ありふれた人生
もう何も考えまい
君が欲しかったものも
僕が欲しかったものも
生きていくことの愚かささえも…
昨日の夜の時点の降雪具合から判断して
寝る前にはすでに今日は休足日に決定だと…
ほぼ氷点の気温で
降り続けている雪がまったく溶けそうになく
絶対に積もるような気配で…
長年雪国で暮らしてると
それがわかるようになって…
なので
土曜日で初孫くんが来ないこともあって
すっかり明るくなった朝8時まで
たっぷり朝寝坊を承知でベッドの中
アプリが示す外気温は氷点下
布団から出ると寒いからなぁ
それでも
午前中に雪かきもしなくちゃいけないから
寒い中を泣く泣く布団をはねのけて起床
カミさんはまだ寝てて
それは別にどうでもいいけど…
メガネをかけて
家の前の道路の積雪状況を窓から確認
やっぱり雪が積もってて…
吹き込んできた冷たい風に身を縮めながら
今日は休足日にするしかないと…
そう諦めて
ゆっくり朝食のトーストを食べたり
朝のルーティンをこなしていると
すでに時間は9時に…
いくらなんでもノンビリしすぎだろうと
そろそろ雪かきを始めることに…
外へ出ると思ってたほど積もってなくて
少しはホッとしたけれど
張り合いがないという思いもしたりして…
雪かきはこの子のラップを聴きながら…
ラップはジョグのときのお供と違って
お決まりのリズムを取ることもなく
ほとんど頭の中に入って来なくて
雪かきに集中するだけで精一杯
でもそれほど
頑張って雪かきしなきゃならないくらい
積もってるわけでもなくて…
これ以上雪さえ降らなければ
2〜3日経つと溶けちゃうようにも…
だけど走れない休足日だから
少しでも動いておかないと
錆びた老体すぐにナマっちゃうからなぁ
それに
まだまだ積もり続けるかもしれないからなぁ
そう思いながら
カミさんが出かける前に
まずは我が家のガレージの
カミさんの車の出入り口を優先的に確保
それを終え玄関アプローチに移ったとき
隣のチャラ息子家の方から
初孫くんの甲高いハシャギ声が…
どうやらチャラ息子と初孫くん
父子揃って雪かきを始めたらしい
初孫くんの雪かきって
ほとんど雪遊びでしかないけど…
父親から雪かきを教えられることは
将来の彼のためにもなるはず…
だけどそのうち大きくなってしまえば
そんな雪かきなんかには目もくれないか?
雪かきよりもっと興味のあること
たくさん出てくるからなぁ
チャラ息子が小さかった頃
僕もチャラ息子に雪かき教えたっけなぁ?
ハッキリとした記憶はないけど…
いずれにしても雪かきしないと
この雪国じゃ生活していけないのはたしか
やがて
約1時間半ほどかけて雪かき終了
我が家の周りや前面道路だけ
キレイに雪かきした形跡になってるのは
ひょっとして隣近所には迷惑なのかも?
いかにも
ウチだけはシッカリ雪かきしてますよ〜と
隣近所に自慢げにアピールしてるみたいで…
でもなぁ
アラ古希ジジイが何もしないで
遊んでると思われてもなぁ
実際はそのとおりだとしても…
まぁいいさ
たとえどんな風に思われたって…
ヒトはヒト
自分は自分
ヒトの目なんて気にしてられないさ
ジョグを出来ない代わりに
雪かきして老体を鍛えてる?だけだから…
本来は
雪かきよりも走りたいのがヤマヤマだけど…
本格的な雪が降り始めた2〜3日前から
持病の坐骨神経痛が俄に活発になりだして…
その少し前は
痛み止めの服用を1日1回に減らしてたのに
大寒波で寒くなったせいなのか
元の2回服用に戻っちまって…
もちろん
痛くて1回だけじゃ持たなくなったからで…
やっぱり
坐骨神経痛には寒さが大敵なのかなぁ?
少しは良くなったと思ってたものの
なかなかそう簡単には行かないか?
