私塾 成趣館

広島県東広島市の古流沖縄空手道場。稽古日は火・金。幼年部5時~少年部6時半~一般部8時~10時。(木)7時半〜中高生の部

6/7(木)6/8(金)稽古

2018-06-10 10:14:24 | 空手
みなさん、おはこんばんにちは(・ω・)ノ

6/7(木)稽古。
写真はありません。緑帯以上の少年部なので、立ち方を修正していきました。
前屈になってる立ち方を鐘木立ちに変更します。
前屈立ちは教えた事は無いのですが、突きを打つ時、自然に後ろの脚を伸ばして押し込んでしまいます。これは、日頃スポーツに慣れ親しんでる子ほど、顕著に現れるように思えます。
今すぐ身体操作がどうこう言う訳ではありませんが、いつか一般部に繋げれるようにと、変えていきます。
中学生の部。その一般部へと入っていくMカゲは体調を崩してお休みでした。

6/8(金)少年部前半。
写真:ジグザグ走、タイムトライアル。
今このクラスは人数が少ないので、いろんなことが出来ます。
写真:少年部後半。マーカー運びリレーです。
写真:追突き。このクラスは人数が多いので、子供達をどんどん動かさなくては回りません。白帯から緑帯まで来ているので、レベルの違いが大きく、上の子を見ている時には、白帯の子は座って待ってもらっています。その子達の集中力が切れないようにあの手のこの手を使って、いつもの事ながら大変です。
子供が騒ぐと、口煩くなってしまいますが、本当は指導者の力量の無さなんですよね。
自分の力量の向上に励む事はもちろんですが、そろそろ一人くらい助手が欲しいところです。
一般部は兎に角立ち方です。重力落下こそ技の力の入り口との感覚を掴めば、いろんなことが分かってきます。
型の解釈も「なるほど」と納得出来、動きに無駄が無くなっていきます。
兎にも角にも、立ち方!立ち方8割です!

おわり(=゚ω゚)ノ

少年部5月後半〜6/5(火)まで

2018-06-07 16:20:06 | 空手
みなさん、おはこんばんにちは。清水国明です(・ω・)ノ

少年部の報告まとめて。
写真:5/22(火)組手のミット打ち。なかなかいい写真ですねー。でも、実際はまだヘロヘロキックです。まあ、始めてまだ2ヶ月、頑張れー。
写真:同じく5/22(火)。約束組手で捌きの練習。
写真:5/24(木)次の土曜日が運動会という事で、徒競走に勝つためのトレーニング。ひたすら脚をあげて素早く前に飛ばせー。
後日、Kタロウから、今までドベかブービー賞かばかりだったのに、初めて一位になったとの報告がありました。
また、走るのが苦手だったAヤノも2位だったとのこと。
当道場に来て段々と運動が出来るようになってきたと言われると嬉しいですね。
写真:5/25(金)少年部前半。次の日が運動会なので参加人数は少なめです。しかし、少ないお陰でいつも見れないところまでミッチリ見ることができました。
写真:5/25(金)少年部後半。同じく、次の日運動会で少なめ。という事で、運動会対策のラダートレーニング。どれだけ効果があるか分かりませんが、とにかく、速く脚を動かせー。
写真:5/29(火)少年部組手。ミット打ち。
5/31(木)は写真を撮るのを忘れていました。指導に熱が入ると、写真、忘れますね。
写真:6/1少年部後半。みんなで手刀。こちらが修正する事なくても、だいぶん綺麗になってきました。
写真:6/5(火)少年部組手。相変わらずのミット打ちです。
こうして、今の状況を見ると昔のことを思い出し、感慨にふけることがあります。
この組手クラスを始めたばかりの頃は、見本となる人間もいないし、みんなミットを見るのも初めて。どんなに丁寧に教えても、ミットに対する好奇心の方が勝ってしまって、ミットで遊ぼうとするので苦労しました。
しかし、今は6年生がいてくれるし、たまに指導もしてくれますので、みんな真似するだけなので、本当に楽です。
写真:6/5(火)少年部組手。約束組手も同じく、見本がいると覚えが早いです。
お手本がいるっていうのは良いことですね。

