道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

2/18覚悟して走るゆるジョグ10㎞(後悔してもしなくても…)

2025-02-18 16:58:00 | 日記

氷点下の朝

寒波襲来の予報どおり厳しい寒さ
大して雪は積もってないけど
簡単には溶けそうにないような…



空気まで凍てついてるのか
吐く息が真っ白
まるでタバコの煙の如く…

ジッとしていても
足指のシモヤケがジンジンと痛み出す
走ってるわけでもないのに…

そんな寒さの厳しい中
珍しく初孫くんは歩いて登校したようで
裏口から今日は歩いて行くよ〜という大声

何かあったのだろうか?
心境の変化?
4月からは2年生になるからなぁ

それにしても凍みついた歩道の路面
無事に登校できただろうか?
信号もちゃんと守りながら…

大丈夫に決まってるさ
老い先短いヨタヨタのジジイとは違うんだ
シッカリ歩いて行ったさ

孫の心配なんかしないで
自分自身の心配をしろよ〜
そんな声がどこかから聞こえてきそうで…

だから今日のジョグ
滑ってコケないよう
十分に注意しながら走らないと…

そう覚悟してこの子をお供に…



あまりに寒すぎて溶けそうにない雪の路面
ふかふかの雪がクッション代わり?
むしろいつもより走りやすいような錯覚

だけど調子に乗ってはいけない
それが大きな落とし穴だったりして…

それよりも何よりも
足指のシモヤケが痛すぎて…

3月のマラソン大会本番まであと20日ばかり
それまでに治るだろうか?
絶対に治らないよなぁ

治るはずもないよなぁ
このまま痛みを堪えながら行くしかないか?

途中
車道から歩道へ流れ込む消雪水で
溶けきらない凍ったシャーベット状の路面
長く続いて…

氷の下に溜まった水溜りを踏むごとに
グシャッグシャッという音を立て
その度に足指のシモヤケが悲鳴を上げる

冷たいよ〜

もちろんシューズは
凍るような雪水でグショグショ状態

無理をしてでも
雪の溶け切った車道を走れば良かったと…

余計なところで
老いぼれジジイのマジメさが出てしまったか

途中でこんな雪の中
珍しく走ってた若いランナーに遭遇

上下ウィンドブレーカー姿で
いかにも走り慣れてる感じの…

5キロ過ぎの交差点を曲がってから
僕の後ろを走ってきたらしく
あっという間に追い越されちまって…

正真正銘のアスリートランナー?
速いメンバーたちよりももっと速そうな…

雪道に残された彼の足跡をなぞったが
ポンコツジジイがいくら頑張っても
絶対に届かない広いストライドの幅

1メートル20〜30センチはあっただろうか?
速いはずだこの雪の中で
ゆっくり走ってるように見えたのに…

そんな彼を追うのをやめて
いつもの自分のペースで…



それでも今日の氷点下の気温
雪が舞う中での10キロジョグ
ポンコツジジイにしては全然マシで…

最近は普通に走ってても
キロ6分半を容易に切れるようになってきた
それ自体は喜ぶべきことだと…

今日の若いランナーみたいに
あんなに高く脚は上がらないし
ストライドも広くないけど…

みっともないジジイのフォームでも
6分半を切れれば…

もうすぐ古希なんだぜ!

我ながら
アッパレだと…







ジョグを終えてシャワーを浴びてから
かかりつけの内科医院まで
診察の前の採血のために…

天候や気温のせいなのか
或いは時間帯が良かったのか
内科医院は思いのほか空いていた

ほとんど待ち時間もなく
いつも笑顔のコケティッシュな看護師さんに
名前を呼ばれてウキウキと…

さぁ〜血を採るよ〜と
友だちに話しかけるみたいに…

そんな彼女の親しげな口調や態度が
エロジジイには何とも嬉しい

今日はいつもより検査項目が多いので…
そう言いながら
コケティッシュな看護師さんは楽しそうに…

え?
検査項目が多いんですか?
なんか引っかかることでもあったっけ?

いえそうじゃなくて
年に一度は詳しく調べるのが定例で…

ホントに?
なんかねぇ前はそうでもなかったけど
歳取るとさ〜些細なことが気になって…

あら?
そういえば今度の4月で?

