タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

狗留孫山に登る~4

2023-05-31 07:29:18 | 山歩きから
    

狗留孫山登山のことです。コースータイムより30分遅れて山頂に着きました。

バテバテになった感覚はありませんが、そろそろ空腹を感じる時間になっていました。

    

    

狗留孫山の山頂からは北東方向の展望がありました。しかし、詳細は何も分かりません。

このような風景を見ながら小休しただけで先を急ぎました。ここが最終目的地ではありません。

    

    

狗留孫山からはゆるやかな下り。写真では普通の下り道です。

しかし、道には照葉樹の枯れ葉が積もっており、足もと注意の下り道です。その道を下りながら先を見ると尾根地形が見えていました。

あそこまで登れば山頂、、、、、、、と思いきや、、、、、、、違いました。

その尾根から急な下り道を下りた先の方に目指す鷲ヶ嶽らしい峰が見えていました。道の上には照葉樹の枯れ葉。

このアップダウン、、、、、、、ではなくて「ダウンアップ」はきつかったです。落ち葉さえなければ普通の急斜面ですが、落ち葉が積もっているため難易度がワンランクもツーランクも上がっている感じです。

    

    

もちろん、カメラは封印して足元に集中、無事に鷲ヶ嶽に着きました。

展望も楽しめます。丁度良いくらいの風もありました。

    

    

腹減ったなぁ、メシダァ、メシダァ、、、、、、、。

このような風景に正対してランチタイムです。下を流れているのが佐波川で、その先に見える、山頂に電波塔のようなものが見える山が防府市の大平山でしょうか?

と言うことは、、、、、その右の樹間から少しだけ見えているのが右田ヶ岳の尾根???

山頂からの展望はその程度、360殿展望はありませんでした。

    

     

例によって、昼飯が終わるのはタカ長が最後です。

皆さんの足を引っ張りながら下山準備完了。そろって下山開始。

    

照葉樹の枯れ葉道はカメラ封印。

それだけではありません。下りは意識して写真を撮らないようにして足元に集中です。

    

石仏がたくさんある所も写真撮影は最小。

    

宝篋印塔も1枚撮っただけでパス。

おしゃべり歩きは止めませんが、チョイ撮り写真はナシで、、、、、、、

    

中国自動車道の側道に下りてきました。無事に下山出来てひと安心です。

    

中国自動車道に架かる橋を渡って法華寺に帰りました。

    

賽銭をチョッとだけ奮発(?)して、狗留孫山登山が無事に終わったことのお礼。

    

お寺の中は質素な感じでした。

帰宅してから観音信仰の山のことを考えていたら、すぐ近くにある白石山に登りたくなりました。その白石山を終わって初めて狗留孫山登山が完成するような気がしてきたので、この天気が回復したら早々に白石山に行くことにしました。

    

タカ長のスマホで記録が取れていなかったので、一緒に歩いた美弥様のものを借用しました。

ペースはゆっくり、タカ長が足を引っ張った結果です。

その日はハンドルキーパーだったので、疲れ切って山を下りることは出来ません。そのことは皆さんお分かりなので、急かす人は誰もいませんでした。

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雨の(?)裏山を歩き

2023-05-30 14:41:55 | 山歩きから
    

朝から雨でした。今日は仲間たちとの裏山歩きの日ですが、この雨では誰も来ないことは分かっていました。

しかし、タカ長たちには絶好のチャンス(?)到来です。と言うのは、、、、、、、

この夏、富士登山にチャレンジするKohdai君に、雨具を着て山を歩くことを経験して欲しいと考えていたためです。

本人もやる気満々で、雨具を着て椿尾根ルートに向かいました。

    

第一休憩所の手前は、今は沢になった道を登り、、、、、、、

椿尾根はいつものようにおしゃべり歩き。

    

しかし、牛池に着く前には雨が上がっていました。おいおい、そんなはずじゃなかったのに、、、、、、、。

でも、雨雨降れ、触れ、、、、、、、と願うのもおかしいですよね。

    

そのような天気なので、空気が湿っていて呼吸が楽。その感覚を久しぶりに体感しました。

歩き始めの時は牛池からさくらの里に行くつもりでした。しかし、呼吸も楽で、足も問題なさそうなので、極楽寺山の山頂に行くことにしました。

Kohdai君がこちらに滞在するのはあと少し、そのため色々なことを詰めこんだ裏山を歩きになりました。

    

