レコーダー録画鑑賞「小林さんちのメイドラゴンS」。

　夏アニメなのに、今UPで申し訳ありません(汗)

　1期視聴後、間を空けず2期に入った為キャラの名前も何とか忘れずに観られました(これ重要/爆)

　コメディーのハイテンションぶりは変わらず、ややマンネリになりそうな気配もありつつ、イルマとトールの過去話で異種族間交流というこの作品のもう一つの要素をシリアスに決め、目を離せないようにストーリを進めたところが良かったです。

　そしてやはり、作画が綺麗でちょっとしたしぐさから豪快なドラゴン同士のバトルまでメリハリのある映像を楽しむことが出来ました。小林さんから始まり、トールたちドラゴンずはみんな可愛くて好きになるキャラクターでした。

　あの火災から3年、痛みを癒しながら少しずつ力を取り戻してきた京アニの今後に期待しています。

アマプラ配信鑑賞「ラ・ラ・ランド」「グリーンブック」。

　TVアニメも自分が観たいと思えるものがなくなり、せっかくの配信見放題だからと、洋画の吹き替え版をぽつぽつ視聴しています。下の娘にお勧めされた「ラ・ラ・ランド」とラジオでレビューを聴き気になっていた「グリーンブック」の2作をとりあえず。

　・ラ・ラ・ランド
　劇中曲がTV番組でよく流されているくらいに有名な映画だったんですね。冒頭のダンスシーンはめっちゃダイナミック、スクリーンで観たらきっともっと心奪われたんだろうなと思いました。互いの仕事の成功、自分の掴みたい未来の為、一度は恋に落ちた男女二人が別々の道を歩んでいくところが切ないです。恋も夢も、両方手に入れて欲しかったなぁ。あか抜けない女性主人公が最後、売れっ子スターになった時の雰囲気の変わりぶりはさすが俳優さん。

　・グリーンブック
　吹き替え版ではメイン二人のうちの一人がCV.諏訪部君というのが観た理由としては大きかったかな(爆)。でも、60年代のアメリカ南部の黒人差別の酷さを(現実はそれ以上だったとしても)知ることが出来、観て良かったと思います。まるっきり嚙み合わない白人(イタリア系)ドライバーと黒人演奏家が旅を通じ、次第に絆を深めていくストーリーに心が温まりました。実話をもとにしているそうで、だからこその説得力がありましたね。諏訪部君の演奏家と芳忠さんのドライバーの掛け合いがとても楽しかったです。

レコーダー録画鑑賞「海賊王女」。

　今年は本当にオリジナル作品の出来が良くない年でした…自分が期待し過ぎていただけなのかもしれないですが、当たったためしがない(泣)。今期は特にその傾向が強かったです。

　作画はこれ以上ないレベル、劇場版に出しても遜色ない高いものでした。口パクが恐ろしいほど合っていたし(逆に違和感あったり/汗)

　しかし、肝心のストーリーが支離滅裂、意味不明。最初から最後まで「ゆきまるくん」しか言ってなかった主人公が最も良くなかったです。それ以外のセリフどうして無かったんだ…。「(自分の行く末を)選択してきたつもりが選択させられてきた」ということを描写する為か、主人公フェナ自身の考えや感情はほとんど見えませんでした。ゆえに、共感も感情移入も出来ず、ただ傍観するだけの視聴で回を追うごとに次回への期待は消えていきました。

　西洋中世風を闊歩するニンジャ戦士達という絵柄は、海外受け狙い見え見え。しかもゴブリンの騎士ってなんぞ？？(汗)不思議な石から始まる、神が
未来を選択するエデンなるファンタジー空間…何もかもが説明不足のままだった…脳内補完する気もなくなるくらい散らかった設定が辛過ぎます。

　来年はオリジナル作品、選ぶのやめようかなと思うくらいにガッカリさせられました。作画だけ良ければ良いというものではない見本。

アマプラ配信鑑賞「サクガン」。

　嫌な予感はしていましたが、最終回でもなし「To Be Continued」…ほぼほぼ打ち切りのようなエンディングでした(汗)。どうしてこうなった？？(大汗)

　カイジュウに親友を殺され、遺志を継いで旅を始めるところは普通に良かったのに、もうその次からストーリーは迷走しまくり。ロボットものなのかと期待していたら最初と最後しか活躍らしいことはしていなかった。あれだけ作業用ロボらしい昨日の数々があるのに、走行モードばかりでしたね。

　ではSFものかと期待すれば、作品世界の全体像は全く見えず。地球未来の末路っぽいのに人々の生活が1980年代レベルってどうなんだろう…よくわからない…。

　最後は、いきなり「虹の子」は特別と言い出す始末。やっぱりサテライト作品は、シナリオが練られないままオンエアしてしまうんだなぁとまたまた落胆させられた次第。

　確か、企画発表になった時点では2クールだと言っていたような気もするんですが…評判悪すぎて(円盤の予約なさ過ぎて？)続き作れなくなったのだろうか(汗)。公式は何も発表していないところが何だか怪しい…。