皆様、お元気ですか?
三連休で彼方此方と足を延ばされた方も多いのかな?
街は雪祭りと中国の春節も終わり
少し静かになるのかな?
最近のトレンドは爆買いならず爆滑りとかで
ニセコやらkiroroやらban.k辺りは凄いことになってるようです。
僕の良く行く、ローカルスキー場は静かなもので、ホッとしてます。
今週末2/15(金).16(土)のWeekEndSpecialWine。
新年一発目にご提供して大好評だった希少キュベが再入荷しました!
ピュリニー・モンラッシェの大御所として名をはせた
Dom.ルフレーヴのアンヌ・クロード・ルフレーヴが
その実力を認めるも、敢無く経営破綻。
諸々、色々と有りましたが
大御所アンヌ・クロード自身が買い取り、復活させたという
日曜日の夜9時からのドラマ並みに
ドラマチックなロワールの自然派カベルネ・ソーヴィニヨン
をご提供。
もち、既に入手困難で御座います。
クロード・ネルVdTカベルネ.ソーヴィニヨン2004/ロワール
VdT Cabernet Sauvignon2004/CLAU de NELL
1glass SpecialPrice ¥1400/70cc
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クロー・ド・ネルはもともと、2000年代の初めにブルゴーニュ出身のカップル、
ネリーとクロードのピシャール夫妻がアンジューに起こしたドメーヌである。
土地のテロワールは申し分なく、ふたりの情熱も熱かったが、残念ながら経済的に恵まれなかった。
2006年はワインが廃棄となり、2007年はウドン粉病にかかって収穫はゼロ。
この窮状に手を差し伸べたのがピュリニー・モンラッシェの
大御所、ドメーヌ・ルフレーヴのアンヌ・クロード・ルフレーヴである。
志しを同じくしながら知名度が低いため、販売面で苦戦する造り手を救済しようと
「CLAC」というネゴスを立ち上げたアンヌ・クロード。
クロー・ド・ネルもその仲間の一員であったがついに経営破綻し、
2008年5月、彼女がこのドメーヌを買い取ることになったのだ。
アンヌ・クロードによる取得後もクロード・ピシャールはドメーヌに雇われていたが、
新しい道を見つけて旅立つことが決まり、2009年、
クロー・ド・ネルの支配人としてシルヴァン・ポタンが着任した。
チリのクロ・ウヴェールというワイナリーでアシスタント・ワインメーカーをしていた人物である。
ドメーヌは当初、7haの1枚畑でスタートし、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、
グロローをビオディナミ農法で栽培。
さらに買収後、2.5haほどシュナン・ブランの畑が増やされている
(1haは賃貸耕作で1haは2013年に植え付けたばかり)。
醸造は完全除梗のうえ、ステンレスタンク、または木桶を用いてアルコール発酵。
もちろん自生酵母による自然発酵である。
ピジャージュもルモンタージュも控えめに行い、
むしろ果帽を果汁の中に優しく漬け込むことで抽出を得る。
その後、10〜14ヶ月の樽熟成。新樽は使わず、
ドメーヌ・ルフレーヴで4〜5年使われた古樽を用いている。
ワインをグラスに注いだ瞬間、その深い色調に目を剥くかもしれない。
ピジャージュもルモンタージュもほとんどしていないというのが訝られるほどの濃厚さ。
いかに凝縮度の高いブドウが収穫されているかがわかろうというものだ。
ロワールの自然派というと不自然に軽く、薄く、そして不快臭を伴うものが少なくないが、
それらとは一線を画するワイン。
店主も楽しみな上記のワインは
今週末2/15(金).16(土)各一本です。
売り切れちゃった場合には
皆様、お誘い合わせの上お越し下さい。
心よりお待ちしてます。