カルテを見ながら
彼女が何気に触れてきた僕の年齢

そうなのさ
ついに古希70歳の大台なんだよ〜

とてもそんな風に見えないわね〜
最近って男の人も
見た目じゃ年齢なかなかわからなくって…

そんな彼女の言葉
素直に喜んでいいのだろうか?

でもねぇ
ちょっとした仕草や姿勢に出てくるんだよ
隠しきれない年齢がさぁ
気をつけないと…

そう言いながら
初めてこの内科医院を訪れた
20年近く前のことを思い出していた

あの頃は
このコケティッシュな看護師さんを見て
あまりの可愛さに驚いたけど…

よ〜く考えると
その彼女もいまは
おそらく40代になっちまってるはずで…

当時は独身だと思ってたけれど
さすがにもう人妻なんだろうなぁ
詳しくは全く知らないし訊かないけれど…

でも
お腹が大きくなったところ
一度も見てないなぁ
赤ちゃん産んでないのかなぁ?

それとも
しばらく見なかった時期もあったから…

そんなことを頭に思い浮かべながら
引き寄せられて彼女のお腹に触れてる
自分の手をどうしていいのやらと
困ったような嬉しいような…

そんな複雑で落ち着かない気持ち
採血のたびに感じていた
長い間にわたって…

ときには勘違いして
もっと仲良くなれるんじゃないか?
ひょっとしたらと
淡い期待を抱いたりして…

でも冷静になって考えると
やっぱり欲望にまみれた
エロジジイの勘違いでしかなく…

そう思いつつ20年近くも
この内科医院に通い続けて来たけど…

まぁ人間なんてそんなもんさ
つまらないことにシアワセを感じたり
ちょっとしたことを不安に思ったり…

振り返ってみれば
人生を左右するほどにも思えたことが
いま思うとそんなに大したことでもなくて
どうしてあんなに苦しんでいたのかとか…

そう感じるいまの自分が
マトモなのかそうじゃないのか
わかりはしないけど…

そうやって生きてきたことだけは確かだから
これからもまた同じように生きてくんだろう

まるでオオゴトみたいに
些細なことにも一喜一憂しながら…

それでもいいさ

というか
そうやって生きて行くしか出来ないと…

死ぬまで
笑ったり泣いたりしながら…

後悔してもしなくても…


2/17マジか?暴風雨のゆるジョグ10㎞(どうしちゃったんだ?)

2025-02-17 17:24:00 | 日記

朝Garminのアラームに起こされると
激しい雨音がしててビックリ

こんなに激しい雨音なのに
目覚めないなんて…

一昨日の16キロジョグと
昨日のキロ6分ちょっとの10キロジョグに
老体は疲れ切ってヘトヘトになってるかも?

自分の感覚じゃ
そんなに疲れてる感じでもないけど
錆びた老体は正直者?

いずれにしても
この大雨じゃ今日こそ休足日になるかも…

そう覚悟しながら
初孫くんのために裏口の鍵を開け
朝のルーティンを開始…

もう雪もすっかり溶けちまったから
さすがに今日はチャラ息子もいつもの出勤で
初孫くんも送ってもらうんだろうと…

そう思ってたら
いつもより遅れた時間に
裏口から初孫くんがやってきて
学校送れのコール…

どうやら本人が寝坊したらしく
パパの出勤時間に間に合わなかったと
そんな言い訳を…

チャラ息子もお嫁さんも
初孫くんが寝坊しないように
ちゃんと起こせよなぁと思いつつ
初孫くんを送る雨の中

送ってる途中から小雨になってきたようで
まるで老いぼれジジイに
今日も走れるよと言わんばかりの感じ?

帰ってきて雨雲レーダーを確認すると
8時半頃から雨が上がる見込みになってて…

やむなく?
いやいや!
喜びながらジョグの準備を…

今日はこの子をお供にして…



途中で雨に当たるかもと思って
ウィンドブレーカーにしたけれど
スタート時はまだそんなに寒くなくて
失敗したかなぁと後悔したものの…

走り出してすぐに風が強くなり始めたので
ウィンドブレーカーで良かったと…

しかも
急に気温が下がってきたのか
俄に寒く感じ始めて…

強めの向かい風に向かいながら
2キロ手前のちっちゃな美容室前

まだオープン時間前だから
今日もキュートな彼女の姿に会えないかもと
半ば諦めながら入り口前に向かうと…

いた!

