たまてばこ新聞

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レコーダー録画鑑賞「ヒートガイジェイ」。

2011年09月25日 10時22分45秒 | TVアニメ鑑賞記録
 エスカフローネをレンタルで見、結城信輝さんの描くキャラクターに魅せられてから8年近い歳月を経てやっと見ることが出来ました、ヒートガイジェイ。レンタルでも置いているお店が全くなく(号泣)。いや、もう長かった…(感涙)。AT-Xに心の底からありがとうって言いたいです!(大真面目)

 2クールと長丁場だったので、数話溜めてから見る形にしていたら間が変に空き、ストーリーが時々飛んだりして「?」になったことも(汗)。最後まで溜まってから一気に見た方が良かったのかもしれませんね。

 作品は一言で言ってしまえば壮大な兄弟げんか(爆)。世界設定(天上人が限られた今日中地域を管理するシステム)など難しいところも数多くありましたが、それも味付けの一つに過ぎません。作中に登場する、辛いことがあっても前向きに生きるキャラクター達の織り成す人間ドラマが一番のキモだったんだと思っています。それを最も体現していたのは、アンドロイドのジェイ。「男は…」で始まるセリフはキザだけれどまっすぐに人の生き方を教えてくれていました。

 最初はジェイとぎこちない感じだったダイスケも徐々にかけがいの無いパートナーとしてジェイと絶対の信頼関係を結び、最終回、外部プログラム支配から解き放つシーンへ結実していきます。ダイスケは、自分を事故から庇ってくれた兄シュンの心と体に負った傷への思いを彼に話すことで、彼の心の呪縛(自分達を置いていった天井人の母親=この世界への恨み)をやっと解くことが出来るようになります。このシーンは王道ながら、激しい言葉のやり取りではなくダイスケの静かな説得、ジェイのダイスケへの揺るがぬ信頼がメインだったのでとても心に沁みました。

 ハートは熱いのに喋ると冷めた感じに聞こえるダイスケの松風君は、作品の放映年から考えると声の活動を始めて間もなかったと思うのですが、キャラクターにぴったりでした。深い想いを抱えるシュンの三木眞一郎君、コンプレックスを克服したマフィアのボス跡取りクレアの阪口君、クールでとにかく強い美味しいとこ取りボマの櫻井君、はみだし刑事エジムンドの藤原啓治君などなど、今見ても超豪華なキャスティングで、自分的にもイイ声祭(爆)

 ジェイの菅生さんは洋画の吹き替えが多い方ですよね。時々場を凍らすこともあったけど、逆に和ませることも多いジェイの名言とてもステキでした。ありがとうございます!

 一緒に見ていたダンナもかなりハマっていて、最終回の後「もう終わりなんて寂しいね」としみじみ呟いていました。あと、昨日ワイルドスピード観に行ったから気づいたんですが、演出が全体的に洋画風なのですね(構図やセリフの間の取り方など)。そういうところもとても気に入ったアニメでした。

 最後に…結城信輝さんのキャラクターはどこまでいってもやっぱり美麗!また是非新しいアニメ作品でお会いしたいです!!いつまでも待ってますね!!
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