良くなったり戻ったりしてでもいいから
徐々に快方に向かってくれればなぁ
あと何年生きられるかわからないけど
死ぬ前のヨボヨボになってる頃には
この坐骨神経痛の痛みに
悩まされないようになっていたいよなぁ
だけどその頃になれば
坐骨神経痛どころじゃないか?
もっと大変なことになってるかも?
老体のアチコチが…
もっともっと…
ここ2〜3日は風が強くて
昨夜も一晩中風の吹く音がうるさくて…
我が家の最も西南に
はみ出たように位置する自室
冬の時期の風は
定番の北風も吹くけれど
むしろ西風の方が多くしかも強くて…
日本海から吹き込んでくる西風は
海から離れていても勢いは衰えずそのまま
僕の寝ている自室を脅かすことに…
脅かすってほどでもないか?
いや…結構強かったからなぁ
だけどその西風が強すぎたせいか
今日は新しい積雪もほとんどなくて
まったく雪かきしなくて済みそうな…
それでも朝は
凍みたツルツルの雪道だから危ないのは同じ
今日もまたチャラ息子は早い出勤
なので自ずと今日も初孫くんを
雪道に弱い愛車で学校近くまで送ることに…
ついでに道路の路面状況も
ジョグを走れるかどうか確認しつつ…
車から見た感じは
とても走れる状況じゃないと思えたけど
広がり始めた青空を目にしちゃうと
どうしてもムズムズと…
2日間も走ってなくて
明日からはまた大雪になりそうだし
そうなるといつになったら走れるのかと…
そう思うと
ちょっとした小型台風並みに風が強くても
思い切って今日は走ろうと…
自宅へ戻ってジョグの準備をしてると
え?今日は雪積もってないの?降らないの?
そんなカミさんの怪訝な問いかけ…
あぁたぶん今日は積もるほど降らないよ
積もっても今夜から明日にかけてだろう
そう答えながら…
たぶんいつものコースは走れないだろうから
どのルートにしようか考えつつ着替えていた
今日はこの子をお供にして…
いつもの緩い坂道を下るコースとは反対方向
出来るだけ消雪設備の施された
歩道のない生活道路を頭に浮かべてスタート
生活道路なら
道幅は狭いけど車の往来も少ないし
むしろ雪道ならコッチの方が安全だと…
何回か走ったことがあって
だいたいは覚えてるはずだし…
ただ消雪設備のある道路って
ほとんど坂道だらけだから
アップダウンが厳しくて…
それでも雪の積もった歩道や道路を走るより
全然マシだと思いつつ走り始めた
だけどとにかく風が強くて
左右前後に振られながらハラハラと…
この前の寒い日に着込んだ三枚重ねは
上半身があまりにも動かなかったので
今日は凍える寒さを覚悟して
長袖インナーとウィンドブレーカーだけで…
どうせ走り出してしまえば
寒さはそんなに気にならなくなるはずだし…
それよりも
雪道で滑ってコケないかどうかが心配
この歳でコケて骨折でもしようもんなら
それこそ何してるかわかんないもんなぁ
雪の積もってるところは
シッカリとスピードを抑えるのはもちろん
滑りそうなところは止まったり歩いてでも…
急な上り坂や下り坂もあるから
タイムやペースはまったく気にしないで
とにかく走れればそれでいいと…
加えて
いつもみたいに10キロじゃなくて
7〜8キロでも構わないからと…
結局
コースは違えどいつもと同じ10キロ
コケることもなく無事に終了
アップダウンの多い
いつもと違うコースだったからなのか
それとも3日ぶりに走ったせいなのか
臀部と腿裏そして前腿が
ヒドく疲れてしまったような
そんな10キロジョグに…
でもまぁ
雨雪の多い我が地で走る以上
悪天候で走ることはもとより
積雪によるコース変更も
十分に覚悟しとかないとなぁ
10キロを走り終えて
いつもとは違う地点の
急な上り坂を歩いていたとき目にしたのが…
小さな上り坂の交差点で一旦停止した車
左右の安全を確認して発進しようとしたが…
交差点の圧雪にタイヤがスリップして
発進できず後輪が空回りするばかりで…
でも
この車って確か四輪駆動のはずだからと
横目で見ながら通り過ぎることに…
たぶんパートタイムで
二輪駆動にしたり四輪駆動にしたり
選択できたはず
だから
手助けする必要もないだろうと…
そう思いつつ
幹線道路の交差点まで進んだときに
後ろからその車が追いついてきて…
赤信号で僕の真横に停まったかと思うと
運転席の窓が開いたと同時に
運転していたオジさんが大声で…
こんな日でも走ってんの?と笑いながら…
え?知ってる人?