お客さんの後ろに立って鏡を見ていた彼女
その鏡の隅っこに映ったポンコツジジイの姿
目に入っただろうか?

僕には全く確認できなかったけれど…

それでも
彼女の姿を見れただけで大ラッキー!

彼女の車が駐車場に停まってても
影も形も見れないことしょっちゅうだし…

弾むように心を躍らせながら
お店を通り過ぎたけど…

その心を冷やすように
一気に冷たい風が一段と強くなり始めた

やがて
冷たい風とともに雨も降り始め
6キロ過ぎの長い坂道の辺りからは
ほとんど暴風雨に…

体感的に
風速10メートルはゆうに超えて
まるで台風そのもの!

マジか?

雨じゃなくて雪なら
まだ少しは走りやすいのに
これじゃあメガネも濡れて前も見えないし
キャップも飛ばされそうなほどのヒドさ

両手でキャップを押さえつつ
暴風に煽られながらヨレヨレに走るのが
精一杯のやっとこさ…

もちろんこんな暴風雨の中を
走ったり歩いたりしている人影はなく…

行き交う車のドライバーたちからは
この天候で走ってるなんて
とんでもない愚か者だと
そう思われてるに違いないはず…

だけど
途中で暴風雨を凌ぐ場所もないし
あったとしてもすぐにおさまりそうになく
ビショ濡れになりながら
ひたすら走り続けることに…

ひたすら走り続けたとしても
とにかく濡れて強風に煽られやたら寒いし
右に左にフラフラと夢遊病者さながらに…

半ば意識が飛んでいたのかもしれない
そう思うほど無我夢中で…



何とか走り切ったいつもの10キロ
走り慣れたいつものコースだったから
ボーッとした意識でも走れたのかも?

シューズはもちろんのこと
ウィンドブレーカーもロンタイもキャップも
全てがグショ濡れのビショビショ…

凍えてブルブル震えながら
我が家の玄関にたどり着いた頃から
雨も上がって…

なんだよ〜!

走ってるときに雨上がれよ〜!
そう文句を言いつつシューズの紐をほどいた

ほどきながら
たとえ10キロでも
こんな悪天候の中を走れるんだから
大会本番はどんな悪天候だろうと
ヘッチャラさと…

暴れ放題の雨風になろうと
凍える雪模様になろうと…

もう速くは走れないけど
悪天候くらいならポンコツジジイだって…









実は今日
走りながら心の奥で引っかかってたことが
ひとつだけ…

取るに足らない夢の話なのだが…

なぜか
ミハルさんの夢を見てしまって…

見てしまって…という言い方が
適切なのかどうかはわからないけど…

もう別れてから半世紀ほども経つのに…

しかも
夢の中に出てきたのは昔の彼女じゃなくて
いま現在?と思える彼女の顔姿で…

もちろん夢の中のストーリーだから
全てが一貫してるわけじゃないんだけど…

彼女の顔は
昔の面影が残ってるような
あまり残ってないような…

彼女だと言われないと全く気づかなくて…

まぁ昔のように
年老いても可愛いというか
それなりの美形だったけど…

ついでに
彼女のダンナらしき人物も出てきて…

何ていうか
どこにでもいるようなイケメンのオジさん?
そんな感じの男性
もちろん見たことも会ったこともないけど…

夢の中の話だから…

彼女は
誰かに僕が昔別れた男だと教えられて
○○ちゃん?と訊いてきたのだが…

夢の中の僕ももちろん昔とは変わってて
いまのロン毛茶髪で白髭姿だから
彼女にわかるはずもなく…

そんな目の前に現れた彼女に
僕から何か話しかけられるわけでもなく…

ホントは言いたいこと
言わなきゃならないことが
たくさんあったはずなのに…

何も言えないまま
わずかな夢の中での再会は終わっちまった

そんな夢
どうしていまさら見てしまったのか?

実際に再会することはないだろうけど…

現在の彼女は夢の中の彼女と同じような
顔や姿をしてるんだろうか?

