関東地方では、
1月22日は48年ぶりの寒気とやらで、
お昼すぎから雪が降り
最高気温も低いままで、
今も尚、なかなか雪が溶けずに大変なコースが多いです!
1月26日朝、さいたま市では-9.8℃を記録し、
1977年の観測史上、最も低い気温となりました。
東京都心では53年ぶりに、2日連続で-3℃以下を記録した位です。
今年の冬は、やっぱり寒いですね!
◇
そんな中で、コース脇にあるスギの木を見ると
花粉をたわわに蓄え、今にも飛散しそうです。
太平洋側のコースでは
2月10日頃から花粉が本格的に飛散する模様です。
「花粉前線」=「よこ根」成長の始まり
と思います。
◇
寒い冬ですが、
グリーン面のベント芝「ペンクロス」の名前の由来となった
米国の都市ペンシルバニアは北緯39度、
日本でいえば、
岩手県盛岡市付近なので
我々ヒトにとっては寒い今年の冬も
ベントにとっては、
そんなに特別でないのかもしれません。
◇
気象庁発表の3ヶ月予報によれば、
2~4月の関東、東海、近畿地方は
例年よりも気温が低めで、晴れの日が多いらしいです。
3月上旬の長雨・日照不足の確立が低い事は良い事です!
◇
これから始まる新根成長を順調に進める上でも
新根茎周囲の凍結、固結、乾燥を
少しでも緩和していきたいところですね!
◆
表層の床土が固い=地温があがりにくい 。凍りやすい。乾きやすい。
葉身が乾く=擦り切れやすい。
オススメの資材があります。
1) 凍結や固結の抑制には「リストア・プラス」です。
酵母の力で寒冷時期でもくいつき、
フミン酸の力で空相を確保し、凍結を抑制します。
↑11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで
2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です。
2)乾燥・固結の抑制には「ハイドロ・マックス」です。
100%天然の浸透資材で、含有するフミン酸が表層土壌の気相を確保持続します。
ユッカシジゲラの湿潤成分が、葉身に潤いを持続させ、擦り切れから守ります。
←フミン酸が土壌の固結を緩和
3)発色向上=太陽吸収=地温上昇には
鉄系資材「エクストラアイアン(6-0-0)」です。
ターフの色を濃くする事で太陽を吸収し、地温上昇を助けます。
「土壌再生炭」もほんのり表層を黒くし、
融雪促進、凍結緩和に貢献できる資材です。
散布後は 多孔質ゆえに、良性菌のすみかとして働き、
多孔質の外壁にはアミノ酸がたっぷり付着しているので、
良性菌のえさとして働きます。
(散布直後)
(6時間後)
*タンク車で水と混合し散布される場合は、投入口にザルなどを使用し、
よくフラッシングしながら、タンク内の水の攪拌を最大にしながら
資材を投入して下さい。
◆
以上です。
よろしくお願いします!
(^。^)
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