竹田ゆかりのブログ

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教育問題や時事問題に関する思いなど 

衆議院選挙が終わって思うこと…

2012-12-27 22:40:47 | 日記





選挙の結果が出て、気落ちしていました。
威勢のいいことをいう人に票が集まるという現象に、大きな危険を感じます。
もっと、しっかりと議論すべきだったことがするりと通っていく…。
大多数の人が憲法九条を変える必要を感じていないのに、選挙結果は、その反対となった。
大多数の人が脱原発を望んでいるのに、一番脱原発に後ろ向きな党が大勝した。
雰囲気やその時の流れ、目先のことで判断する選挙が繰り返されていくと、やがて思いもよらぬ方向に進んでいくのではないか。
なぜ、こんなに振り子がふれたのでしょうか。
原発の安全神話にだまされた…だました側は許されないことですが、だまされてしまった側も反省し、しっかりと想像力を働かせて選挙に臨む必要があったのではないでしょうか。
「ある大学の広告が新聞に載っていました。「複眼的思考、何が本質であるか判断する力、10年先20年先の社会を考える力…こんな生き抜く力を育みます。」という広告でした。
大学に行かなくても、このような力は義務教育の中で身に着けさせなければいけないですよね。時間数が増え、学ぶ量が増え、全国学力テストで競わせて、果たして、こんな力はつくのでしょうか…。
選挙結果を見て、つくづくそう思います。