もしそうだとしたら
コッチはすっかり老いぼれのジジイで
ガッカリだよなぁ

それなりに老けてはいたものの
彼女の髪は真っ黒だったし
同じアラ古希にはとても見えず…

いずれにしても
なぜそんな夢を見てしまったのか?
自分の深層心理が全くわからない
いまさら彼女を思うこともないはず…

まさか正夢でもあるまい…

もう
遠くに嫁いで半世紀近く

もし
何かのキッカケで会えることがあれば
僕は会おうとするんだろうか?

そんな気持ちすらわからず…

たとえ会ったところで
何かがどうなるわけでもないし
何をどうしようという思いすらない

なのにこんな夢を見るなんて…

アラ古希になっちまったから
昔を思う気持ちが強くなってるのか?

いくらそうだとしても…

ちっちゃな美容室の
キュートな彼女を思ういまの気持ちとは
全く違うはず…

どうしちゃったんだ?

老いぼれのポンコツジジイ…


2/16疲れてなかった?ゆるジョグ10㎞(やっぱり血筋だな…)

2025-02-16 17:12:00 | 日記

今日はロングジョグは走らないから
普通に寝坊してもOKだと安心しつつ
布団の中でゆっくりと…

昨日16キロ走ったから
今日は普通の10キロで十分だし
少しくらい遅いスタートでも…

そう思いながら
明るくなった7時過ぎに起床

気温は5℃にも満たないのに
そんなに寒くないと感じるのは少し変?

寒波で極寒が続いたからなぁ
人間の感覚っていい加減なもんだ
3〜4℃でもそんなに寒く感じないなんて…

なので
今日のジョグも長袖のインナーに
ロンTを重ね着するだけで…

今日はこの子をお供にして…



昨日ほどのピーカンじゃないにしても
そこそこの好天気
全然寒くも感じなくて…

ひょっとしたら
ロンT1枚でも十分だったような…

そう思いながら
ゆっくりとステップを踏んでいく

昨日は16キロのロングジョグだったから
今日は半ば疲労抜きを兼ねてゆっくりと…

でも不思議なことに
脚の動きには疲労感があまりなくって…

16キロくらいじゃ
全然疲れなかったのか?

いやそんなことはないだろう
走り終えた頃には脚が棒になってたから…

それでも今日はウソのように動いて…

まぁ昨日決めたように
ムリせずラクせずほどほどに走ろうと…

走り始めてしばらくしてから
直射日光も当たり始めて
日影を選んで走ることにしたものの…

長袖のインナーとロンTじゃ
やっぱり結構暑く感じてすぐに汗だくに…

すれ違った何人かのランナーたちは
シッカリとウィンドブレーカーを
着込んでるっていうのに…

ポンコツジジイは速くもないくせに
ロンTすらも濡れるほどの滝汗模様

どうしてこんなに汗っかきなんだろう?
もうすぐマジに古希になろうとしてるのに…

歳を取れば汗も枯れてくると思ってたのは
ポンコツジジイには当てはまらないのか?
いつになったら汗が枯れてくるのか…

異常体質だから
歳をとっても枯れることないのかも?



昨日の16キロ走があったから
今日は半ば疲労抜きのつもりだったのに…

キロ6分ちょっとのペースって
全然疲労抜きになってないじゃん!

どうしたんだ?
老いぼれのポンコツランナー
自覚なしで走ってると
そのうちケガに繋がるんじゃないか?

老体が勝手に動いてるのか?
ムリせずラクせずほどほどのつもりは
どこへ行っちまったんだ?

ひょっとして
昨日届いたマラソン大会のグッズのせい?



実際に参加Tシャツやゼッケンを手にすると
無意識のうちに
モチベーション上がっちまうのか?

