たまてばこ新聞

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ビデオ鑑賞「フルーツバスケット」。

2005年07月25日 00時09分23秒 | TVアニメ鑑賞記録
 これももう大分前に見たんですが(汗)。っていうか今も姪っ子が見るのでレンタルしてます。

 マンガが原作、しかもストーリーやセリフが完成されてるからいじりようが無いという事で、アニメオリジナルはラスト部分を除いてわずか(大概時間稼ぎの付けたしエピソード)。それはそれでスゴい。

 アニメ自体も、マンガを忠実に再現していて、キャスティングへの各人の好み以外は特に問題ないと思われるくらいです。と言う事は、逆に絵が動いてないと言う訳で…。まさに音の出るマンガ本といってもおかしくないかも。

 でもそれは少女マンガのアニメ化につきまとうものです。そもそも少女マンガの表現は、コマとコマの間でシーンの雰囲気を伝えている方法だし、描かれているのも顔の表情のみか止め絵が中心。そこへモノローグとセリフをはさんで展開するドラマなだけに、動かす事が表現方法のアニメではもともと相容れなかったのですが(そのせいで70、80年代の少女マンガアニメは、ごく一部を除き原作の魅力を壊してた)、90年代以降アニメ化ジャンルの拡大によって、自然に少女マンガを違和感無くアニメに取り込むようになってきました。アニメ版フルバは、その流れの中にある作品です。

 前置きがすごく長く(しかも意味不明/汗)になってしまいましたが、アニメのフルバは面白いです。TV向きにと無駄に変身シーン入れたりしてるけど、許せる範囲。ギャグの部分もちゃんと笑えました(あーや初登場には爆笑)。

 キャスティングも悪くないです。特に紫呉の置鮎さんがサイコーにハマってる♪ギャグもこなせるし、シリアスもOKですもんね(だからダークな紫呉、アニメで見たかった!)。由希を久川さんにしたのは賛否両論ありそうだけど、でも男声の彼は想像できん~。夾はアニメ版までなら楽しくてイイと思います(トモくんスキ~だし/アホ)。ただ、それ以降の原作エピソードは多少辛いかも…ま、続編のアニメ化はまず無いので心配する事もないでしょうが。

 ストーリーは見る前に予想した通り、コミックス6巻の夾の話でクライマックス。これはいいとしても、透が夾を引き止めるのに一度彼女をその場から逃げさせた事はちょっと不味かったのでは?あくまで透本人が自分で決めて夾を止めたのがこの話のキモなんですから。あそこで、咲や由希の助けを借りた為、フルバらしさが失われたのは唯一残念でした。まぁ、ああするしか最終回を盛り上げる方法が無かったんでしょうけどね。連載中作品アニメ化の宿命ですな。

 願わくば、コミックス8巻以降のストーリーのアニメ化も是非…(だって見たいんだもん)
あ、完結してからでいいですから。って無理に決まってんじゃん(アホ)
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