風と僕の歩調

釣りが好きで、台所に立つ事が好きで、音楽が好きで、毎日の暮らしの中で感じたことを僕の言葉で綴ります

バラード特集 『I Won't Hold You Back』 TOTO

2010年07月23日 | 音楽の話
僕の音楽ヒストリーの中で5本の指に入るバラードナンバーです。
眠くても、眠くても今日は伝えたかったのです

あっ、自分で「バラードは順位付けられない」と口が渇かぬうちに


TOTO

『I Won't Hold You Back』


壮大です。切々と歌い上げるルカサー。バックコーラスとオーケストラの加わるサビではディストーションがかかり、その荘重な響きは最高潮に達します。

また、キーボード、ギターのフィルインもゆったりとした哀愁のメロディ。
よくロックバンドのアルバムにおまけで一曲入るバラードの類とは、一線を画すスケールです。

まず、

1882年 TOTO IVのアルバムから


スティーブ・ルカサーがまだ細く、デビッド・ペイチのピアノソロから入る

1990年  Live in Paris


ルカサーがトイ・ストーリーに出てくる鶏のおじさんです。
打ちこみの刻まれたリズムでアレンジされて違和感がありましたが、
サビに向かう小節で(カップルがキスするシーン)佳境に入ります。これもまた良い。

2003年 Live in Amsterdam



時間の許す限り聴き比べてみて下さい。


二十歳の春、十年ぶりに訪ねた広島。
ウォークマンに入った、『TOTO IV』のカセットだけが、旅の友でした。
コメント (2)
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