タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

氏神様にお参りして

2024-10-02 08:05:07 | 携帯から投稿

    

 

帰省している次女のリクエストで、昨日の朝、氏神様にお参りしました。

 

この氏神様は幼少のころのタカ長の遊び場で、野球などよくしたものです。その前がホームベースで、一応四角のダイヤモンドをつくることが出来ましたが、外野のスペースはレフト側に少し取れるだけの野球場でした。

 

    

 

明治39年に明治政府の勅令で、1村に1神社を置くことになりました。それまではタカ長の育った「八幡村」にも多くの神社がありましたが、直接の合併対象になった「八幡(やはた)神社」には次のような言い伝えが残っています。

 

神功皇后が瀬戸内を航行したとき、今の鈴が峰西尾根の下のほうに立ち寄られて、そこに八幡の神を祀られた。その神社と今の八幡神社が昭和3年に合併して今の八幡神社になり、八幡地区の氏神様になりました。

 

当時の海岸線はそのあたりにあったのでしょう。その神功皇后のご主人様が仲哀天皇、と言うことを知ると、タカ長たちが遊び場としていた神社がすごい神社であることが分かってきます。

 

   

 

タカ長が次女の前で講釈をたれたのは、そのような歴史の話ではなくてあの神紋のことです。黄色に見えているのが八幡神社の神紋ですが、ご覧のように「右三つ巴」になっています。全体的には数少ない神紋です。

 

八幡神社の歴史と全体的には少ない「右三つ巴」の神紋にどのような関係があるのかタカ長は勉強していません。

 

    

 

クローズアップするとこのようになります。神紋は「右三つ巴」ですが、右側の軒先瓦の紋は「左三つ巴」で、神紋とは違いますが、これには深い意味はありません。

 

左三つ巴の軒先瓦は大量につくられていますが、八幡神社が右三つ巴の軒先瓦を使うとすれば、汎用品が無いので特注する必要があります。特注するためには多額の資金が必要になりますが、小さな神社にはその資金が無いので、軒先瓦は汎用品で代用した、と言うわけです。

 

次女とそのような話をしながら八幡神社を歩きました。次女が幼少のころこの近くに住んでいたので、次女には次女の思い出があるのでしょう。とてもいい散歩になりました。

 

 

 

 

 

 

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あぁ、無常

2024-06-16 18:39:30 | 携帯から投稿

    

 

広島県三次市の女房殿の実家に行った帰り、モノ好きなことですが島根県の三瓶山に行きました。

 

三瓶山では山麓の道を一周、そのとき目にとびこんだ定めの松の惨状に言葉を失いました。

 

    

 

    

 

三瓶山には二十歳前から行っています。そのとき西ノ原に行けば定めの松が普通にありました。「普通にある」と言うのはおかしな言い方かも分かりませんが、三瓶山、西ノ原、定めの松は普通の風景なのです。

 

その定めの松が松くい虫の被害で枯れていました。

 

    

 

そのため定めの松の枝を接木して、「二世松」として育てていると説明されていました。右側がその二世松です。

 

    

 

万物は変わる、諸行無常。樹齢400年の松もこのようなことになります。

 

普通にあった定めの松の惨状を見て、本当に言葉を失いました。合掌。

 

 

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十種ヶ峰~2

2024-04-30 09:23:20 | 携帯から投稿
    

十種ヶ峰登山の投稿をしていません。気が進まないからです。

気が進まないのは、ハチクマの渡りシーズンを前に天気が安定しないからではありません。確かに、この予報では、いつ渡り観察に出かけようかと迷ってしまいますが、気が進まないのはこのためです。

    

十種ヶ峰登山の日の軌跡です。ご覧のように、尾根に登ったところで軌跡が切れています。つまり、YAMAPの記録上では十種ヶ峰に登ったことになっていないのです。

理由はよく分かりませんが、このように軌跡が切れることが時々あります。それが、よりによって十種ヶ峰登山のときに起こり、タカ長としてはご機嫌斜めなのです。

    

