店長今日の一撮 2

ある時は熱帯魚屋パラダイスの店長
ある時はネイチャーフィールドのおっさん
しかしその正体はケンぢファ〜ムの設立者

ブルボン

2022-12-19 16:11:00 | 熱帯魚関係ね


やりやがったなブルボン( ゚д゚)、ペッ

久しぶりの個人的ヒットグミ。。買い占めます🥺🥺🥺🥺🥺🥺🥺🥺






やりやがったなオーナー( ゚д゚)




2階で妙な植物の育成を始めた結果
会社で雨漏り発生しまして
おっさんが10年近く使ってるゴミ・・じゃなくてケースがビッショビショやwwww

流石に引退か(*´-`)





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378ミナミヌマエビ

2022-12-19 14:32:00 | おっさん的熱帯魚図鑑的なメモ書き日記🥺






378ミナミヌマエビ


日本にも広く分布する小型シュリンプの定番種。観賞ルートにおいては実際のところ様々な品種が
ひとくくりに「ミナミヌマエビ」として販売されており、総称として使われる傾向が強かったりする。
その最たる例がシナヌマエビと呼ばれる品種(こっちも実は総称ww)でして、おっさんがウロウロしてる
愛知県ではこっちの方がどこでも採集できるってイメージですらある。
パッと見の外見はほぼ同じながら、額角の長さの違いから見分けは簡単や!と言いたいところだが
実際にはシナヌマエビは多様な品種の総称であり、ミナミヌマエビとの交雑種も確認されている事から
DNA判定しなきゃもうワケワカメ~~なのが現実であろうかと


観賞用として流通している個体群の飼育下でのオススメポイントと言えば
やはり掃除屋さんとしてのポジションであろう。
雑食性でツマツマとコケや残り餌などを食べる姿が愛らしい。
小型種ゆえにヤマトヌマエビほどの処理能力は無いものの
小型種ゆえに稚魚水槽の掃除屋さんとしても使い易く、そのような環境下では
ヤマトヌマエビに比べて稚魚の捕食率が抜群に低く安全かな。
また淡水環境での繁殖能力があり、飼育下で産まれたての稚エビを
愛でながら育てる楽しみは純粋に生き物好きの好奇心をそそると思う。

小型魚との混泳は特段な問題はなく、常識的なサイズ差感覚を持って選べば
組み合わせの安全性は保ちやすい。単純に丸飲みされるほどの大きさが有る魚にとっては
餌になるので、その辺りに注意を払っておきゃ~OKって感じね。


で、おっさんがペットエキスポ各店しゃんにリリースしている個体群は
近隣で自然採集している個体群でしてね、今の時代それはもう不審者フィールド全開な訳です。

採集の基本時間帯が夜になってしまう点が最も不審者がられる要因であろうと思っていたが
実際のところ昼間でもおっさんが1人で意気揚々と採集しているとパトカーがやって来る事もしばしば
親子連れ、キッズ集団以外の採集人にも人権をくれww

与太話はこれぐらいにして、おっさんが何度もお巡りさんと世間話をし
無駄に仲良くなって新人の職質の練習台に協力させられる(←実際にそう言われたwそれぐらいの関係性ってのも個人的にはありだと思ってる)って事は、一般人から見たらそこにアミとバケツを持った人が居るのは
おかしい&不釣り合いな場所ってイメージしやすい場所って訳でもありましてね、
そ―ゆー場所で採集している。

イメージとしては大きな川や、小川と呼べる規模の川ではなくて
一般的な視点で見るとドブと表現した方が適切な場所と言えば分かるかにゃ??

生息自体は大きな川にも当然住んでる訳だけど、大きな川だと魚や他のエビも沢山居る訳でして
その品種だけを狙いすまして大量ゲットするのが難しいのです。
採集後に選別せにゃならんのは単純に手間だし、近年では特定外来種の移動禁止などの
法律の絡みもありますんでね。。。

合法的に効率よく狙った品種だけを最短でどっさりとゲットンするには
その品種だけが高密度で密集している場所を探すのが一番です。

その為に必要なのは・・・・・・・探し回る足と時間www

それも正解ですが生き物好きとしては、その他に習性を観察して探す方法がありましてね
ミナミヌマエビの場合は生涯サイクルを1年と仮定した場合にどの時期にどこへ行くのかを観察してみました。


その結果、愛知県では8月~9月頃に新しく産まれた個体群が川を遡上し、天敵の少ない田んぼ際の流れのある水路で成長する。
10月から12月頃には遡上先の水路をほぼ埋め尽くすほどの密度まで殖え、そこで大人サイズにまで成長する
1月~4月頃は越冬の為に遡上先水路で大人サイズにまで成長した個体は、逆に水路を下り大型河川まで到達し越冬。
子供サイズ~若親程度のサイズ帯の個体群の大半は水路をさらに遡上し原流域付近の水深が確保できる場所に集まって集団で越冬し、ごく一部の個体群は元の水路に留まる。
5月~7月頃になると越冬組は一斉に移動を開始して大型河川へと下りながら産卵繁殖を繰り返す(*´-`)


こんな感じで季節とサイズ帯の違いに合わせて移動している事が判りましたww


おっさん的には10月~12月の水路を埋めつくす時期が採集が楽で一番好きであるが
採集が楽って事は採集時間も数分で終わるって事でして他人の目に付く事も少ない。

1月~4月の集団越冬時期に関しては、そもそも需要が減るので採集量を少なく見積もれる事と越冬場所に密集してジッとしている個体群をアミで掬うので作業も短時間で終わる。


問題は5月から始まる越冬後の大移動シーズン。。
出荷ベースで言えばシーズンインしており需要がマックスに到達している時期なんでつ。
それなのにエビが密集状態からばらける為、数を確保するのに時間がかかる。。
つまり人目に付く→通報される→パトカーが来る→「今年も来る時期になりましたね~(笑)」
とあいさつされるミナミヌマエビルーティーンwww


ちなみにおっさんが採集するとこんな感じ




魚の配達で使った発泡箱に水を極力入れずにエビだけ入れて持って帰って来る。
一見雑な扱いに見えるだろうが、数千、万単位で採集と移動をしようと思うとこれがベスト٩( 'ω' )و

まぁ、前提条件として移動時間が1時間以内である事、移動中も箱の中の温度が20℃未満程度を維持する事(エアコンガンガンで冷やす)ってのはあるんだけどね。

下手に水を入れると10分で酸欠になって全滅します。
エアレーションをしたとて密度が高過ぎて追いつかにゃい(*´-`)
さらに言えば採集直後の個体はあっという間にぶりぶりーっと💩するので、30分後には排泄物などで水がくっさーってなる🥺🥺

色んな意味でお店で売ってる状態とは異なるんです。

発泡箱に入れて蓋をすると湿度は保たれるからミナミヌマエビはエラ呼吸をスムーズに行えて、まずは酸欠のリスクが無くなる。
次に水を入れない事で排泄物がエラに入り込んだりせずに済みダメージが広がらない。

その結果、絶好調なコンディションでストックヤードまで移動が可能となる٩( 'ω' )و

到着後に発泡箱に水を入れると
仲が全く見えなくなるほどに
どちゃ濁りになりますので
2度ほど水を入れ替えながらあらって
それからストック水槽へ入れる感じですかね(*´-`)

それでも翌日には大量の排泄物が出るから
2日間はひたすら水換えして、お店や一般ユーザーへリリースする為の移動に適切な状態にまで整えるんやで🥺🥺🥺🥺🥺🥺



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