
経営の神様と言われていた稲盛和夫氏が亡くなられました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
タカ長には事業をした経験はありませんが、一人の人としての生き方を稲盛和夫氏の著書から勉強させて頂いています。

いま枕元に置いているのはこの本です。時々、適当なところを開き、就寝前に読んでいます。
昨夜読んだのは、、、、、日本人はなぜその「美しい心」を失ってしまったか、、、と言う一章。
氏はここで、日本人が謙虚さを失ったことを嘆いておられます。この美しい心を失ったことは日本の大きな損失だと書いておられます。そのことがこの国を住みにくくしている要因の一つであるように思えると書いておられます。

大企業のトップ、幹部、官僚、みんな人並みすぐれた能力に恵まれた人たちばかりです。それなのに、なぜ不祥事や汚職が後を絶たないのか。それは、才を私物化してしまったからにほかなりません。自分に備わる能力を天からの借り物ではなく私有物と考えて、公の利でなく、私利私欲のために発揮したからなのです。
マスコミの報道を見ると、稲盛和夫氏のこの言葉を吟味してほしい人が多々目につきます。せっかくの才能の使い方を誤り、晩節をけがしている人が何と多いことか。
タカ長にはそのような才が無くて良かったなぁ。もし、そのようなモノを持っていたら、ぼんくらタカ長は今頃ブタ箱暮らしをしているかも???(笑)

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