竹田ゆかりのブログ

竹田ゆかりの活動記録
教育問題や時事問題に関する思いなど 

12月一般質問

2013-12-08 21:42:55 | 日記
12月定例会  一般質問に立ちました

内容は
①教育環境・条件整備について…学校配当予算・35人以下学級・空調設備設置
②安全安心な暮らしを守るために…個人情報の流出への対応「本人通知制度」
です。
①については、9月の一般質問で学校現場の実状を具体的に伝えながら、「豊かな学びが保障され、一人一人が大切にされる学校」にするためには何が必要なのかを話させていただきました。
そして今回は、どのように予算要求の中に反映させる努力がなされたのかを伺いました。

しかし、今年の予算要求は原局側にとっては、大変厳しいものであることがわかっていましたので、聞く側もつらかったです。
例年でしたら、「経常経費…マイナス〇〇パーセントシーリングで」となって、その他の計画事業(たとえば、トイレの改修・いすや机の更新)は別枠で予算が組まれました。
しかしながら、来年度からは包括予算制度が導入されるということで、経常的な事業も、計画事業も、部内でやりくりしなさい。新しい事業をしたければ、何かを削りなさい。というやり方に変わりました。
「それぞれの部内で、マネージメントしなさい…」って、言葉はきれいですが、要するに「あれもこれもは駄目よ。欲しいもは一つにしなさい」ということです。
しかし、「鉛筆か、消しゴムかどちらかにしなさい」と言われても、両方必要なわけで…あれもこれも欲しがる子供をなだめるようにはいかないものです。
ちなみに、学校配当予算は経常経費、35人以下学級のための非常勤講師と空調設備設置は計画事業費
どの部もかなりの圧縮(25~30パーセント)を求められての予算要求のようでした。

ことあるごとに「市税収入が減ってきて…財政状況が厳しい…」と聞かされて来ましたが、本当に、鎌倉市は財政状況が悪いのか、調べてみました。
すると、とんでもないことがわかりました、市の広報誌にも載っていますが、実質公債費比率はマイナス0.1パーセント、これは神奈川県内19市中、一番少ない、つまり一番財政状況が良いのです。
財政調整基金で比べても、19市中7位。先日総務省に電話で、空調設備設置について問い合わせたときに「鎌倉市の財政状況、いいですね~」とほめられてしましました。
鎌倉より、財政状況が悪くても、「普通教室への空調設備設置」は喫緊の課題ととらえて、鎌倉のまわりの自治体はどこも付け始めています。
詳しくは、一週間後ぐらいにアップされる、録画をご覧ください。

② 昨今、他人の住民票や戸籍が、不正請求されて、売買される事件が起きています。プライム事件、ベルリサーチ事件では、鎌倉市民26人の方が不正請求され、被害者になっていますが、ご本人は知りません。「本人通知制度」が導入されれば、自分の住民票や戸籍謄本が誰かによって知らないうちに請求されたらその事実を知ることができます。
鎌倉市もこの制度の導入を急ぐべきです。詳しくは録画をご覧ください