たまてばこ新聞

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フルバ114話の感想(花ゆめ18号)。

2005年08月20日 23時29分00秒 | フルバ
 チョ~楽しみにしてた18号の発売日♪
美味しいものは最後に、とばかりに(汗)、娘達に順番譲ってからゆっくり読みました~

 うわわぁぁ~!!!透が自分の気持ちを告ってるよ~!!!(リンにだけど/汗)
とにかくいきなりな展開にビックリなのです。私はてっきり、彼女が夾の呪いを解く為に行動を起こすのだろうと予想してましたが、そうだよね~その前に自分の決意を語るものだよねぇ。特に少女マンガとあれば心情描写は必須だし。やっぱ少年マンガの文法に慣れきってると、先が読めませんな(ははは)

 来月発売の18巻収録エピソードを読んでないのも、ちょっとキツいかも。リンとのいきさつ知らなかったからね。あぁ、でもリンはすっかりイイ子になってて、嬉しい限りです。絵を描き始めたというのは、ちょっとしたきっかけだろうけど、何か彼女に合ってそうな気がします。言葉での自己表現が苦手な分を補ってくれるのではないでしょうか。

 そんなリンにだけ、透は偽りの無い想いを告白します。ストレートに夾のへの気持ちの疑問をぶつけられるリンだからこそ、透も言えるんだよね。そうかぁ~透が蓋をしてたのは、今日子さんの思い出が過去のものになってしまう事への怖れだったんだ。自分の中で今日子さんより大きくなっていく夾の存在、それを今回はっきり口に出して言えた事は透にとって大きな出来事です。今まで主人公でありながら意外にも本音を語らなかった、溢れ出す彼女の生の感情が何とも嬉しいやらいとおしいやらで、思わずジ~ンと来てしまいました。

 そしてその透の言葉を聞いて、バシッ!と平手打ちを食らわせる楽羅もカッコ良かったです~(女の子にカッコイイって…汗)。これまで正直なところ楽羅に対しては「痛いキャラ」というイメージがあったのですが(ファンの方ゴメンナサイ…)、彼女は自分で自分の気持ちに整理を付けようと頑張っていたのですね。リンという、良き(?)理解者が出来た事も大きいかな。この二人はかなりいいコンビになりそうな予感がします。

 リンが透をぶった楽羅に思わず掴みかかったのは、きっと大切な人を思う気持ちを自分も持っているからこその行動ですね。しかも、ちょっと前(18巻読まなきゃ)酷い目に遭ってるので、完璧に我を失ってました。それに気づいて楽羅はリンに謝ったという事でしょう。なんか泣けてくるよ、このあたりは。

 最後は、ぶたれて気絶した(それって何気にスゴくないですか/汗)透を心配してやってきた夾の優しさ大爆発の表情で決めっ!ですかね(誰だってこれにはやられるでしょう/アホ)。あの物干し台でのラブラブシーンには、透が夾を試したなんてオチがあったのか!!いいよいいよ、人の反応を試さない人間なんていないんだから。みんな自分が好きな人(それは恋愛にも親子にもある)に気にかけられているかどうか不安だもの。透は完璧な人間じゃない、生々しい感情があって当然なのよ。今回それが形になって現れたので、感動のエピソードになりそうだわ。

 次回も楽しみです~!あのまま透が夾に告白するんだろうか???そして夾は??あ~モエモエだぁ!(アホ過ぎ)

 ☆ちなみに、お師匠のおじいさんってやっぱ一応伴侶がいたのね。おじいさん幽閉されてたのにお師匠どうやって生まれてきたんだろうって不思議だったから。これで納得しました。そして、12巻の怖そうな女性はその人だったのか。私はてっきりお師匠のおか~さんかと思ってました(汗)
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