュー後10年ほどはメジャーレーベルで活動してみえたけど、その後あまりお名前も聞かず。でも今でもボイストレーナーとして指導されてはいるよう。私より2つ歳上です。
20代の頃、1人で弾き語りでカフェやライブハウスに出ていた際にも彼女の曲を歌っていました。あたかも自分の曲の様に(笑)。
結婚して音楽をやめて30年、事あるごとに彼女の歌を思い出し鼻歌で歌ってはいましたが、再開してまた吉野さんの歌をカバーしたいと言う気持ちがフツフツと湧き上がり・・
当然のごとく高音が出ない。でも必死でカバーしてみました。まずはオリジナルの吉野千代乃さんの歌をどうぞ。
レコードになった時に、正直言ってあれ?っと思いました。あのポプコンのステージで聞いた曲のアレンジはもっと重くて悲しかった。それが軽めのポップスになっていた。今再ブームのシティポップ寄りのアレンジですね。
カバーするならカラオケじゃなくて演奏もアレンジも自分でしたい私、あの当時感動で泣きそうになった重い悲しさを出したいと、あえて暗い感じにしてみたけどどうでしょう?まあ、プロ機材では無いし声は不安定で所々かすれているし、所詮アマチュアですから初めから比較対象では無いけど。
6月末に超久しぶりに出るライブハウスでも歌ってみようと思ってます。ただしキーはもう一音下げて(笑)
高い音が出ないんですもーん(泣)