嫌な階段道を登って極楽寺山の山頂へ。

山頂と言っても、展望らしい展望があるわけではないので、タカ長たちが山頂に立つことはほとんどありません。それなのに今日行ったのはKohdai君へのサービスみたいなものです。

    

Kohdai君へのサービスはそれだけではありません。極楽寺の近くの、手つかずの森まで案内しました。

わが裏山と言っているエリアには杉や檜の森が多くて、昔ながらの雰囲気が感じられるエリアは少ないのです。

    

    

そこからひき返して蛇の池へ。そして、あの嫌な坂を登り、、、、、、、

さくらの里の東屋に行きました。ここで休憩。二人だけのコーヒータイムを楽しみました。

    

祇園の枝垂れさくらです。この枝垂れさくらは由緒正しいモノであることを理解してもらい、、、、、、、

    

水苔池に行きました。

この水苔池から尾根の下を通る水路トンネルを見てもらい、椿尾根ルートを下りました。裏山の案内やら山歩きのことなど、メニュー山盛りの裏山歩きでした。

    

    

    

コアジサイなど雨に濡れた花がハッとするくらいキレイでした。

雨が上がってしまったので、当初考えていた「雨中の山歩き体験」は出来ませんでしたが、空気が湿って呼吸が楽な山歩きを体験することが出来ました。

    

その記録ですが、変なことになっていました。

確かにスイッチオンしたのですが、軌跡として記録されているのは駐車場からの帰りだけ。でも、駐車場に帰った時にスイッチオフにしたのです。

誤作動ですが、活動時間が4時間以上で、車の速度だけ記録。

今日は若いKohdai君に触発されて、いつもより速い速度で歩きました。YAMAPの記録でも「速め」になっていることを楽しみにしていたので、この誤作動はとても残念です。



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狗留孫山に登る~3

2023-05-29 07:57:16 | 山歩きから
    

山口市徳地の狗留孫山を歩いています。

展望岩からの風景、遠くに特徴ある山が見えますが、それが一つの山なのか、複数の山が重なってそのように見えているのか、裸眼では確認できませんでした。

初めての山ではそのような小さな発見があります。それが楽しいですね。

    

狗留孫山の山頂を目指して出発。しかし、タカ長の視界には「あれが山頂だ」と言うようなピークは見えませんでした。

道のそばには磨崖仏や観音様がたくさんありました。狭い道からなので思い通りの写真は撮れませんが、これだけの密度があるので、今はやりのドローン空撮をすると面白い写真が撮れるような気がしました。

タカ長にはドローン空撮など出来ないので、いつも通りのチョイ撮り写真ばかりです。その写真をならべてみます。

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

限られた所にこのような磨崖仏や観音様が祀られているのを見ると、この地域の観音信仰が深いことを実感できます。

「山口百名山」(中島篤巳著)に紹介されていた、真田ヶ岳や白石山には登ったことがないのですが、狗留孫山のこの風景を見ると、それらの山にも登りたくなります。このうち白石山は前々からマークしているのですが、未だ訪れることが出来ていません。

    

26番石仏を過ぎると風景が変わり、しばらく行くと先方が明るくなりました。

    

狗留孫山の山頂にやっと着いたようです。

ここまでコースタイムでは1時間半。しかし、タカ長たちは2時間かかりました。コースタイムより遅いのですが、これがタカ長の想定タイムなのです。

北東方向の展望がありましたが、ここが最終目的地ではありません。山歩きは続きます。

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狗留孫山を歩く~2

2023-05-28 08:32:37 | 山歩きから
    

山口市徳地の狗留孫山を歩いています。

目の前に現れたこの岩に書かれている字をパソコンで拡大して読もうとしましたがダメでした。タカ長には読めません。

狗留孫山と言う山が山口県にはもう一つあります。下関市の豊北町になるのでしょうか、標高616メートルの山です。この山には2回登っているので、もう一つの、徳地の狗留孫山に登ってみたいと前々から思っていたのです。

ところが、この狗留孫山と言う山は、日本にもう一つしかありません。(「日本山名事典」・三省堂)その一つは奈良・三重県境にあります。日本に3座しかない狗留孫山と言う山が山口県には2座ある。これは単なる偶然でしょうか?

