和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

日本山岳写真協会展

2012-03-14 19:40:33 | カメラ
日本山岳写真協会展に行ってきました。
写真はもちろんですが、かつての仲間と会うのも楽しいものです。
一年に一度の事です。








大和路号で行きました。
家から京都市美術館までの往復ジャスト140kmでした。
最短距離をムダなく走ったのですが片道2時間30分ほどかかりました。
通勤時間帯に走ったので大和郡山を抜けるのに時間がかかりました。
帰りも同じです。

大和路ばかり撮っていると、どうもスケールが小さくなるような気がして
たまには山岳写真の大スケールの写真を見るのも必要かと感じました。

関西支部のコーナーでは
上本さんの六甲山系を撮った二点が印象に残りました。
一瞬、外国かと思うような切り取りで新しい感じがしました。
上本さんは和尚と一緒で非常に控えめな方で写真の上手い方です。

竹本さんの春の訪れは大山のブナ林の作品で彼の故郷でもあります。
非常に好感が持てます。

濱田さんの神宿る峰はメルヘンチックでスケールの大きい作品です。
部屋に飾りたいですね。幽玄の森もいいです。

案内にもなっている浅山さんの晩秋の雪化粧は
雪というよりは霧氷なのですが非常に珍しい現象だそうです。
雲間の前穂高も高度感が出て私の好きな写真です。

企画展の高見さんの「我が撮っておきの立山・劔岳」は
冥光立山、池ノ平早春、長次郎谷光と影、劔岳倒映は素晴しいの一言。

穂苅さんの『槍をめぐりて』はおなじみ槍ヶ岳山荘の穂苅貞雄さんです。
説明する事もないでしょう。私は元気な時に何回もお会いしています。

公募展は小さくまとまり過ぎて面白くないのですが、
鬼頭さんの『大地の鼓動』に上手さを感じました。

長田さんの「星空のロマン」は流れ星が上手く写っています。
フィルムだそうでびっくりです。

協会展コーナーでは
蹴場さんの「雪模様」はこの会場一番の印象でした。
鎌田さんの「初夏の立山」はすがすがしい元気にしてくれる作品です。
小島さんの『初秋』上手いですね。
林さん「涸沢岳倒景」よく見る構図ですがこれだけ美しいと良いです。
中澄さん「玄光の朝」、宮坂さん「朝の山」、茂出木さん「明けゆく大台ヶ原」は安心して見れます。

選抜展コーナーは
鈴木さんの「厳寒の陽」、松原さんの「雪面模様」が組写真らしい。

両毛支部の長谷川さんの「滝雲」、小島さんの「夜明けの花畑」
松本支部の佐々木さん「雲上の槍ヶ岳」、宮坂さんの『雲切れる赤岳』
山梨支部の輿水さんの「雲間のピラミッドピーク」、大森さんの「地上の星」
輿水さんとは面識がないのですが協会展コーナーと山梨支部の2点出され一番印象に残った人です。
大森さんは忍野在住のプロ写真家です。一味違います。

外国の山岳写真も多いのですが、一部を除いて記念写真ばかりで面白くないですワ。

隣のブースでは大判写真協会の展示もあります。
細かい描写はなるほどですが、写真としての面白味に欠けますな、と
思うのでありました。

休みを取って京都へ

2012-03-14 06:41:44 | カメラ
今日は休みを取って京都に行きます。

写真展を見に行くためです。
別に山岳写真協会の回し者ではありませんが、
和尚にとって休みを取ってでも見る価値があると思うから・・・ですわ。

昨日から開催です。


京都市美術館 本館
3月13日(火)~3月18日(日)
9;00~17;00
入場無料

企画展として
槍ヶ岳山荘の穂苅貞雄さんの「槍をめぐりて」
高見源彰さんの「我が撮りためた立山・劔」
ライブトークが3月17日(土)14;00から


デジブック 『大和の桃源郷』が出来ました。