そうかもしれない
老いぼれジジイは何といっても
単純すぎるほど単純だから…

ジジイの良いところでもあり
悪いところでもあるのは承知してるものの…







しばらく前に
チャラ息子が注文した中古の外車
待ちに待ってたけどついに県外から到着



黒く見える濃紺のボディに真っ赤なルーフ
横幅は前のSUVと同じくらいだけど
車高がかなり低い

地上最低高も低くって
ジジイの愛車と同じように
雪道にはまるで弱そうな…

外観だけじゃなく
エンジンとかのスペックがどうなってるのか
全く知らないけれど
最も目立つのはマフラーからの排気音

ジジイのオープンカーもかなりの爆音だが
それを遥かに上回るほどの爆音で
バリバリッと爆発するような咆哮さながら…

カミさんはその爆音を聞いた途端に
眉を寄せてヒドいシカメッツラを…

アラフォーのいい歳をして
こんなバカでかい音を立てる車に
乗るなんてどうかしてると…

まぁ
それが世間一般の常識的な反応だろうけど…

でも爆音が気に入って
買ったわけじゃないだろうに…

注文するに際して
爆音は全く聞いてないはず…

どんなマフラーを装着してるのかだけは
おそらく知ってただろうけど…

ちなみに
アラ古希ジジイは爆音用の
メーカーオプションのマフラーに替えて
いまの愛車を買ったのだが…

それこそいい歳をして…
そう言われるんだろうなぁ

いや爆音だけじゃなく
2人しか乗れないオープンカーということ自体
アラ古希としての見識を疑われるか?

まぁいいけど…

いずれにしても
この親にしてこの子あり?
ってところだろうなぁ

グウタラ娘に
チャラ息子の新車の写メと爆音のことを
LINEで伝えると血筋だねとソッコーの返信

血筋…

かく言うグウタラ娘も
独身時代はでっかいリアウィングがついて
そこそこ爆音の出る
真っ赤なスポーツカーに乗ってたし…

やっぱり血筋だな…

とりあえず
あんまり評判にならないよう
気をつけなくちゃなぁ

ご近所迷惑な爆音親子だと…


2/15久し振りにくたばったゆるジョグ16㎞(そっとしておかないと…)

2025-02-15 17:42:00 | 日記

好天に恵まれそうな土曜日の朝

久し振りにロングジョグをと思って
いつもの薄暗い時間に目覚めながらも
不覚にも二度寝をしちまった

ハッと目覚めたときは
すっかり明るくなった7時半
またもや朝寝坊の土曜日…

まぁ土曜日だから
何の支障もないのだが…

週明けから再び寒波襲来の予報らしいので
今日くらいは最低でも15〜6キロの
ロングジョグを走っておきたくて…

今年初めてのマラソン大会まで
すでに1ヶ月を切ったこともあって
本来なら20キロを走りたいとこだが…

何分にも寝坊しちゃったからなぁ
20キロ走るためには
せめていつもの時間くらいには
スタートしないと何かと…

そんな言い訳をしつつ
やっとスタート出来たのはちょうど9時

この子をお供にして…



目覚めてから1時間半後のスタート
痛み止めが効いてるのかどうか
半信半疑のまま走り始めたけど
いまひとつ身体のバランスが悪いまま…

やっぱまだイマイチなぁ

まぁどっちみちロングの予定だから
ゆっくりと調子を見ながら
いつもの10キロとは違うロングコースへ…

2キロ手前のちっちゃな美容室の
キュートな彼女の姿が見れないのは
少しザンネンだけど…

お店の前を通ったところで
必ずしも目にできる保証はないからなぁ

寂しげに思いつつ
ロングコースへと進んでいく

といっても
いつものバイパスのロングコースじゃなくて
街中を走ってるいわゆる旧道コース

バイパスの歩道は全く除雪されてないはずで
いくら車道の隅でも
バンバンスピードを出して走ってる車の横は
さすがに危なくて…

一方
歩道はないけどシッカリ除雪されてて
交通量の少ない旧道コースは
以前にも冬季に何度か走った経験もあって
勝手知ったる隠れたジョグコースなので…

旧道経由で隣町の某公園まで往復すれば
15〜6キロくらいにはなるだろうから…

そう思いながら
淡々とステップを踏んでいく

ほとんど坂道のない旧道コースだから
割とラクチンなはずなのだが
その割にはイマイチ調子が乗って来ない

やっぱり
目覚めてから1時間半しかないスタートじゃ
錆びた老体のエンジンは掛からないか?
気温自体も寒かったから…

だけど
直射日光を浴びて走ってると
さすがに暑くなってきて徐々に汗だくの様相
そんなに一生懸命でもないのに…

一生懸命に走ってるとすぐにバテちゃうから
ほどほどに抑えとかないと持たないし…

折り返しとなる隣町の某公園に着いたときは
すでに息も上がりほうほうのテイ?で
トイレと給水を兼ねてストップ休憩

止まった瞬間に
汗が滝のように流れ始めてオドロキ!
というよりやたら暑く感じた

帰りは別の道路を走ることにしたものの
同じようなペースで無事戻れるかどうか
老体の疲れ具合から心配でしかなく…

一応水分は補給したけど
お尻や腿裏の筋肉
ちゃんと最後まで動いてくれるだろうか?