おわり(=゚ω゚)ノ

棒は面白い

2018-06-05 15:56:32 | 空手
みなさん、おはこんばんにちは(・ω・)ノ

さて、中学生の部について、続きます。
5/31(木)は5月最後の稽古です。
この日も、立ち方から入り、拳の握りの説明になりました。
Mカゲは、小学生の時、あまり握りについて詳しく指導はしていなかったので、少し甘い握りになっています。
しかし、ガチガチに握る事はないので、その点は修正しやすいように思えます。
握りで重要なのは手を二つに割る手の内ですが、それを説明するのが難しいので、棒を使って説明をしました。
するとMカゲ、棒の方に興味を持ち、少し振ってみる事になりました。
しかし、思いの外上手く振れなかったようで、悔しそう。
でも、何か感じるものがあったのか、
「棒をやったら、突きも上手くなりそう!」
というので、YouTubeに上がっているブライアン先輩の棒術の動画を見せてみました。
「かっこいい!これ、出来るようになりたいっっ!」
ということで、急遽、棒術指導へ。
しかし、わたしは内心、
「やべぇ、ブライアン先輩ほど上手く出来んぞ!」
と冷や汗ですが、今までに学んだ事を教える事にしました。


6/1(金)、6月最初の稽古の一般部にもMカゲは参加。
一般部でも全員で棒術の稽古。
あまり、棒術を稽古する事もないので皆さん四苦八苦。
しかし、そこは若い子、吸収するのが早い!
Mカゲは徐々にコツを掴み、多少なりとも棒が振れるようになっていきます。

こうやって学ぼうとする人がいる以上、私も、棒術の稽古を今以上しなければなりません。
以前は私はあまり棒術には興味がありませんでした。何故なら、演武でしか使えない棒術しか知らなかったからです。
しかし、無想会で棒を学んでいくと、「あっ、これは演武の為の棒術じゃないぞ」と感じられるのです。
それは前述したように棒の握りで拳の握りを学ぶ事も出来ますし、そのまま棒を構えると正中線になります。横に構えると演武線の壁にもなってくれます。振れば重力落下の先導としての役割も担ってくれます。そして、なにより早い速い疾い!まさに倒すための技術です。
そう、これは、空手の型の身体操作をそのまま当てはめることが出来るのです。
ですから、棒をやれば、空手も上手くなります。
何せ、正中線、演武線、重力が、棒という形になって、具現化された状態になっているのだから、全てが繋がっているのです。
棒術は、決して一から覚える新しいものではないのです。
だから、面白い、だから、使えるのです。
とにかく、私も今後もう少し棒に力を入れようと思います。

おわり(=゚ω゚)ノ

体重移動と重心移動の違い

2018-06-04 14:03:03 | 空手
みなさん、おはこんばんにちは、宇宙飛行士の金井宣茂です。「重力を感じています。」(・ω・)ノ

さて、最近の中学生の部、いろいろ身体操作について、教えるようになってきました。
5月は私の仕事の都合や、Mカゲの休みなどあり、久しぶりの稽古になりました。
5/24(木)には動歩行と静歩行の違いと、重心の置き方です。ここで主題となるのは重心についてです。
重心について難しいのは、体重移動と重心移動の違いを理解する事ではないでしょうか。
武道では重心が先に動いてから、体が動きます。この時、体重移動で重心を動かしてしまったら、相手に動きが丸分かりです。
ですから、立った時はすでに、相手に重心が入っていなければならないのです。これが所謂、仮想の重心でしょう。
更にこの時、体重移動のような体の動きがあってはいけません。
重心だけが移動するのです。あとは、この重心に向かって身体が重力落下すればいいだけです。
相手からは身体の動きは見えません。動かない身体がヌッと近づいてくるような感覚を覚えるでしょう。
つまり、動かない時、構えた時にこそ、重心は動いています。そして、動く時、攻撃する時は重心は動いていない、動かす必要がないのです。
これが「動かない時に動け!、動く時に動くな!」の正体です、多分(断定するのって怖いですねぇ〜)。

しかし、中学生にいきなりこんなことを理解しろ、と言うのも酷な話です。
この私ですら6年もかかったのですよ!(ここは笑うところですよ)
それはともかく、普通は重心移動と身体の動きは一致しています。
まず入り口は、体重移動での重心移動からです。
「ああっ、分かった!」
と動歩行と静歩行については、何となくですが、理解したようです。



中学生の部、続きます。(=゚ω゚)ノ