258クーリーローチ
独特な横縞模様と色合いが可愛いドジョウさん。スタイルが馴染深いドジョウそのものなのがGood。
流通サイズは概ね6㎝前後の個体群で大人しい性格と底面の残り餌を食べる習性から
ちょっと綺麗で可愛い掃除屋さん的なポジションで人気高。
ドジョウの仲間あるあるではあるが、複雑なレイアウト水槽に入れると
日中は隠れがちになって姿を見るのはご飯タイム程度になる事もあるが
同系種との混泳にストレス感じるタイプではない為、そこは数入れてカバーやww
一般飼育環境だとあまり見ないシチュエーションかもしれないけど
上層を泳ぐ魚が居ない、もしくは小魚が極めて少数な環境だと
ご覧のように中層から上層に向けて活発に泳ぎ回る傾向があったりする。
種別にストックしてる業者環境あるあるww
ちなみにクーリーローチしゃんは空気呼吸(腸呼吸)を頻繁に行うタイプって訳ではなく
充分な酸素量が確保出来てる環境だとほぼエラ呼吸だけで過ごす傾向が強い。
飼育下でのサイズは8㎝程度までと小さく、ネオンテトラなどの小〓竿未蛤鵬椎宗皮膚呼吸、腸呼吸を行なえる点も日本在来のマドジョウと同じ一緒。
このような特徴から個人的にはベタ飼育してる小型ケースなどでの混泳がオススメだったりする。
あまりにもベタとは形状がかけ離れている為、縄張り意識や餌としての対象とみられる危険性がかなり低く
よっぽどな飢餓状態ベタさんじゃなきゃ攻撃する事もなくすんなりと同居可能。
餌も選り好みせず何でも食べてくれるし、喧嘩もせずに飼い易い特徴をたくさん持ってるけど粘膜ぬるぬる系魚にありがちなPH低下には弱い傾向がある(*´-`)
ぬるぬる粘膜が白く目視(本来透明)可能になってる時はいろいろとマズイ状況でしてね、水替えメンテなどで1日で白い粘膜が取れても油断大敵。
この場合は、粘膜剥離を起こしてる事が多々ありましてね、後日皮膚が壊死したりヒレが溶けるような症状から病気を発症する事もある。
粘膜ぬるぬる系魚にとって粘膜の健全性はほぼほぼ命に維持に直結してますんで
白っぽい粘膜状態を見つけた時はしっかりと反省して、アクアセイフに代表される粘膜保護剤を至急投入するのが大事です。
白っぽい粘膜の面積が体表面積の5%以上も発生している時は、相当危機的な状況の直前なのでこうなってしまった時はアミで掬って粘膜保護剤を直接散布するぐらいしてやっても良い( ゚д゚)
粘膜保護剤は薬じゃないので、これで治りますウンヌンの話しとしては書かないけど
水を介して呼吸してる魚類の中でも、特にぬるぬる系魚にとっては体内の酸素飽和度を
維持する上で粘膜(人工粘膜たる粘膜保護剤も同じ)ってのがクッソ大事って話です。
2020年から始まったコロナ禍で有名になったエクモなる人工肺を見てても分かるように酸素を呼吸してる生き物にとって、血中に酸素を取り込めるか否かが生存における最も重要なベースです。
どんなに高度な手術や薬よりも、まずは血中酸素濃度。。これなくして生存は不可能。。
訳のわからん泥水とか無意味以上の何物でも無い商品が多いアクア商品の中で
例外的なまでに効果的で良い商品はアクアセイフのような粘膜保護剤だと
おっさん確信してますので、クーリー飼育に限らずエラ呼吸生物愛好家には一家に一本オススメwww