久し振りのロング
以前なら単なるミドルコースだったのに
アラ古希ジジイには
もはやロングにしか思えない長さだと…

自宅近くまで来たときに
ちょうど16キロのアプリのアナウンス
なんとか無事に走り切れたと…

もう老体に余裕はなく
わずかなダウンのウォーキングすらも辛い

こんな調子で
1ヶ月後のフルマラソン完走できるだろうか?
不安でしかなく…



ヘトヘトにくたばってシャワーを浴びた後
アプリの結果表示を確認してビックリ!

全然調子良くなかったのに
キロ6分半のペースを切れてて…

16キロという長丁場で
トイレ給水の休憩もしたし
信号待ちなんかもあったのに…

なのに6分半切り出来てるなんて…

体調さえ十分に調整できてれば
もっと好ペースで走れたかも?

でもなぁ
16キロでこのくたばりようじゃ
そんなに簡単にはなぁ

まぁ
ムリせずラクせずほどよく…









アラ古希某カオルさんが誕生日を迎えた
まだアラ古希には違いないが…

彼女も僕も
よもやこんな歳になっちまうなんて
若い頃は全く想像してなかったのに…

人生って
不思議というか何ていうか…

若かった頃の出逢いは
もちろんずいぶんと昔
昭和のことだけど…

老いらくデートした去年と一昨年からも
すでにずいぶんと時が経っちまったような…

それがなぜだかはわからないけど…

彼女の表向きの顔は
おそらく幸せそうな品の良いバァさんだろう
誰が見たって…

実際にそんな人生を歩んできたはず…

だけど裏の顔というか
誰も知らないところで
いろいろと遊んできたはずで…

もちろん
その一部に僕自身も絡んでるのに違いなく…

そんな
表向きだけじゃなく裏の部分があること
おそらく誰でも必ず持っていると…

そう考えると
ヒトってやっぱり一筋縄では行かない
難しい生きものなのかも…

そんなことなんて
誰でもわかってるよと言われそうだけど…

たとえば実際にカミさんとかに
僕と同じような裏の面があるのなら
驚きでしかない

でもそれはそれで
今のまま知らない方がいいのだろう

知ったところで
これまでと何かが変わりはしないだろうけど
余計な情報は持ちたくないからなぁ

だいたい
誰も誰かの本当の顔や姿なんて知らないはず
知ってるのは本人だけ…

だからそのままに
そっとしておかないと…

雨が降らないよう
風が吹かないよう
嵐にならないよう

ミザル
イワザル
キカザル
で…


2/14空振りバレンタインデーのゆるジョグ10㎞(それが生きがいだから…)

2025-02-14 17:10:00 | 日記

今日メッチャ早くにパパ会社行ったから!

というのが
初孫くんの学校送れコールの言い訳

もちろん初孫くんの言うとおりで
僕が顔を洗ってる7時前に
窓の外からチャラ息子の車の出かける音が…

なので
初孫くんのコールが来るのは想定済み
そう思って早めに朝のルーティンを…

初孫くんを乗せ愛車のエンジンをかけると
今日はバレンタインデーですと
ナビの女性の声…

バレンタインデーって知ってる?
チョコもらえるんだよ!

一昨日の水曜日にママからもうもらった!

え〜っ?早すぎじゃん!