まるで旧知の友だちのように
軽く声を掛けてくるなんて…
そう思いながらオジさんの顔を見ると
どう見てもまったく知らない人で…
同じような年代だろうか?
年上にも見えるし年下にも…
助手席の奥さんらしき女性もそんな感じ?
はは〜ん…
おそらく僕が走ってるところ
いつも見ててアイツ今日も走ってるなぁと
友だち感覚になってるのかも?
咄嗟にそう判断して
昨日一昨日はさすがに走れなかったけど
今日の天気はまだ全然マシだからねと
そう笑って答えたが…
おそらく初対面のはず
しかもこの辺の方言じゃなく
標準語のイントネーションだったから…
いずれにしても
知らない人から友だちのように
話しかけられるなんて…
これが
僕と似たようなジジイじゃなくて
若くて可愛い女性なら嬉しいのに…
それにしても
まったく知らないこんなオジさんにも
僕の走ってる姿
しょっちゅう見られてるってことか?
まぁ見られてるのは構わないというか
走ってるから当たり前なんだけど…
声をかけてくれるのが
オジさんじゃない方がいいよなぁ
やっぱり…
少なくても女性の方が嬉しいんだがなぁ
たとえ若くて可愛い子じゃなくて
オバさんでもいいから…
そんな風な思い
男だったら誰でもそうじゃないだろうか?
たとえ
こんなエロジジイじゃなくても…
大雪警報から注意報に変わったので
今日は走れるかもしれないと
淡い期待を抱きつつベッドから起きたが…
自室の窓のカーテンを開けると裏庭の雪は
昨日に輪をかけて積もっているような
そんな感じに見えて…
表玄関に回って玄関アプローチを見ると
昨日シッカリ雪かきしたはずなのに
再び積もった雪にスッポリ埋もっちまってた
なんだよ〜(; ;)
昨日の朝よりも積もってる?
ということで
今日も朝早くからチャラ息子は出勤済み
なので
昨日と同じように
寒い中を半ズボン姿の初孫くんがやってきて
学校送れのコール…
そんな初孫くんを愛車に乗せて運転しながら
近辺道路の路面状況も確認してみるけど
まったく走れそうにないと…
それどころか
昨日よりももっとヒドい状況に思えて
直ちに二日連続の休足日に決定
う〜んザンネン…
走りたいよ〜
でも走れないんだよなぁ
明日は今季2度目の大型寒波が
再びやってくるって言うし…
もしかすると当分ジョグは無理かも?
たとえ雪が止んでも
積もったままだと走れないからなぁ
いったいいつになれば
今までと同じように走れるんだろうか?
メンバーの勧めてくれた
トンネルコースへ行くしかないのかなぁ?
恨めしそうに
雪の積もった前庭を眺めてる僕に
カミさんはジムにでも行けば?と
軽く言ってくるけど…
カミさんの話じゃ
午前中は時間を持て余してる
ヒマなジジババしかいないらしく
全然恥ずかしくはないと…
いやいやそうじゃなくて
ピチピチした若い女の子の
アスリート姿でも見れるんならいざ知らず
ジジババばっかじゃ行きたくもないよなぁ
しかも
自分の通ってるジムじゃなくて
我が家近くの別のジムへ行けば?と…
そりゃ僕だって
カミさんと同じジムは頼まれてもイヤさ
絶対に行きたかないし…
というより
もともと筋トレよりも走るのが目的だし
いくらランニングマシンがあるといっても
すぐ汗だくになってダラダラ流れるし
時折ツバを吐いたり鼻水も放出するから
どうしてもジムじゃなぁ
それに万が一
若い女の子のピチピチ姿を見れたとしても
エロジジイはすぐ変なこと妄想しちゃうから
イケナイ部分が大きくなったりでもしたら
それこそヤバい状況になっちゃうし…
いや
さすがにそんな元気は出ないか?
