和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

伊勢本街道2

2011-05-16 03:35:30 | カメラ
今日、2回目の更新です。

女子高生に頂いたぽにょぽにょを美味しくいただき、
スーパーで買ったうどんと天丼の弁当を平らげ、
残っていたオニギリで夕食を終りにして、
足裏の手入れです。

水ぶくれはこぶし大になっていました。
両足とも前半分です。
そら、痛いわなー。
薬剤師の言う通りに手入れして
19時にお休みです。
テントを河川敷に張っているので
川の流れはすぐ近くです。
今の時期、鯉の産卵期なので、
浅瀬にきてバチャバチャします。

夜中に一度トイレに起きました。

朝4時にはお目覚めです。
そして2日目が始まりました。
先ずは足の具合です。
立ってみて痛みは和らいだようです。
今日は歩けるところまで行こうと・・・。
カップ麺とオニギリで朝食を済ませ、
テントの撤収です。10分もあれば完了です。
ことテントに関しては山に登っていた経験から、
暗闇でも設営、撤収は自由自在です。

6時前には歩き始めていました。

今日の難所は石割峠越えです。
石割峠は伊勢本街道で一番標高があります。
また、国道369号と離れてのコースです。
水4ℓ(2ℓのペットボトル2本)を手に持っての進行です。

昨日、余りにもの痛さで行けなかった初瀬街道と伊勢本街道の分岐点、
あぶらや前まで行きました。
10分くらいの距離ですが、
足の痛みは待ってくれません。
痛みは和らいだのは気のせいだったようです。
すでに今日の厳しさが思いやられます。

あぶらや



あぶらやは本居宣長が泊まった宿というので、
表には本居宣長公宿泊の札がありました。
この前が初瀬街道と伊勢本街道の分岐点です。

右いせ本かい道、左あをこえみちと読めます。
あをこえみちは初瀬街道の青山越えのことです。

昨日から気付いていましたが、
奈良県側の伊勢本街道のルート地図を家に置いて来ました。
(三重県側は持って来ました)


たまたま
伊勢本街道保存会事務局が開いていましたので
地図を分けてもらいました。

本当の伊勢本街道のスタートです。
宇陀川を少し上ったところに墨坂神社があります。
伊勢本街道は墨坂神社の参拝から始まります。

榛原から高井まではほぼ国道を通ります。
しばらくして右側に

がありました。
弘法太師の岩清水です。
◯水が涸れない
◯雨が降っても濁らない
◯腐らない(長持ちする)
とありました。
20ℓまで100円とあります。
100円を入れると20ℓがホースから出て来ます。
(ハイカー用に無料の口があります)

痛みをこらえながらゆっくり歩いて行きます。
一時間2Kmのペースです。
両足裏に水の入った風船を踏んで歩いているようです。

案内では奈良県で一番古い道標とありましたが
これでしょうか。何が書いてあるか分かりません。


休憩すると最初の一歩が痛いので、
足を動かしていた方がらくです。
下りがきついですね。
でも自明のいやされる風景が続きます。


高井まで来ました。
ここからは当分国道とおさらばです。

つづく

古民家ギャラリーら・しい

2011-05-16 03:05:34 | カメラ
遅いと分かりながら船宿寺に行ってみました。
やはり遅かったです。
一枚も撮らずに退散です。
近くに新しい道路が出来ていたので走ってみると、
薬水に出ました。
ここまできたのなら電車の撮影です。






列車の通過待ちの間に






あとはロケハンしながら
“古民家ギャラリーら・しい”に向かうだけです。
“古民家ギャラリーら・しい”はマスイさんの紹介です。
ここで入江泰吉さんの写真展が開催されているとのことでした。
近くの文晃堂にはよく行くのですが、
當麻寺のすぐそばにありながら知りませんでした。

お昼過ぎに着きましたが、
なんと!マスイさんが今、帰ろうとしていたところです。
マスイさんは再び入り直して
和尚は館長の川畑さんの紹介を受け、
小一時間お話を聞くことが出来ました。
川畑さん、マスイさんありがとうございました。

入江泰吉さんの写真展というのは
奈良市写真美術館の企画で、
県下各地での移動写真展です。
無料になっていますので、
自由にお立ち寄りください。
詳しい場所等は上の“古民家ギャラリーら・しい”をクリックして下さい。

途中で見つけた風景



竹内街道で一番好きな場所です。
小さな路地を進むと、
タイムスリップしそうです。