マシジミ 19
主にめだか飼育や金魚飼育時のアオコ(白濁りタイプ&緑濁りタイプ両方へ対応)処理班として活躍する淡水性の2枚貝。飼育下寿命は最大で5年程度。
食用として広く流通している汽水性のヤマトシジミと異なり純淡水域に生息している為
観賞用水槽に適している。と言うか汽水域で採集されたヤマトシジミを淡水飼育すると早期に死亡する🥺
純粋なアオコ処理能力の高さで言えばマツカサ貝やドブ貝など、より大型な2枚貝の方が効率的ではあるが、大型種は安定した長期飼育が餌不足の観点から現実的ではなく、また死んだ時に魚とは比べ物にならないスピードで腐敗する事で水槽内全滅を引き起こすリスクが高すぎてこわひ(*´-`)
そんな中、万が一の死亡時にも腐敗質量の少ない本種であれば水槽全滅リスクは当然下がりますし、腐敗時に貝が開くまでの時間も大型種より早く発見を容易にする事で
よりリスク低減を進めている٩( 'ω' )و
本種に限った話ではないが、生き物って生まれ育った環境によって適応性が大きく変わってきます。
特に2枚貝は魚ほどの行動範囲が広い訳ではなく、他のアクアリウム生体に比べても圧倒的に閉鎖的な環境での累代繁殖をしている為、その傾向が非常に強く出てきます。
何が言いたいかと言うと、名前だけで買ってると失敗こきやすいって事やww
マシジミの名産地であり寒冷地でもある東北エリアの個体群を関東以西の温暖な太平洋側エリアの住人が買うと夏場に爆死し易くて泣けるはず🥹🥹😡
そもそも本来は冷暗環境を好みますから、近年のクソ暑い中部エリアなんかでは無理ぽや。
そんな訳で2枚貝系は生産地&採集地が自身の地域と類似する気温エリア出身、もしくは自身の地域よりも暑いエリア出身の個体群を買うのが成功への近道です🥸