たくさんの目があるジムなんだから
いくらエロジジイといえど…
走れない不満をぶつけるためにも
今日も朝から雪かきを…
この子を聴きながら…
休足日は二日連続になるけど
雪かきはこれで三日連続に…
走る代わりに
せめて雪かきでもしないとなぁ
何もしないでいると
ただでさえナマっちゃう老体だし…
走る筋肉を付けるのは大変だけど
走らないと筋肉ダメになっちゃうもんなぁ
2〜3日ならまだ大丈夫だろうけど
1週間や10日ほど休んじゃうとすぐに…
今回
どれくらい休足日が続くのか
まったく予想もつかないけど…
カミさんの言うとおり
マジにジムへでも行く?
う〜ん…
思案のしどころか?
雪かきをしてると
今日もご近所さんたちの車が
たくさん行き交い…
その度に
邪魔にならないよう道路から離れ
車が通り過ぎるのを待つのだが…
たまたま目が合った近所の若いお母さん
子どもを園に送ってくんだろうか?
ジョグを走ってる最中と違って
立ち止まってるから運転席も
そこそこハッキリ見えて…
若いお母さんは僕と目が合うと
運転席から大きく会釈してくれたので
何気に手を振って挨拶すると
笑いながら手を振り返してくれて
恥ずかしそうに…
そりゃそうかもしれない
だって
手を振り合うほど親しくないんだから…
僕につられて手を振った?
そんな感じか…
だけど会釈するよりも
手を振った方が絶対に嬉しくなるというか
良い印象を持ってもらえるよなぁ
嫌われてるなら別だけど…
名前も年齢も出自も
まったく知らないのに…
手を振り返してくれる
そんな若いお母さんが増えてくれると
老いぼれジジイも嬉しくて…
単なる女好きのエロジジイ?
そんなエロジジイと若いお母さんたち
おそらく親しくなるチャンスなんて
ないんだろうなぁ
若い家族同士なら
子どもたちを通じて
それなりに親しくはなるかもしれないけど
ジジイじゃなぁ
たとえ
親しくなれるチャンスが回ってきたとしても
そのときにはすでに
雪かきも出来ないヨボヨボになってるか?
或いは死んじゃってるかも?
って…
その前に嫌われちゃうんだろうなぁ
挨拶しても迷惑がられるに違いない
世代も考え方も違うヨボヨボジジイなんて…
そんな年まわりになってきたか?
そろそろ…
朝起きると予想どおり
昨日よりも深い雪景色に…
いつものように
6:15のGarminで起こされたが
裏口の鍵を開けに向かうと…
すでに
チャラ息子の車のエンジンが掛かってた
出かける前の暖機運転…
昨日雪かきしてから
すでに15cmほど積もっただろうか?
これくらいなら大雪でもないけど…
それでも
早くに出勤しなきゃいけないんだろう
チャラ息子の仕事…
チャラくていい加減なところもあるけど
思った以上にシッカリしてるとこもあって…
その辺は僕譲りなのか?
はたまたカミさんの血なのか…
自分で言うのもおかしいけれど
僕はチャラくていい加減なヤツだが
マジメで一生懸命に仕事する面もあり…
一方
カミさんは気が強くてシッカリしてるけど
抜けてる部分も多々あって…
まぁどっち似でもいいか?
どっちに似ようとそんなこと
いずれにしても大した人間にはなれないと…
チャラ息子が早く出勤したので
案の定
初孫くんから送ってよのコールが…
想定してたから
早めの準備も怠りなく無事に…
ただ愛車は雪道が苦手で…
車高というか地上最低高が
普通の車より低くて雪の轍がどうしても…
それでも
思ったほど積もってなかったので
踏んだアクセルに若干スリップをしながらも
何とか滞りなくミッション終了
家に戻ってきて
いつもならジョグに出かけるところだけど
こんな雪道じゃ走れるはずもなく…
ジョグに行けないと言うことは
ちっちゃな美容室のキュートな彼女の姿も
見れるわけもないからザンネンでしか…
そんな思いよりも
早く家の周りの雪かきを済ませないと…
このまま降り続けば
夕方にもう一度しなきゃならないかもと…
この子を聴きながらの雪かき…
まだ朝早い時間から隣近所の人たちも
プラスチックのスコップや
スノーダンプを手にして…
そして出勤する若い人たちの車や
子どもたちを園に送ってくお母さんたち…
何人か顔見知りのドライバーたちと
挨拶の会釈を交わしながら雪かきを続けた
約2時間ほど掛かっただろうか?
