パパの子育て七転八倒

平日仕事が遅く代りに週末に集中して育児してます。ワークライフバランスと[父親が考える育児]がキーワードです。

パパから子供へのお金の教育 3

2011年11月03日 | 仕事と育児
さて、しゅんじに教えてきた、お金の話ですが、恐らく理解していないだろう、日本の銀行の話。

昔から、(特にパパの親は)銀行に堅実にお金を預けて、まあ硬いといっては失礼だけどまじめな人生を歩んできました。
その血を受け継いできたのか、そういうパパも堅実に銀行などに、 (ここでは「銀行など」がミソです)に預けてきて、将来の来るべき災難に備えてきましたが、そんな中、1997年、バブルが弾けてから銀行がどんどんと潰れて行きました。

パパも、銀行と、親があまりまじめに預け先として考えていなかった証券会社もありましたが、いずれも何行か倒産し、元本割れしました。

そう、もはや、これは絶対安全なんて無いのです。

そこで、しゅんじには、銀行にお金を預けると、金利はとってもわずかでも増えるけど、その銀行がなくなるかもしれないことも伝えました。
絶対学校では教えてくれない話です。中学校でも教えてくれないでしょうね。

では、どうすれば安全にお金を預けたり、増やしたりできるのか?

そんな回答はありませんが、ひとつだけヒントを授けました。

「世界中で一番危ないかもしれない銀行はどこの国?」
「うーん、アメリカ?」
「もしかしたら、日本かもしれないよ!」
「え、本当?」
「可能性はあるよ」
「じゃ、どうすればいいの?」
「外国の銀行に預ければいいんじゃない」
「そうか、じゃあ、外国の銀行は大丈夫なの?」
「いやあ、それもわからない、外国の銀行も倒産するかもしれないし」
「じゃあ、どうすればいいの!」
「一箇所に入れて、何かあったら危ないから、いろいろわけるんだよ。日本とか、アメリカとかオーストラリアとか。
 だから、海外旅行に行ったら、観光地で楽しむだけではなくて、街に活気があるとか、ものの値段がどれくらいか、とか
 たくさん、よーくチェックすると、いろいろとわかってくるだよ!」
「そうかあ!」

本当に理解できたのかどうか、わかりませんが、何か自分で考えるきっかけになったらうれしい限りです。

今後も機会のあるときに伝えて行きます。


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