「劇場版シティーハンター 天使の涙 (エンジェルダスト)」観てきました。

　9月26日、ダンナと二人で観に行ってきました。公開3週目でしたが、地方のスクリーンにしては客席が埋まっていて、さすがの安定人気。

　相変わらずの前半ギャグメイン後半から終盤のシリアスメインの切り替えやギャグの入るタイミングなど、前作劇場版同様良くも悪くもTVシリーズの定番をきっちり守ったストーリー展開。長く観てきたファン向けの姿勢は変わらずの安心感がは地よかったです。

　スケジュールの関係で日本語字幕版を観ましたが、字幕にのる文字数が少なく、説明セリフがほとんど無いことに気づきました。昨今の漫画やアニメはとかくセリフ＆文字数が多いのに比べ、原作の北条司先生の作風なのか、長セリフを用いないんですね。そういえば、リョウの過去にしろキャラの事情を根ほり葉ほりしていません。触れて欲しくないものには触れないこの作品独特の優しさがあって良いと思います。

　ただ、気になる点が二つ。

　・キャストの演技がどうしても気になる…オリジナルキャストを維持して欲しい気持ちと声が年取ってるなぁと悲しくなる気持ちが半々で(泣)。ゲストの沢城さん、智一君、昴君の声に張りが感じられるので余計にきついです。

　・コラボキャラが気になる…キャッツアイはどうしても出さねばならないのか、と疑問が(しかもこちらも声がちょっと…)。そしてルパン三世は正直いらない。

　次回作も作るつもり満々な終わり方、公開は何年後になるかなぁ。