我が家とチャラ息子家周りの雪かき
いつものジョグとは違う重労働?
やたら腰や腕に負担のかかる…
だけど
ジョグのように汗だくになることもなく…
そんなことを思うと
ジョグってやっぱりハードなんだろうなぁ
たまの雪かきなんて大したことないか?
もし今日も走れたのなら
こんなに寒くっても
おそらく汗だくになってただろうと…
まぁ雪かきと違って
わずか1時間でもずっと動きっ放し?
走りっ放しだからなぁ
いくらゆるジョグといえど…
やっぱり雪かきしないと
冬を越したって気にならないね〜
お向かいの団塊の世代のオジさん
笑いながら僕に話しかけてきたけれど…
確かにそんな感覚が僕にもあって
思わず苦笑いを返したけど…
出来れば
雪かきなしの冬を過ごしたかったと…
そうすれば
ずっと毎日走ってられるもんなぁ
昨日今日の雪だと
もう2〜3日は走れない気がして…
そんな雪かき
チャラ息子が隣に家を新築してから
格段に雪かきの範囲が広くなって…
以前は
我が家以外にバァさんの住んでた離れの前を
少しだけ雪かきすればよかったのに…
今は我が家の長い玄関アプローチに加え
新築したチャラ息子家の幅広い玄関周りや
ガレージ前4台分にわたる広い範囲を…
まぁ
無職プータローのジジイだから
それも今の自分に与えられた
果たすべき役目だと諦めて?
いや覚悟して…
にしてもそんな役目
いつまで果たしていけるんだろうか?
今はまだ大丈夫だけど…
おそらく
走れなくなったときが
役目を果たせなくなったときなんだろうなぁ
そんな気がして…
少なくても
初孫くんの送迎を出来る間は…
午前中の雪かきも終わりに近づいた頃
チームのメンバーの一人から
数年前に発症した某ガンの術後の定期検査
今年も異常なく無事に終えたとのLINEが…
僕よりも一回りほど年下の…
そういえば
2月のアタマに検査があるって言ってたっけ…
ヒトゴトでしかないけど
このまま無事に再発もせずに
ずっと生きていてほしいと…
彼がいなくなると
ただでさえ少なくなっちまった
チームのメンバーがさらに減っちゃうし…
というよりも
彼のイニシアチブでいろんな大会に
頑張って参加してきてるんだから…
昔は若かった彼も
よく考えると今はアラ還近い50代後半
そうだよなぁ
僕がマラソンを始めたのは
今の彼と似たような年齢で
当時彼はまだ40過ぎだったわけだから…
やがて20年近くの歳月
その間に
僕も彼も病気になって
入院手術することも…
アラ古希になったいま
もう僕は2度と入院はしたくないけど…
こればっかりは
いくら注意していてもなぁ
身体の都合次第だから
その思いどおりに行くかどうか?
だけど
もし今度入院することがあったら
それこそ僕の人生も終わりなのかもしれない
すでに亡くなってしまった
同年代や年下の友人知人たちに比べれば
長生きしているとは思うけど…
70過ぎれば
いつ死んでも何の不思議もないか?
いま存続が危ぶまれている某テレビ局
影の…というか実質的な代表者と言われてる
有名な彼は80代らしいけど…
権力や地位や名誉?にしがみついてる人は
やっぱりその分生きる力が強いんだろうなぁ
政治家なんて
みんなそうなんだろうなぁ
アラ古希の僕の役目は
雪かきや庭掃除や初孫くんの送迎に
走ることくらいしかないから
生きる力も頼りないもんだよなぁ
出来れば生きてるうちにもう一度
お気に入りの誰かさんと
老いらくデートをしてみたいと思うけど…
もしかしてそれが実現しちゃうと
生きる力もあっという間に失せるかも?
