

2月27日も登った大野権現山は、ふもとにある「おおの自然観察の森」の駐車場がスタート・ゴール地点になります。
このおおの自然観察の森の開園とタカ長たちがバードウォッチングを始めたのがほぼ重なるので、開園時はよく行ったものです。その頃は日本野鳥の会から派遣されたレンジャーが常駐しており、その人たちに鳥を教えて頂きました。初代のTさん、その次は若い人でY君と君で呼んでいました。そしてSさん、このあたりまでは足しげく通ったものです。
その後、事情があって野鳥の会のレンジャーが常駐しなくなり、それにともなってタカ長たちが行く回数が減って行きました。

おおの自然観察の森に行けば野鳥を追うだけではなくて、そばにある山も歩いてきました。しかし、最近はご無沙汰が続いており、先日は久しぶりの大野権現山になったわけです。
まんさく湖の湖畔の道からおむすび岩に向けて登り始めます。

最初は森の中のなだらかな道ですが、登るにしたがってその道があやしくなってきます。

人工的な階段ですが、登山道の表土が流されてご覧の通りに。歩きやすくするために作ったはずですが、もう何年も前から障害物に変っています。

ひどいところはこのように。だからと言って撤去される様子は見えません。
このような道を登っておむすび岩に着きました。


風はありましたがここでは小休止。
向こうに見えている安芸の宮島には「廿日市20名山」を目指している仲間たちが登っていますが、彼らと携帯でおしゃべりするには寒すぎました。
早々にスタートです。

ここから大野権現山までは風があってカメラも封印状態でした。しばらくぶりのコースなので、小さなことは忘れてしまったのか、思った以上にアップダウンがあるように感じました。それもこれも脚力が落ちているからでしょうね。

「記念碑的な山」と言うタイトルにしたのはもう一つの理由があります。
30年前タカ長が初めて町内会の副会長を拝命したとき、会長から町内会の懇親会を企画するよう頼まれました。
「私に頼まれても山に行くくらいしか思いつきませんが、、、、、、」と言ったら、「それでも良いから企画してくれ」と言うことになり、おおの自然観察の森に行くことにしたのです。
元気な人はおむすび岩に登り、脚力のない人はまんさく湖のそばで遊ぶ。これが案外好評で、車椅子で参加された人もいました。
その日のタカ長の格好を見て、貴男は登山をしているのでしょう、町内にハイキング同好会を作りたいのでその世話をしてくれ、、、、、、
と言うようなことになり、今の同好会が誕生したわけです。と言うことは、あの時タカ長が町内会の懇親会をプランしなかったら、ハイキング同好会が誕生していなかったと言うこと???????
そのような訳で、この山はタカ長たち山グループの誕生にかかわる記念碑的な山になるのです。


想定より少し遅れて山頂に着きました。風もありました。
山頂にあった権現様の祠はカメラを向けるのが憚られるくらい痛んでいました。
山頂部は風があるので、タカ長たちは一段低い登山道のそばでランチタイムとしました。出雲の守様は上でビールを飲んでいたようですが、このような日でも冷たいビールかよぉ。
ビールを熱燗にして飲んだ方が良いのでは???(笑)