テイクハウスのスマイルフェイス

家族を笑顔にすることが、テイクハウスの楽しみです。そんなテイクハウス設計室での日々のできごとを綴っていきます。

何から書いていこう・・・。

2009年09月15日 | takekawa
ブログ一休み中の出来事、現場のこと、何から書いていったらいいのか悩んでしまいます。

でもやっぱり一番は先日の地震ではないでしょうか。

早朝のあの恐怖・・・。初めて経験し、何もすることの出来ない状態。
木造の骨組みがミシミシと嫌な音をたてて鳴り響く。

子供を布団に被せ、その上を自分が覆い被さり、揺れの収まるのを待ちながら、

いつまで続くんだろうか、自分の設計した建物は平気だろうか、まさか自分の設計したとこだけが壊れてるなんてことは・・・・。

いろんなことが頭を過ぎりました。


わたしたち設計士はこの地震に打ち勝つことの出来る建物を造ること。

でも本当に今現在の基準法の数値で十分なんだろうか、この数値に惑わされていないだろうか・・・。


被災地の方々からすれば、地震を経験したことのない設計士に何がわかるのか、

今回のこの地震はいろんなものを学んだ気がしました。


そして、この地震はみなさんもご存知の通り、いろいろなところで被害を及ぼしました。

ご近所さんでもかなりの被害です。
テイクハウス設計室にも依頼が集中し、現在一軒一軒修復工事を進めています。


室長の実家も被害を受けました。


柱と開口部の取り合い部分です。




柱に沿って亀裂が入っています。




亀裂により壁が剥がれ落ちています。



築30年以上の木造住宅です。
建築基準法法改正前の住宅に、増築で二階に洋間を増やしたという非常に危険な建物なんです。

耐震工事をしなければと思っていたときの、この地震。

早く直さないと・・・。