騙されないためのメガネ
昨年の9月19日、眠れない一夜を過ごしたことを、これほどまでに人は忘れるものだろうか。
安倍総理が目論んだ通りに…。
「安保法案」と言う名の「戦争法案」が、強行に押し切られた日のことを。
大多数の国民が、「説明が尽くされていない」と感じているのに、
「そのうち分かる」と言った傲慢な態度で、強行に「戦争法案」を通した日のことを。
何万人もの国民が、国会に押し寄せた日々のことを。
7月11日未明、改憲勢力が3分の2を超えた。
選挙戦のさ中、メディアは、もっぱら都知事選の攻防をワイドショーネタとして流し、
自民党は選挙の争点から徹底的に、「憲法改正論」を外し…。
更には、
これまで、野党が訴えてきた、貧困格差の問題、非正規雇用の問題に、
「同一労働同一賃金」を目指す…と。
よくも舌をかまなかったものだと、あきれ果てる。
争点ぼかしと、いわゆる抱き着き作戦で、見事に国民の目をだましぬいた。
自民党はこれまで、選挙戦で公約したことの多くを、選挙後棚上げしてきている。
選挙の時には、どの候補者も、理想を掲げるものだ。
反対勢力が言い続けてきたことでも拝借する。
騙す政治家も悪いが、騙される国民にも責任がある。
だから、私たちが騙されないために持っておくべきメガネは、
その政治家が、
「憲法の理念を正しく理解し、
平和を希求する信念を持ち、
国民一人一人の基本的人権を守るために、
とことん汗を流す人であるか」
を見抜くメガネである。
そのためには、国民である私たちも、たゆまぬ学びを深めなければならない…と思う。
昨年の9月19日、眠れない一夜を過ごしたことを、これほどまでに人は忘れるものだろうか。
安倍総理が目論んだ通りに…。
「安保法案」と言う名の「戦争法案」が、強行に押し切られた日のことを。
大多数の国民が、「説明が尽くされていない」と感じているのに、
「そのうち分かる」と言った傲慢な態度で、強行に「戦争法案」を通した日のことを。
何万人もの国民が、国会に押し寄せた日々のことを。
7月11日未明、改憲勢力が3分の2を超えた。
選挙戦のさ中、メディアは、もっぱら都知事選の攻防をワイドショーネタとして流し、
自民党は選挙の争点から徹底的に、「憲法改正論」を外し…。
更には、
これまで、野党が訴えてきた、貧困格差の問題、非正規雇用の問題に、
「同一労働同一賃金」を目指す…と。
よくも舌をかまなかったものだと、あきれ果てる。
争点ぼかしと、いわゆる抱き着き作戦で、見事に国民の目をだましぬいた。
自民党はこれまで、選挙戦で公約したことの多くを、選挙後棚上げしてきている。
選挙の時には、どの候補者も、理想を掲げるものだ。
反対勢力が言い続けてきたことでも拝借する。
騙す政治家も悪いが、騙される国民にも責任がある。
だから、私たちが騙されないために持っておくべきメガネは、
その政治家が、
「憲法の理念を正しく理解し、
平和を希求する信念を持ち、
国民一人一人の基本的人権を守るために、
とことん汗を流す人であるか」
を見抜くメガネである。
そのためには、国民である私たちも、たゆまぬ学びを深めなければならない…と思う。