そのようなことは十種ヶ峰に罪はありませんね。当日はタカ長なりに良い登山が出来たと思っているのですが、登山記みたいなものを書いて、その記録がこれでは絵になりません。

    

今回の十種ヶ峰だけではありませんが、裏山以外の山を歩いているときは、この山とはこれが今生の別れになるかも分からないと思うようになっています。ひとつひとつの山がタカ長には大切なのです。

それなのに、その貴重な記録がこれではご機嫌も悪くなりますよね。



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雨の中の登山

2023-06-02 08:56:59 | 携帯から投稿
仲間たちとの裏山歩き、今日も雨です。でも、タカ長は行くつもりでした。

Kohdai君にレクチャーすることが残っているからです。しかし、Kohdai君の都合が悪くなって、、、、、、、

他の仲間も裏山に行く雰囲気がないので、タカ長もお休みにしました。寒い時期の雨中登山は嫌ですが、この時期になれば問題ナシ(?)

と言うことで、これからは、たまには雨の裏山を歩くつもりになっています。

       

女房殿と夏山登山の思い出を話しました。北アルプス、燕岳登山のことです。

その日は雨が予想されたので、雨具のズボンだけは着用して出発するように指示していました。しかし、女房殿ともう1名はタカ長の指示を無視したようです。

タカ長はそこらの具体的なことは忘れているのですが、女房殿は「縦走中に雨が降り出し、雨具を着るのに苦労した」と言っていました。

       

Kohdai君にレクチャーしたかったのはそのことだけではありません。雨具のたたみ方、もその一つです。

7月に富士登山を予定しているKohdai君ですが、早々に東京の親戚に行くようです。そのため彼と話が出来る時間も多くないのです。

このようなレクチャーは玄関先でも出来るので、言い残したことは「押しかけレクチャー」することにします。

アメリカから帰国して、忙しい時間をやりくりして富士山に登りたいという彼の希望が無事に叶うことを願っていますから。

       

タカ長も今年は仲間に世話してもらい乗鞍岳に行くつもりです。

標高の高いところでタカ長の体がどのように反応するか、それは行ってみないと分かりません。空気のうすいところを歩くと心臓に負担がかかるようなら、バスの中からハイマツの風景を見るだけでもヨシとする。そのような思いで行くことにしました。

その日は雨登山にならないよう願っています。

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それってスピード違反?

2023-03-23 08:04:23 | 携帯から投稿
WBC日本優勝おめでとうございます

昨日の野球、タカ長が本気でテレビ応援するとひいきチームの成績が良くないので、その時間は独りで裏山を歩きました。試合は中盤から見るつもりでした。

その結果、タカ長が見ていないときに村上選手と岡本選手のホームランが出ました。タカ長が見ていないときに良いことが起こるのです。(涙)

でも、最後はシッカリ見ましたよ。まるでドラマみたいでしたね。

    

昨日の朝は曇り空。いつもより早い出発なので中国自然歩道は暗い感じでした。

いつもの道をいつものように歩いて69番鉄塔を目指しました。

    

    

椿の花が落ちていました。その道をガンガン歩いたわけではありません。普通に歩いて、、、、、

自然歩道からジャイアントコースの一部になっている急登を登り、、、、、

    

69番鉄塔に着きました。ここでチョットだけ立ち休憩です。

    

71番鉄塔の上は厚い雲。もちろん誰もいません。

もい一歩前に歩いて行くと、、、、、

    

白い花が咲いていました。タムシバ?

    

    

目の前の木の芽がふくらんでいました。春ですね。

まわりをキョロキョロしながら休みたいのですが、野球観戦があるので早々に下山開始。

中国自然歩道に下りて、いつものペースで帰って来ました。

    

    

その記録です。軌跡に赤い線が見えました。それも急登のところに赤い線。

そんなに速く歩いた気持ちはありません。それでも速めのスピード。スピード違反した感じです。

脚力が上がっての結果なら嬉しいのですが、本当は違います。前夜の雨で地面がしっとりと濡れていて、そのため急登もいつもより楽に歩けました。

理由は何であれ、速めのスピードが記録されていると、チョットだけ嬉しい気持ちになります。



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