たまてばこ新聞

アニメ&特撮オタ歴50年、まだ×2現役やってます!ホグワーツレガシー絶賛プレイ中♪

「重ねる」観てきました。

2024年12月30日 16時25分38秒 | 洋画、邦画など
 SNSにて紹介されていた内容が気になったので、12月23日に地元映画館での1週間限定に滑り込み、鑑賞してきました。

 始まりのシーンで、取材をする側受ける側だった男女二人が、男性の故郷で再会して…という、触れ込みは「釣り恋愛映画」、観てみると一言では言えない不思議な映像空間でした。

 まず、女性「加藤あゆみ」の存在感。冒頭の起き上がるシーンから、体の線を生かしたアングルや演出でセクシャルな点を強調。一方で、ふとしたことで顔をこわばらせ涙ぐむ不安定な精神状態を見せます。そんな彼女は時に驚く行動を見せます(橋からの放尿、これには真面目に驚いた)。

 何かを求めての一人旅、泊まった旅館は男性「平野一徹」の実家という偶然。再会したことに気づいたのか気づかなかったのかはっきりしないまま、二人は徐々に距離を縮めていき…こうして書くと恋愛映画なのかな。恋愛というより、心の距離、絆の関係に見えました。

 合間に描かれる、田舎の釣り大会開催までの様子がリアルで生き生きとしているんですが、実際の岐阜県郡上市和良町も鮎がたくさん釣れ、しかも鮎料理が美味しいことで有名な場所らしく…住民の皆さんもエキストラで登場されていて、アットホームな田舎の落ち着きが我が家と共通する点も。都会の人はこの映像観てどう感じるのかしら?

 ほんわかして終わるのかと思いきやの、ラストシーン!場面飛ばしずるいなぁ!ちょっとカミエラビ2期のラストを思い出してしまったよ…(わりと似てる)
コメント