バルちぁんの徘徊 (М78星雲)

バルちぁんの「自己満足・自己陶酔・妄想徘徊」

恥ずかしい染み

2011年06月22日 15時59分40秒 | 独り言
和泉の国の山寺に吉祥天の塑像があり、在俗信者が毎日毎日拝んでおった。
「この天女さまのような顔かたちの美しい女を私にお与え下さい」

ある夜に男の夢に吉祥天様が現れ、男は愛欲をぷつけ吉祥天様を抱きました。
明くる日、お像を見ると、なんと天衣の裳裾に白い不浄の染みが付いているではありませんか?
男は恥じ入り誰にも語らず秘め事にしたという。

感応譚として語られている。
感応とは、衆生の信仰が神仏に通じ応えることをいいます。
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