
後輩君たちと3名で裏山を歩いてきました。
今日の目的は、先日来取り組んでいる新ルートを完成させることです。このルートはタカ長が今まで一度も歩いたことのない尾根を登ることになります。

取りつきはキブシの木の下。もう少し楽なコースもありそうですが、とりあえずはキブシの下を歩いて先日来の道に行きました。
そして途中まで下見した尾根に登りました。そこにはシッカリとした道がありましたが、藪に埋もれかけているところもあります。

シッカリとした道は左上からの沢の左岸側に向かい、足場が悪いところを歩くことになりました。尾根伝いに歩けるところは見つかりませんでした。
左岸側を登り、右斜面に向かいました。

このあたりは足場の悪い急登なので後輩君が先頭に出てくれました。
その急登を登ると目の前に、右側から落ちる沢地形が現れました。向かいたい方向は右前方です。
その沢の手前を登るか、沢を横切って向こう側の尾根を登るか、まわりの様子を見ながら考えました。

根拠はありませんが、向こう側の尾根を登るのが少しだけ楽そうなので後輩君に先行してもらいました。
タカ長は少し離れて、全体の地形を見ながら進むべき方向を指示。もう一人の仲間はタカ長の後を歩いてもらい、要所にテープを巻いてもらいました。
そのようにして登って行くと目の前にシッカリとした道が現れました。その道に合流したところにテープを巻いて休憩。
その道はタカ長たちが登ってきたところと少しだけ違う方向に下りています。このルートは後日調査することにして、今日はその道を登って行きました。
シッカリとした道はすぐに終わり、埋もれかけたところやら、茂りかけてところ現れましたが、特に問題になるようなところはありません。
要は、少しでも傾斜のゆるい、楽なルートを探すことです。そこに集中していたので、しばらくカメラは封印。
ときどきスマホを見て、想定通りに歩いていることを確認しました。そして、、、、、

想定していたところに見事に到着。YAMAPの軌跡は先日下見したルートにつながりました。

勝鯉沢に下りる尾根に先着したタカ長が仲間を撮影。
3名が揃うのを待って二郎杉に向かいました。

この尾根にも倒木があり、スッキリとした登山道ではありませんが、今まで心細いルートを登って来たので、その登山道が「高速道路」のように見えました。

二郎杉の尾根道に合流して少し登り、今日の目的地に到着。ここで記念撮影してから、歩きなれた道を下りて出発点に帰りました。

実はこの仲間が出発点の近くにストックを忘れたので、それを探すために嫌でも今朝のルートに帰らないといけなかったのです。
そのストックは前方の小さな木に立てかけられていました。
忘れ物についてはタカ長は人さまのことは言えませんが、それにしても、歩いている途中でストックを忘れる???

このあたりを探索したい気持ちはありますが、いい時間になってきたので、倉重川の調査は次回以降にしました。
先日タカ長が帰った同じところを登り、、、、、

菜の花畑に帰ってきました。
このあたりを見ましたが、今日のルートを歩くための出入口はここしか無いようです。シシ除けネットの通過方法も分かりました。


今日の記録です。小さな山なので数字的にも小さなものです。しかし、地形の変化もあるので、感覚的にはもう少し大きな山を歩いた気分です。
この軌跡を下から上に向けて登りましたが、軌跡が右に折れてから左上に曲がるあたりまでが、「要再調査」エリアになります。
そのエリアを楽に通過できるようになれば、仲間たちとゾロゾロ歩いて登れそうです。
そこまでできると、本当の意味で「新ルートの完成」です。
山らしい山を歩いている人から見ると、ままごとみたいな山歩きですが、それでも未知なものに出会うとワクワクします。
そのワクワク感は何とも言えませんね。