このところの「戻り梅雨」のような曇天と
大気中の高い湿度で
表層の「ムレ」が気になる時期です。
72候8月3日「大雨時行(たいうときどきおこなう)」
大気の状態も不安定で、にわか雨や夕立も多い時期です。
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大気中の湿度の高いこの時期。「できすぎ」傾向のターフは気になります。
芝密度の高い面であればあるほど、葉の重なりによる「ムレ」
と病害の侵入に注意したいところです。
「転がり」もなんとなく物足りず、
ターフの葉の重なりを避ける意味でも
たしかに、薄目砂する事はメリットがあると思います。
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72候8月28日「天地始粛(てんちはじめてしゅくす)」
この頃までは
やっぱり夏には変わりなく、
日中温度はいつ何時上昇してもおかしくありません。
葉の上に残っている砂は
太陽熱を吸収し、地温を上昇させる危険があります。
ましてや、
目砂後のスリ込みは
表層にストレスをかけてしまうので、避けたい時期です。
目砂は ほんの”うす~い”量にして、
散水で(あるいは雨で)茎下に落ちる量を
気候の推移をみながら
こまめに行い
葉の重なりによる加湿を回避し、
少しでもボールの転がりを良くして、
この夏場のクオリテイを持続したいところです。
◆
この高温時期の薄目砂にオススメの資材があります!
1)薄目砂後のヤケ防止には
100%天然由来の浸透資材
「ハイドロ・マックス」です。
主な成分は
ユッカシジゲラ抽出物90%→サポニンによる浸透剤効果
フミン酸(天然レオナルダイト由来2%→気相と最低限度の水分の持続効果
です。
北米大陸に自生する「ユッカシジゲラ」は
ステロイド・サポニン と ポリフェノール を豊富に含みます。
それゆえ、北米大陸の原住民インデイアンが
シャンプー(かゆみ止め→雑菌の繁殖を抑える(ポリフェノール効果)
すり傷治療→傷んだ細胞を回復させる(ステロイド効果)
などの薬用として活用していたといわれます。
2)薄目砂後のヤケの回復には
「ブランZ(10-6-5)(エッセンシャル20%配合)」です!
主な成分とその効能です。
・完全微生物分解の超緩効性メチレン尿素を70%
→「ヤケ」「徒長」などのリスクが少ないN(窒素源)で
ダメージを回復
・リン酸6.8%のうち、亜リン酸が4.5%
→根の回復を促進
・カリウムを5%
→ターフのこしをしっかりさせます。
・芽数を回復させるエッセンシャルプラスを20%
→暑さに強いアミノ酸+ビタミン、
夏越しで消耗した貯蔵糖分を補給する糖類、
根あがりに強いケルプ(オーキシン様物質)、
などをバランス良く配合
・鉄、銅、亜鉛、マンガンなどの微量要素
→藻苔や雑菌の繁殖を抑制できる微量要素です。
◆
是非お試し下さい!
よろしくお願いします!
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