一年前のブログの記事です。
3月11日14時46分
和尚は大手地図出版社の6階にいました。
初め緩やかだが横揺れが次第に強く長く続いていました。
一旦終って、すぐに二回目の揺れが来ました。
一回目と同じような揺れでしたが、二回目が強く感じました。
窓から小学校のグラウンドとプールが見えます。
先生が児童を集めている時に、
プールの水が外にあふれ出しました。
プールの四隅方向のグラウンドに水があふれて黒く濡れています。
直感です。
遠くでかなり強い地震があった。
携帯のテレビで情報収集です。
途切れ途切れの画面から、
東北太平洋沖とわかりました。
そのまま仕事を続けて家に帰り、
詳細は家に帰ってから知ることになりました。
後はもう書くこともないでしょう。
二日目はテレビを見ることもつらくなり、
あまり見られませんでした。
記録のためにここまで書きました。
阪神大震災のことを思い出しています。
注;地図出版社の場所は大阪市淀川区です。
あれから一年が経ちました。
この記事のあとに福島原発の爆発です。
16日のブログです。
安全のはずが・・・
福島原発で大変なことが起こっています。
高度経済成長の影に隠れて
安全性がおざなりにされて来たのでしょうか。
和尚は学生時代から確たる理由もなく
原発がうっとうしいと感じていました。
今、原発の恩恵を受けて複雑な感じです。
3月15日の新聞の記事です。
福島県のある党の委員会が2007年7月に
東電に対して次の質問状を出しています。
『福島原発はチリ級津波が発生した際には
機器冷却海水の取水が出来なくなることが
既に明らかになっている。これは原子炉が
停止されても炉心に蓄積された核分裂生成
物質による崩壊熱を除去する必要があり、
この機器冷却系が働かなければ、最悪の場
合、冷却材喪失による過酷事故に至る危険
がある。そのため対策を講じるよう求めて
来ましたが、東電はそれを拒否してきた。
(後略)』
冷却水取水問題に抜本的対策を求めていますが
東電は安全であるということでかわしてきた。
福島原発で起こっていることは
まさにこのことであり、
人災だと言われても仕方がないのです。
天災は仕方がないと言えば仕方がない。
復興の遅れや政府の不手際を指摘する声が多いが
余り声を大きくすると天に唾を吐く事になる。
山より大きいシシは出ないのだから。
しかし原発事故だけは違う。
怒るべき所で怒らないこの国に
自分も含めて失望してしまった。
少し前の年金問題では
選挙で政権が変わったが、
変わっただけで年金問題が進んだかと言えば
そうではない。
欧米辺りでこの問題が生じたら、
さしずめフランスなどは無期限セネストになるだろう。
次々起こる事は腹立たしい事ばかりで
麻痺してしまった。
一層の事、すべて“イエス”と言おう。
3月11日14時46分
和尚は大手地図出版社の6階にいました。
初め緩やかだが横揺れが次第に強く長く続いていました。
一旦終って、すぐに二回目の揺れが来ました。
一回目と同じような揺れでしたが、二回目が強く感じました。
窓から小学校のグラウンドとプールが見えます。
先生が児童を集めている時に、
プールの水が外にあふれ出しました。
プールの四隅方向のグラウンドに水があふれて黒く濡れています。
直感です。
遠くでかなり強い地震があった。
携帯のテレビで情報収集です。
途切れ途切れの画面から、
東北太平洋沖とわかりました。
そのまま仕事を続けて家に帰り、
詳細は家に帰ってから知ることになりました。
後はもう書くこともないでしょう。
二日目はテレビを見ることもつらくなり、
あまり見られませんでした。
記録のためにここまで書きました。
阪神大震災のことを思い出しています。
注;地図出版社の場所は大阪市淀川区です。
あれから一年が経ちました。
この記事のあとに福島原発の爆発です。
16日のブログです。
安全のはずが・・・
福島原発で大変なことが起こっています。
高度経済成長の影に隠れて
安全性がおざなりにされて来たのでしょうか。
和尚は学生時代から確たる理由もなく
原発がうっとうしいと感じていました。
今、原発の恩恵を受けて複雑な感じです。
3月15日の新聞の記事です。
福島県のある党の委員会が2007年7月に
東電に対して次の質問状を出しています。
『福島原発はチリ級津波が発生した際には
機器冷却海水の取水が出来なくなることが
既に明らかになっている。これは原子炉が
停止されても炉心に蓄積された核分裂生成
物質による崩壊熱を除去する必要があり、
この機器冷却系が働かなければ、最悪の場
合、冷却材喪失による過酷事故に至る危険
がある。そのため対策を講じるよう求めて
来ましたが、東電はそれを拒否してきた。
(後略)』
冷却水取水問題に抜本的対策を求めていますが
東電は安全であるということでかわしてきた。
福島原発で起こっていることは
まさにこのことであり、
人災だと言われても仕方がないのです。
天災は仕方がないと言えば仕方がない。
復興の遅れや政府の不手際を指摘する声が多いが
余り声を大きくすると天に唾を吐く事になる。
山より大きいシシは出ないのだから。
しかし原発事故だけは違う。
怒るべき所で怒らないこの国に
自分も含めて失望してしまった。
少し前の年金問題では
選挙で政権が変わったが、
変わっただけで年金問題が進んだかと言えば
そうではない。
欧米辺りでこの問題が生じたら、
さしずめフランスなどは無期限セネストになるだろう。
次々起こる事は腹立たしい事ばかりで
麻痺してしまった。
一層の事、すべて“イエス”と言おう。