タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

夜遊びの後も

2024-07-31 07:59:24 | 山歩きから

    

 

昨日の更新は意識して休みました。暑い時期、休みも必要ですね。

 

と言ってもネタ切れの状態で、裏山歩きのことくらいしか書くことがありません。その裏山ですが、前夜は市民劇場で、劇団1980の「いちばん小さな町」の観劇、帰宅したのは10時前ですから、寝不足状態での裏山歩きになります。

 

そのことが分かったうえでの「夜遊び」(?)ですから、市民劇場を理由にした休みは女房殿にもタカ長にもありませんでした。

 

    

 

最初から3軍歩きで中国自然歩道コースをゆきます。この日影があるので盛夏でも山歩きが出来ます。

 

中国自然歩道コースを歩きながら、陽の射し方が気に入ったところを何枚か撮りました。その場所は大体同じところですが、細かく見ると少しは違うようです。

 

    

 

    

 

    

 

いつものようにラストを歩いて天空カフェに到着。

 

この時期ですから展望の良い、あの向こうではなくて、、、、、、、、

 

   

 

日影でカフェの開店です。この日影でゆっくりしました。

 

天空カフェには風があって、すぐに肌寒さ(?)を感じるようになりました。その中でのコーヒータイムです。

 

本隊は荒谷林道まで足を伸ばしましたが、その本隊がやって来るのが待たれるようでした。彼らが帰ってきて合流したとき、、、、、、、、

 

「お前らストーブを置いてくれないので、寒くて困ったよ」と言う冗談、本当に日影にいれば猛暑も酷暑もありません。

 

山はいいなぁ。

 

      

 

その記録です。

 

ラストを歩きながら、コーヒータイムの倍かければまだまだ歩けるよ、と3軍のメンバーと話していました。

 

夜遊びの後、あれだけゆっくり歩いても、ここに記録されているのは標準ペースです。この状態ですから、あと50パーセントゆっくりでも良いと言われればまだまだ歩けそうです。

 

そう、気持ちだけ折れなければまだまだ歩けるよなぁ。

 

    

 

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気になるニュース

2024-07-29 08:34:16 | 山歩きから

    

 

世界で2番目に高い山K2から気になるニュースが飛びこんできました。新聞やテレビで報道されているのでご存知の人も多いでしょう。下記をクリックしてホームページをご覧ください。

 

ICI石井のホームページ

 

    

 

滑落した登山家、平出和也さんと中島健郎さんは世界的な登山家で、テレビなどにも出ておられますから、多くの人がご存知のはずです。

 

登山の内容やレベルもタカ長とは月とスッポン以上の差があるので、この件でコメントも出来ません。

 

コメントは出来ませんが、ICI石井のホームページを見ながら違和感のようなものを感じることはありました。今の時代ですから登山活動の様子をネットで発表することも自然なことなのでしょうが、自分たちの登山活動を誰かに見てもらうことは間違いだと思っていた時がタカ長たちにはあったことを思い出したのです。

 

タカ長が広島山岳会に所属していたころ、国体の登山競技に誰か参加しないかと言う話があったことを記憶しています。しかし、会員の誰も手を上げませんでした。人さまの前で登山するとか、登山で競争するとか、そのようなことを受け入れる雰囲気は無かったのです。

 

タカ長はそのような時から登山をしている、と言うことでしょうか?K2での活動を公開していることと滑落事故には何の関係もありませんが、ICI石井のホームページを見ながら、そのような昔のことを思い出していました。

 

    

 

高名な登山家の遭難と言えば、タカ長とも親交のあった高見和成を今も思い出します。親交があったと言っても登山活動での親交ではありません。彼が言う「自称文化人もどき」の活動です。

 

高見和成が大山北壁で遭難死する前の秋、県北の炉辺山荘でのピアノ演奏会のお手伝いをした時の高見の笑顔は今も心から離れません。「文化人もどきの活動だけしていたら死なないで済んだのに」と今でも女房殿が言うことがあります。

 

K2からの続報が無いようで心配しています。超人的な二人ですから何とか生還して欲しい。この思いは誰もが同じだと思います。

 

とにかく、生還されることを祈っています。

 

 

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ノルマ達成

2024-07-28 15:57:04 | 山歩きから

   

 

独りで裏山を歩きました。今日のコースは桜尾根⇒障子岩⇒牛池林道⇒椿尾根ルートです。

 

予定通り歩いて、YAMAPに記録されている獲得標高が5,346メートルになりました。5,000メートルのノルマ達成です。気候の良い時期は5,000メートルがノルマと言いながら、6,000メートルは登るつもりですが、この時期は余分なことは考えません。

 

    

 

いつもの駐車場をいつもより早く出発。それでもすぐに汗だくになります。

 

    

 

このように晴れているのですから仕方ありません。暑いことを理由にしていたら夏休みをする必要がありますが、そんなことをしていたら歩けなくなります。

 

    

 

倉重川を渡渉して桜尾根コースに入ります。砂防ダムから流れ落ちる水が涼しさを感じさせる、と言いたいのですが、そんなことはありません。最初から暑いです。

 

   

 

休み休み登る、と言う言葉もありますが、本当にそのような登りになりました。桜尾根コースの第一休憩地点に着く前に、立ち止まっては水を飲み、また立ち止まってから一息ついて、、、、、、、、と言うような登りになりました。

 

    

 

