このところ
「戻り梅雨」のような雨の日や曇天の日が続いています。
平野部でも
日中温度が35℃近い猛暑日も少なく、
標高の高いコースでは
秋の始まりを象徴するトンボも飛び始めました。
◇
7月の乾燥や
その後の猛暑による「芽数の減退」、
乾燥した部分が撥水相に発展して侵入した
「リング」、「ピシウム」、「炭疽」等の病害による
ダメージなどを回復させるには
”追い風”とも言える気候ですね!
◆
この先の気象展開を
旧暦72候に沿って考えてみたいと思います。
このところ続いている「戻り梅雨」的な雨や曇
↓
72候8月3日「大雨時行(たいうときどきおこなう)」
大気の状態が安定せず、夕立やにわか雨の降る時期
↓
72候8月7日「涼風至(りょうふういたる)」
夕方、涼しい風が立ち始める頃。
午後3~4時以降の夜温も下がりやすい。
↓
72候8月13日「寒蝉鳴く(ひぐらしなく)」
寒い蝉と書いてヒグラシ。熱帯夜的な夜も少なくなる頃。
ターフ的には夏越しで「貯蔵糖分」を消耗し、
同時に
秋の新根(白根→よこ根)の発根も始まるので、耐力の弱る頃。
なので、
ここから8月の終わりまでは
「炭疽」などの高温系病害も侵入しやすい頃とも言えます。
↓
72候8月28日「天地始粛(てんちはじめてしゅくす)」
ようやく暑さの鎮まる頃
◆
「盆明け」前後の 気象展開に沿って、
7月の乾燥や病害でダメージを受けたターフを回復させ、
”盆明けの落ち込み”を抑制し、
秋の新根発根へと継げてゆく、
オススメのNPKが
「ブランZ(10-6-5)」です。
主な成分とその効能です。
・完全微生物分解の超緩効性メチレン尿素を70%
→「ヤケ」「徒長」などのリスクが少ないN(窒素源)で
ダメージを回復
・リン酸6.8%のうち、よこ根のコンパクションをつくる亜リン酸を4.5%
→「盆明け」の根あがりを抑制し、秋の新根発根を促進
・カリウムを5%
→残暑も湿度も厳しい中、ターフのこしをしっかりさせます。
・芽数を回復させるエッセンシャルプラスを20%
→暑さに強いアミノ酸+ビタミン。
夏越しで消耗した貯蔵糖分を補給する糖類。根あがりに強いケルプ(オーキシン様物質)。
などをバランス良く配合
・鉄、銅、亜鉛、マンガンなどの微量要素
→藻苔や雑菌の繁殖を抑制できる微量要素です。
◆
是非お試し下さい!
よろしくお願いします!
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