ってことは
実現しない方が生きる力になるってこと?
生きる力か…
老いぼれジジイの生きる力の根源なんて
全然大したもんじゃないなぁ
そんなことくらいしかないなら…
朝起きたときに小雪は降ってたものの
全くと言っていいほど積もってなかったので
それでも
チャラ息子はいつもより早く出勤したようで
裏口からやってきた初孫くんから
学校送ってほしいコールが…
なので
初孫くんを愛車に乗せながら
今日も走れるかどうか
路面を確認しながらの運転
小雪は降り続いてるものの
車道や歩道に積もりそうな気配はなく
今日も問題なく走れそうだと…
ただ風が強めのせいかやたら寒い
それでもさほど問題はないだろうと
初孫くんを送り届けてからジョグの準備を…
今日はこの子をお供にして…
とにかく寒そうだったので
長袖インナーにロンTを重ね
その上にウィンドブレーカーを…
3枚も重ね着したんじゃ
いくらほぼ氷点の寒さといえど
走れば暑くなるかもしれないと心配しつつ…
実際にスタートしてみると
心配してた暑さよりも
上半身の動かしにくさの方が難点で…
確かに思った以上に寒さは凌げたけど
さすがに長袖3枚だと窮屈過ぎて…
そんな窮屈さもあったけれど
それより今日もまた身体の重さがヒドくて…
なので今日こそ
正真正銘の疲労抜きジョグにしようと決め
ゆっくりと走ることに…
しばらく走りながら感じたのは
疲労感も拭えないけど
この身体のギコチナさマトモに動かないのは
やっぱり坐骨神経痛のせいだと…
昨日のジョグとおんなじ…
スピードを出してないから
痛みを感じるまでにはならないけれど
意識して速く走れば必ず痛くなるはず…
というよりそもそも
スピードを出せるほど脚が動いてくれない
ストライドも広がらなくて…
全ては臀部から腿裏や脚全体にはびこった
坐骨神経痛の仕業でしかないと…
案の定
スピードは出せないものの
6キロ過ぎの長い上り坂に差し掛かると
俄に臀部と脚全体に痛みが顔を出してきた
鈍くて重い
気分が滅入るほどの坐骨神経痛の痛み…
上半身を捻りながら
腕を大きく振ろうとしても
厚着のせいでそれもまた思わしくなく…
それでも歯を食いしばって
何とか上り切ることができたけど…
長い上り坂を上り切ってから残りは2キロ半
ずっと降り続いていた小雪が強くなり始め
幹線道路の車道も歩道も白くなってきて…
10キロを走り終える頃には
このまま走ってれば滑り始めるだろうと…
まぁ雪が積もっちまう前に走れたから
今日はラッキーだと思うことにするか?
老体はかなり重過ぎたけど…
ジョグ後のシャワーを浴び終えたあと
何気に前庭に目をやると
あっという間の雪化粧!
驚き・桃の木・山椒の木!(死語…?)
ここへ来て
不確かに思えた天気予報
見事に当たっちゃって…
ということで
午後からは我が家とチャラ息子家の
玄関からガレージ前などの雪かき全開
今シーズン初めてとなる…
2時間近くのかなりの重労働
今日は初日だったから
そんなに疲れはしなかったものの…
雪かきしてる最中も雪は降り続き
キレイにしても次から次へと積もっていく
この調子だと
明日の朝までに
いったいどれくらい積もっちまうのか?
まぁ明日は久しぶりの休足日になるかも…
いやひょっとすると
当分は走れない状況が続いちまうかも…
3月上旬に
今年初めてのマラソン大会があるのに…
初っ端から
調整不良の大会参加になりそうだなぁ
まぁ調整できたところで
どっちみちポンコツジジイの実力じゃ
大した成績は残せないか?
老いぼれジジイの約70年の人生
そんなことの繰り返しばっかだったような…
いまさら嘆いてみても…