なんか都合あるからって言ってた…

何の都合かは聞かなかったけれど
早めにチョコを渡す都合って何だろう?
全然思いつかないが…

そんな会話を交わしながら
今日も初孫くんを学校近くまで…

今日は晴れるからと言って
運動靴を履いて来た初孫くん
雪の上も歩くんじゃないのか?と聞くと
ううん濡れないようにするから大丈夫!と…

初孫くんの受け答えも
最近はすっかりオトナびてきて…

4月になれば2年生だけど
そんなもんなのだろうか?
4〜5年前まではまだオムツをしてたのに…

運動靴で駆けていく初孫くんを見送り
家に戻ってからジョグの準備…

氷点近い寒さだけど
今日は晴れるからと言った
初孫くんの言葉に惑わされ
ジョグのウェアをどうしようかと…

いつもはこの寒さなら
長袖インナーにウィンドブレーカーなのだが
初孫くんの言うとおり晴れることを信じて
赤いロンTの重ね着だけにして走ることに…

汗っかきで異常体質のポンコツジジイ
どんなに寒くっても
どうせ汗だくになっちまうんだから…

ウィンドブレーカーもロンTもおんなじさ…

今日はこの子をお供にして…



実際に走り始めると容赦ない厳しい寒さ
しかもなぜか想定外の小雨模様で
ウィンドブレーカー着れば良かったと…

それでも
引き返すことなくそのまま走り出すことに…

いつもより少し遅めのスタートにしたのは
2キロ手前のちっちゃな美容室の
キュートな彼女の姿
今日はどうしても見ておきたかったから…

お店のオープン直前の時間に通れば
おそらくお店に必ずいるだろうと踏んで…

バレンタインデーということなので…

もちろん
彼女からチョコが欲しいなんて
無謀な高望みはしてないけれど…

せめて姿や顔を見るくらいならと
期待に胸を膨らませながら…

なのに
お店はオープンしてたものの
ザンネンながら彼女の車も姿もなく
空振りに終わっちまうことに…

う〜ん…
ザンネン
マジに気落ちしか…

何もかも考えてるとおり
上手くいくわけないよなぁ
エロジジイの都合のいい勝手な思いなんか…

心を打ち砕かれてしまうと
残りの8キロがいつも以上に長く感じられて…

コースの歩道のほとんどは除雪されてたけど
6キロ過ぎの長い上り坂の歩道
そこだけがまったく除雪されないまま…

まぁ日頃から車はたくさん行き交うものの
この歩道を歩く人なんて殆どいないから
除雪の必要がないってことか?

たぶんそういうことだろう
通学路でも何でもないただの坂道
雨や雪なら誰の影もなく
毎日走ってるポンコツジジイの姿くらいで…

仕方なく雪の溶けた車道の隅っこの路肩
申し訳なさそうに肩をすぼめつつ上り切った



結局
キュートな彼女に会えなかったことも含め
何も特筆すべきことがなかった今日の10キロ

昨日と違ってそこまで疲労感もなかったし
最近の調子からすると普通に走れば
タイムもペースもこんなもんだろうなぁと…

何だか
キロ6分半を切るのが当たり前になってきた?
どうやらそんな感じで…

それでヨシとしておこう







以前の調子が戻りつつあるのは
やっぱり何と言っても
坐骨神経痛の調子が全て?なのかも…

この前初めて
痛み止めの服用を1日2回から1日1回に減らし
その後回数は一進一退しつつあったけど
最近は1日1回に定着してきて…

つまりは
治りつつあるってこと?
痛みが和らいできたんだから…

最初の頃は
朝起きたときなんか呻き声を上げないと
動けないという惨憺たる状況だったのに…

今はまだ痛みはあるものの
当時と比べればまさに天国?のようにも…

朝イチに服用した痛み止めの効き目が
夕方になって薄れてきても
腰椎脊椎頚椎回しのストレッチを
何度も繰り返せば痛みも影を潜めていき…

朝イチの痛みを考えると
そんなに簡単には治らないだろうけど
軽くなってきたのは間違いなく…

だからこそ
最近のジョグで普通に走ってても
キロ7分前後でしか走れなかったのに
6分半を切れるようになったのだと…

こうやって
段々と以前に近いまでに走れるようになれば
もっともっと走り続けられるかもしれない

あと何年走り続けられるのか
僕本人にもまったくわからないけど…

キュートな彼女への想いや
老いらくデートへの願いが
たとえ叶わなくなったとしても…

せめて
走り続けることだけは
残されたオマケの余生の唯一の愉しみとして
ずっと暮らしていきたい

どんなに年老いても…

それが生きがいだから…

それだけが…