通関士試験:質問には答えない?
最近、質問されても、
直ぐには答えを教えないようにしてます。
ヒントだけ与えて、
自分で調べなさい。
自分で考えなさい。
理由は簡単です。
合格して欲しいからです。
聞いてわかったような気分になるのと、
自分で悩んで調べて気がつくのでは大違いです。
理解の深さ、定着、応用力に大きな差がでます。
複数選択式、択一式で得点するには、
この理解力が大きくモノを言います。
質問の仕方で、勉強の質がわかります。
まだ勉強を始めていない頃は
「勉強の仕方が分かりません。」
今の時期にこの質問をする人はいませんが、
7月頃までは多いですね。
思い当たる人いませんか?
勉強を始め出すと
質問が具体的になります。
勉強しないと質問できませんから、
多いに歓迎です。
大概はテキストに載っていることを
知らない、忘れていることが多いですね。
この段階では、
丁寧に答えるようにしています。
勉強が進むと、
多くの規定やルールが頭の中で錯綜して
間違って使ったり、
誤って解釈をするようになります。
つまり、
中途半端な記憶や
勝手な解釈(誤った自説)を
主張するようになります。
これを正しくするためには
基本に戻る必要があります。
ヒントだけ与えて、
自分で調べなさい。
自分で考えなさい。
となる訳です。
この段階を乗り越えると、
合格が見えてくるでしょう。
あと少し、頑張れ!