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13年ぶりの黒潮大蛇行。この寒い冬に。

2018-01-14 14:21:56 | 芝草「冬」にオススメの資材

今年の冬は全国的に寒いですね!

2004年~2005年の冬とよく似ていて、

寒気と暖気の境目を流れる偏西風が

日本列島付近で南に蛇行しているため、

大陸からの寒気が日本の上空へ流れ込み易い状況が続いているからです。

西高東低の気圧配置が強まった場合、

日本海側に大雪が降りやすい。

これに対し太平洋側では

東シナ海に発生した低気圧が日本列島の南岸沖を発達しながら東へ進み、

そこに北から寒気が流れ込んだ時に雪となりやすい状況です。

偏西風が南へ蛇行している箇所と地形を見ると

特に

伊勢湾、駿河湾、東京湾付近の半島の山沿い(ゴルフコースがあるよう場所)

乾いた寒気が北から流れ込み易く

この1~2月の

乾燥害、凍害、降雪には警戒したいところです。

表層の地温をなるべく高く保ち、

「霜」や「雪」を融けやすくさせ、

ターフを「乾燥害」「霜害」や「凍害」から守るオススメの資材があります!

 (1)表層土壌の固結・凍結抑制 には

「リストア・プラス(3-0-2)」です!

 主成分の「こうぼ」が

寒冷期でも菌態活性を緩やかに活性向上し、

土壌の固結・凍結を緩和します。

残留を分解し、糖質に変換し、

貯蔵糖分として蓄えるので

ターフが乾燥・凍結しにくくなる資材です。

 ↑11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで

 2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。

 (2)乾燥・固結・冬のドライ対策には

 「ハイドロ・マックス」です。

 100%天然の浸透資材で、

 含有するフミン酸が表層土壌の気相を保持し、

 ユッカシジゲラの湿潤成分が

 ターフに必要な最低限の液相を持続する能力に優れます。

 冬のドライを抑制する資材としてたいへん定評があります。

←フミン酸が土壌の固結を緩和

 (3)霜害抑制・擦切れの抑制には

 「カル・マグ・マックス(7-0-3)」です!

 カルシウム4%、マグネシウム2%の黄金比で、

 カルシウムを完全吸収します。

 葉身細胞を強くし、霜害や擦り切れを抑制します。

 (4)発色の向上・持続には

 「エクストラアイアン(6-0-0)」です。

 もっと、艶のある緑色を期待できる

 アイアンマックス(15-0-0)」も好評です。

 発色を向上させ、光合成不足を補い、活性を持続する「鉄+尿素」資材です。

(5)地温アップと降雪時の融雪には

「土壌再生炭」です。

   

タンク車などを使用し、散布できる粒子の細かい活性炭です。

グリーン面に留まると、ほんのり黒くなるので、太陽を吸収し、地温を向上させます。

多孔質ゆえに、良性菌のすみかとして働き、

味の素の生産工程で使用された資材なので、多孔質の外壁には

アミノ酸がたっぷり付着しているので、良性菌のえさとして働きます。

融雪剤としては、墨汁などよりも 長く雪の表面に留まり、融雪後は

すばやく茎の下へ浸透しますので、

黒くまだらになりにくいので好評価です。

(散布直後)

(3時間後)

(6時間後)

以上です。

よろしくお願いします!

(^。^)


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