桜尾根コースは終始尾根を登ることになるので、風が吹くことを期待していました。しかし、風はナシ。広島名物(?)の瀬戸の夕凪の名残でしょうか、本当に風はありませんでした。

 

えっちらおっちら歩いて、、、、、、、、

 

    

 

やっとのことで障子岩に到着しました。ご覧のような空模様です。安芸の宮島は見えますが、、、、、、、、

 

    

 

その向こうに周防大島を見ることは出来ませんでした。

 

障子岩には微風があったので少し休むつもりでしたが、あっという間に虫やら蚊がたくさん飛んで来て、休憩など出来ない状態になりました。

 

泣く泣くスタート。牛池林道を目指して登り始めたころ、嫌な虫から解放されました。

 

     

 

今日の記録です。終始ピッチは上がりませんでしたが、それでも標準ペースになっていました。

 

下山して少し休み、その後は「日曜市」に行きました。今日も忙しい(?)タカ長ですが、お蔭さまでそのようなスケジュールを消化できています。有難いことですね。

 

 

 

 

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いい歳を取りたい

2024-07-27 08:33:44 | 日々雑感

    

 

先日紹介したサザンギャラリーです。その時は同級生がいませんでした。

 

鑑賞されている人の左に見える5枚が同級生の作品です。写真とコンピューターソフトを使って描いた写真みたいなもの、何と言って良いのかタカ長には分かりません。

 

    

 

その一つがこれです。鉛筆で描いたような線だけのものに色を入れてゆきます。花一輪、葉一枚一枚に色を入れてゆくので手間がかかります。何回も何回も説明してもらい、その程度のことだけ理解できました。

 

    

 

24日には同級生がいなかったので、翌25日に同級生がいる時間をねらって行きました。その時間は来場者が少なかったので、あの受付のところに二人で座って色々な話をしました。

 

彼は引きこもりではありませんが、一つのことに集中して取り組むタイプなので、大勢の人とおしゃべりすることからは離れています。そのためでしょうか、2ヶ月に1回の食事会には何年も欠席しています。

 

しかし、彼は小学校からの親友で、何度も何度も彼の家に遊びに行っていました。そのためご両親はもちろんお兄さんにも良くして頂きました。

 

後年、大学受験に失敗して浪人しているとき、彼を励ます意味もあって遊びに行ったこともあります。そのことを本人に伝えたら、彼はその日のことは記憶していませんでした。

 

    

 

そのような二人ですから話題はたくさんありました。

 

そのようおしゃべりをしながら思ったのは、彼は「いい歳を取ったなぁ」と言うことです。具体的ことはプライバシーの問題もあって触れることが出来ませんが、伊達に歳を取っていないなぁ、と強く感じました。この歳まで生きてくると誰もが色々な経験をします。順風満帆の人生などありません。でも、境遇に負けないで実直に生きてきたのでしょう。

 

子どもの頃の小さな思い出から、長じてわが子を亡くすると言う辛い経験まで、多くのことを経験して今日の彼があります。そのようなことを感じながら、、、、、、、、

 

「お前もいい歳を取ったなぁ。いや、二人ともいい歳を取ったと言うことだろう」と彼の肩をたたきました。

 

    

 

夏のトップライトのもとでは1枚のミドリに見える風景も、晩秋の斜光線で見ると、一つ一つの尾根が鮮明に浮かび上がり、時には尾根の上の小さな岩まで見えるようになります。

 

それと同じように、人生の晩秋期を生きているタカ長たちが、中学生時代に友だちと過ごした一日一日を思い出してみると、そこに若いころには見えなかった大切なものが見えてくるのです。

 

    

 

来場者が少なかったことをいいことに、そのようなことを感じながら彼と長時間おしゃべりしました。

 

そして思いました。「歳をとるのも悪くないなぁ」と。

 

老いの現実は生やさしいものではありませんが、それでも人生の最後に「歳をとるのも悪くなかったなぁ」と言えるようになりたいと思ったものです。

 

終わり良ければ総て良し、いい歳を取りたいですね。

 

 

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ミゾハギの花

2024-07-25 09:14:19 | 日々雑感

    

 

鉢植えのミゾハギがキレイな花を咲かせました。

 

ミゾハギの花と言えば金子みすゞの詩、と言いたいのですが、本当はそのことを知ったのは最近のことです。その詩に曲がつけられ歌になっているようです。

 

    

 

      みそはぎ

 

        ながれの岸のみそはぎは、

        誰も知らない花でした。

 

        ながれの水ははるばると、

        とおくの海へゆきました。

 

        大きな、大きな、大海で、

        小さな、小さな、一しずく、

        誰も、知らないみそはぎを、

        いつもおもって居りました。

 

        それは、さみしいみそはぎの、

        花からこぼれた露でした。      (金子みすゞ)

 

    

 

女房殿と親交がある町内在住の声楽家(ソプラノ)がその歌を歌っておられました。しかし、その声楽家はミゾハギの花を見たことがないと話されていました。

 

そのことを覚えていた女房殿が、花が咲いたのを見て一鉢プレゼントしたわけです。もちろん喜んで頂けました。

 

    

 

でも、残念なことですがタカ長はその歌を知らないのです。

 

金子みすゞの詩はやさしい言葉で書かれていますが、そのには内容は深いものがあります。ミゾハギの花を見られた声楽家がどのように歌われるのか、興味がありますが、今のところその歌を聴く機会がありません。

 

その機会が訪れたらもちろん聴きに行きますが、それまではタカ長なりのイメージを膨らませることにします。

 

 

 

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