    

山口県百名山(中島篤巳著・葦書房)に次のような記述があります。

『防長風土注進案』(天保12、13年の編)や『防長地下上申』(編年は享保、寛保、延亭、寛延年間にわたる)などでは徳地の山に関しては、真田ヶ岳や白石山は詳しく説明されているが、狗留孫山の解説がみあたらない。これは狗留孫山は史料が編纂された享保から天保年間頃には、まだ重要な信仰の山ではなかったためで、地域の注目を集めたのは、ずっと後世のことと思われる。
 山口県では四国八十八ヶ所巡り(弘法大師信仰)が主流であるが、この狗留孫山は西国三十三ヶ所(観音信仰)を配置した山である。(中略)

 興味深いことに、徳地町では千石岳観音信仰など山岳と結びついた観音信仰が盛り上がる風土であったように思われる。それは古くからの観音信仰の山である白石山の影響かも知れない。狗留孫山は谷を隔てた西側の白石山を意識して新たに開かれた観音の山と考えられる。


    

これを読んだくらいでは狗留孫山の詳細は分かりませんが、山岳信仰の山としてはチョッとだけユニークな山であるような気がしてきました。

    

このようなものもありました。タカ長にはその意味が分かりません。しばらく行くと、、、、、

    

水場みたいなものがありました。出雲の守様がのぞいていますが、水は無いようです。

その右上に何やら建っています。どうやら奥の院に着いたようです。

    

    

元気な美弥様が階段を登って行きました。その建物の一部は崩れかかっている、と言うことでした。

タカ長は余分な動きは一切しないで山頂に向かっています。

    

痛みを感じている左膝ですが、狗留孫山ではその症状が消えていました。本当にまったくのゼロ。だから、山頂に向かうこと以外のことはしたくなかったのです。もし、再発したらリハビリ登山の意味が無くなりますから。

    

    

黙々と、、、、、ではなく、おしゃべりしながら登って行きます。

しばらく行くと宝篋印塔が現れました。

    

    

何か書かれているようですし、模様のようなものも見えますが、不勉強なタカ長には解読できません。

    

    

羊歯が登山道を狭くしているところもありました。しかし、ルートはハッキリしています。

    

奥の院のまわりは暗い雰囲気でしたが、登るにつれて明るくなってきました。

しばらく行くと、、、、、

    

展望岩?

余分なことはしたくないと言っても、あの岩に立たないわけにはいきません。そこに立つと、、、、、

    

    

    

この展望、しかし、初めての山なので遠くに見える山の説明は出来ません。

向かっている狗留孫山の山頂も見えない感じです。狗留孫山は目立ったピークがありませんが、奥行きは深い山のようです。

続きます。


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狗留孫山に登る~1

2023-05-27 09:01:06 | 山歩きから
    

昨日速報したように、山口市徳地の狗留孫山に登りました。

スタート・ゴール地点は法華寺。資料の少ない山で、山と渓谷社の分県登山ガイドにも紹介されていません。「ちゅうごく山歩き」(松島宏著)には紹介されていますが、今回はYAMAP情報を頼りに登った感じです。

初めての山で気になるのが車の駐車場所。法華寺のそばにこのような広場がありました。2台や3台で出かけるには問題なさそうです。

カーナビがおかしなことを言ったので、ここに着く前に少しモタモタしました。

    

同行者は出雲の守様、錦の美弥様そして美濃の守様と女房殿です。タカ長の車に5名が乗って遠出するのは久しぶりのことです。

    

法華寺で登山の安全を祈願。寺の横から中国自動車道に架かる橋に向かいます。

    

そのそばにも仏様。

    

    

中国自動車をくぐるのではなく、左に急な階段を登り陸橋を渡ります。この階段が最初の急登?

    

左に少し行くと登山口です。そこに案内板がありました。

    

これを見るとタカ長たちが登ったのは「奥の院コース」になるようです。

    

中国自動車の側道にある登山口から階段を登って尾根に出ます。

尾根に出ると急登は無くなり、ダラダラと登ることになります。

    

    

足元にはこのような仏様。番号が打ってありますが、丁石みたいな意味があるのかどうか、不勉強なタカ長には分かりません。

    

しばらく行くと左側に展望が得られました。

    

    

    

    

    

急登のない道を登って行くと、「狗留孫山霊場に入る」と書かれた石碑が現れました。その下にも仏様。

そのそばの登って行きます。

    

    

    

    

しばらく行くと、何か書かれた大きな岩がありました。「佛」と言う字はハッキリ読めるのですが、すべてを読むことはタカ長には不可能なことでした。

まわりの雰囲気も少し変わったような気がしました。奥の院が近いようです。

     

鳥居をくぐって山を歩いたのですが、タカ長のカメラでは撮っていませんでした。

そこで美弥様の写真を借用です。

続きます。

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